• HOME
  • 門真民報
  • 議会活動
  • 政策・提言
  • 新着情報
  • お知らせ
  • こんにちは。門真市会議員団です。

    2496(2024年3月3日号)

    [2024.3.1] -[門真民報]

    開発と大阪・関西万博に前のめり
    感じられない市民の暮らしに寄り添う姿勢

    第1回定例会(3月議会)で宮本市長が施政方針説明

    門真市議会第1回定例会(3月議会)本会議が2月26日開かれ、3月21日までの会期で始まりました。
     まず市理事者から、提出議案の説明が行われ、各常任委員会に審査を付託することが決定されました。
     本会議即決となった「手数料条例の一部改正」については、豊北ゆう子議員が反対の立場で討論に立ちました。
     条例改正の主な内容は、新たに始まる戸籍電子証明書提供用識別符号の交付、交付に係る手数料を定めるものですが、戸籍情報へのアクセスで更なる情報漏えいのリスクが高まること、戸籍電子証明書提供用識別符号等の発行手数料では、マイナポータル利用では0円とするなど、マイナンバーカードへの誘導だとして厳しく指摘しましたが、採決の結果、賛成多数で可決されました。

    市独自で万博への2回目の無料招待?
    厳しく問われる税金支出の在り方!

     続いて、宮本一考市長が、令和6年度の市政運営の基本的な姿勢や施策等について説明する「施政方針説明」が行われました。
     物価高対策では、小中学校の給食費無償化による保護者の負担軽減は評価できますが、国の経済対策を進めるものとなっています。
     開催まで1年となった大阪・関西万博については、門真市独自の取組として4歳から17歳までの子どもを無料招待するとしました。税金を支出し、大阪府の無料招待のうえに市独自に招待する必要があるのかどうか、厳しく問われます。
     「公立園の最適化」では、上野口保育園と大和田幼稚園を統合し令和8年度に認定こども園を開設しようとしていますが、未就学児の動向を見極め、公立園の整備が強く求められます。
     教育分野では、令和8年開校予定で進められる(仮称)水桜学園のカリキュラムを「学校法人軽井沢風越学園」との連携を図るとしていますが、私立の義務教育学校でない学園とどのように連携するのか疑問です。
     また、四宮小学校と北巣本小学校の統合の基本設計に着手するとしており、保護者や住民合意の学校づくりが求められます。
     さらに「第5次門真市学校適正配置審議会」で再編も含めた学校配置の議論を進めるとしていますが、慎重な議論が必要です。
     国民健康保険料の府下統一、くすのき広域連合を解散し、市独自の介護保険事業が始まりますが、サービス後退や負担の増大でなく、市民に寄り添う施策が求められます。
     まちづくりでは、各地で進められる事業が無駄遣いでなく、住民合意ですすめられなければならず、チェックが必要です。
     そして、施政方針説明の最後に、「引き続き市政を担わせていただきたい」と、7月の門真市長選挙へ出馬することを表明しました。
     多額の利益を得ている政治資金パーティーを巡る問題の説明が求められます。
     代表質問は、党議員団を代表し福田英彦議員が質問に立ちます。(7日午前中を予定)ぜひ傍聴にお越しください。

    福田英彦議員の代表質問・発言通告

    2024年度(令和6年度) 当初予算総括表

     

    環境整備と災害対策強化など切実な声
    次期門真市障がい者児福祉計画(案)答申

    第4回門真市障がい者地域協議会 豊北ゆう子議員が傍聴

    第4回門真市障がい者地域協議会が2月19日開催され、豊北ゆう子議員が傍聴しました。
     協議会では、24年度~26年度の計画となる「門真市第7期障がい福祉計画・第3期障がい児福祉計画」の策定に向けた会議が昨年から計4回開かれ、門真民報でも協議内容を取り上げてきました。
     19日の協議会では、計画(案)に対するパブリックコメントの結果報告、最終案の確認がおこなわれた後、本計画案が岡田進一協議会会長から宮本一孝市長に答申されました。

    パブコメ、親なき後の環境整備の声多数 
     1月に行われたパブリックコメントの結果報告では、14名20件の意見が寄せられました。
     意見は、医療的ケア児の当事者から、親なき後の環境整備としてもショートステイやグループホームの設置や拡充を求める内容が多く、また計画案の策定前に当事者の意見を事前に聞く機会を作ってほしい等、当事者の切実な声が寄せられていました。能登半島地震直後でもあり、災害時の一時避難所などの対策・計画策定を求める意見も多数でした。

    当事者の話を市民の人にも聴いてほしい
    会議では、障がい理解の啓発イベントとして行われた23年12月8日の「障がい者週間キャンペーン」の取り組みの報告もありましたが、障がい当事者の委員からは、「当日は関係者ばかりの集まりでがっかりした。」「もっと一般の市民の人にも当事者からの話を聴いてほしかった」と訴える発言がありました。この日は別の場所でも障がいについての学習会が行われていたので、日程を調整できなかったのか、今後の改善が求められます。今回の計画には、医療的ケア児者当事者の思いも盛り込まれました。今後、具体的な施策が求められています

    相談しやすい窓口に

    くらしの相談窓口」オープン

    「くらしの相談窓口」が26日古川橋イオン3階にオープンしました。
     これまで、別々の場所で行われてきた消費生活センター、女性サポートステーション「WESS」、法律相談が一つの場所で行われることになります。
     開設日時は月曜日から金曜日、第2・第4土曜日、午前9時~午後5時30分(祝日・年末年始を除く)です。
     豊北議員が22日に開かれた内覧会に参加しましたが、まだ机や椅子など設置されていませんでした。窓口も相談室(3室)も明るいイメージです。これまでの相談事業内容が維持、拡充されることが求められます。