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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2479(2023年10月22日号)

    [2023.10.20] -[門真民報]

    ずさんな財政運営、まちづくりの無駄遣いチェックし、具体的提案

    決算特別委員会 福田英彦議員

    2022度(令和4年度)1年間の税金や補助金の使い方、施策の効果などを審査する「決算特別委員会」の1日目が10日開かれ、日本共産党議員団から福田英彦議員が出席し、ずさんな財政運営やまちづくりの無駄遣いについてただしました。

    商業広告」記事掲載の広報かどま
    卑劣な職員懲戒処分は認められない

    企画財政・総務関係で福田議員は、昨年9月の「広報かどま」の1・2面を使い、松生町の大型商業施設の広告とも言える記事を掲載した経緯についてただすとともに、問題提起などなかったのかただしました。
     答弁では、「問題提起があったとの認識はない」との答弁で、「議論がなかったこと自身が深刻な問題だ」と述べたうえで、広報掲載規定にもない内容が掲載されたことを厳しく指摘しました。
     公共施設等マネジメント戦略会議での検討状況についてただし、
     法令で勤務中に認められていない組合活動を行ったとして、労働組合役員だった職員に対する懲戒処分に対する審査請求、口頭審理に至る経緯についてただしたうえで、市民からの通報に基づき本人に確認や協議等を行うことなく、その状態を放置し、離席時間を所属長に「監視」させるという「懲戒処分ありき」の卑劣な行為を厳しく糾弾しました。
     公共施設等マネジメント戦略会議での検討状では、門真住宅建替に伴う余剰地活用で、建物付売却から建物は市が行うように見直した経過について答弁があり、「共産党の指摘によって国から20億円余の撤去に係る補助金を受けることができ、北島地区との一体的なまちづくりが可能となった」ことを改めて指摘しました。
     この他、コロナや物価高騰に関する交付金、ふるさと納税、国主導のシステムの標準化等についてただしました。

    事業目的なく16億円で銀行跡地買収
    住民説明会開かず道路拡幅は問題

    まちづくり関係では、大和田駅南側の銀行跡地を16億円で買収した経過についてただし、事業の位置づけもされず、交通事業者との協議もなく、予算を議決した翌月の4月には契約を行ったことについて厳しく批判するとともに、民間事業者どうしの取引では、土地代から建物の撤去費を差し引いて売買されるものを「損失補償」との名目で、建物の撤去費と建物補償費を支払ったことについては過剰な補償で、市民には到底納得できるものでないことを厳しくただしましたが、損失補償基準を読み上げ、「使用の有無にかかわらず補償している」との答弁に終始しました。
     総合交通戦略策定にあたり議論された内容についてただしました。
     答弁では、市内路線バスの乗降客数の減少、減便や廃止が検討される中、デマンド型などニーズに応じた公共交通手段の導入について協議されたとしました。
     現時点での議論はそうだが、市南東部のまちづくりの進展や市役所までのルートを確保してほしいとの市民ニーズや議会での議論を踏まえモノレール新駅設置を待つことなく検証することを求めました。
     パークイノベーション計画については、策定経過についてただすとともに、地域からの要望がないにもかかわらず、浜町幼稚園跡地への公園整備について盛り込まれた点についてただし、公園を偏在することなく整備することが大事だと指摘しました。
     小路町、元町を南北に通る市道の拡幅事業については、一方通行から対面通行にする事業であるにも関わらず、住民説明会が開かれていない問題について厳しく指摘しました。
     この他、古川橋駅北側の旧第一中学校跡地のまちづくり、北島地区の区画整理、門真プラザ再整備等についてただしました。

    市独自の35人学級の充実を
    小中の入学準備金は3月支給を

    教育では、35人学級について国の基準、大阪府の加配、北河内での市独自の実施状況についてただし、国が35人学級を段階的に広げる中で、「働き方改革」という視点でも寝屋川市や交野市のように、市独自の35人学級を進めることを求めました。
     就学援助事業の新入学児童生徒学用品費「入学準備金」については、府下で門真市以外は3月に支給されているにもかかわらず、門真市は9月に支給するという現状を示し、システムの標準化を待つことなく3月支給とすることを強く求めました。
     この他、四中校区の義務教育学校の基本設計、特別支援教育、小中学校の計画的な施設改修、教職員の働き方改革の取り組み状況等についてただしました。
     今後も児童生徒の健やかな成長の場となるよう求めていきます。

     

    国保料引き上げないで!水道料金軽減を

     門真東部後援会で 市政報告会 豊北ゆう子議員

    15日、門真東部後援会が市政報告会を開き豊北ゆう子議員が9月議会の報告を行いました。
     第四中学校区義務教育学校整備費116億円の問題点はじめ、介護保険事業では来年度から本市単独で実施するための条例制定。「医療的ケアが必要な肢体不自由児者への児者の為の施設設立、その他要望に関する請願」が全会一致で採択されたことなど報告しました。

     萱島駅西口にエレベーター設置早期に!参加者笑顔に

    一般質問で萱島駅西口のエレベーター設置を求めたことについて、寝屋川市の「かやしまリノベーションプロジェクト」の計画にも触れ、門真市も都市計画道路「萱島線」の拡幅など寝屋川市と協議しすすめる中で西口へのエレベーター設置については、引き続き京阪電鉄(株)に対し早期整備に向け要望していくとの答弁を紹介すると参加者の表情がほころびました。豊北議員は、早期設置の実現に頑張ると語りました。

     府下統一国保で

    引きあがる国保料

    国保については、来年度から府下統一国保料になり、全国で高額保険料50番目以内に府内の多くの自治体が入っていること、本市は25番目であること、前年度繰越金は保険料の引き下げには使えないなど、維新府政の下で行われる府下統一国保が暮らしを圧迫していること、国が保険料を引き下げること、保険料を引き下げるための本市の施策が求められていると述べました。
     また、都市計画道路「寝屋川大東線」の拡幅についての進捗状況や南東部まちづくりについても報告しました。

     補正PayPayの手数料支援・水道料金を軽減して

    予算の「かどまを満喫・カドマツーリズムde商業振興事業」については、飲食店を営んでいる方からPayPayは手数料がかかるので、そこも支援してほしいとの要望が出されました。また、他市で実施しているプレミアム商品券を実施してほしいとの意見にも賛同する声が多数出されました。

     大阪市は10月から3か月間水道料金を軽減するが門真はしないのか?軽減してもらったら助かるのになどの意見が出されるなど、物価高騰から市民の暮らしを支援する市の施策が求められています

     

    市税収入の推移(平成25年~令和4年)

      令和4年度決算附属書類」から