[2023.10.18] -[門真民報]
門真市駅前再開発、庁舎エリア整備に伴う都市計画決定等について審議
23年度門真市都市計画審議会 福田英彦議員
23年度第1回門真市都市計画審議会が3日開催され、福田英彦議員が出席しました。
審議会に審査が付議された案件は、①生産緑地地区の変更、②用途地域の変更、③第1種市街地再開発事業の決定、④防火地域及び準防火地域の変更、⑤地区計画の決定、⑥都市計画道路の変更の6案件で、いずれも審議・採決の結果、すべて全会一致で決定しました。
再開発事業の推進は区分所有者への説明理解と納得で!
門真市駅前の再開発に伴う案件が多数あったことから福田議員は、再開発事業のこれまでの経過について質問したうえで、再開発事業は成功例や失敗例があることから、区分所有者の方々に、制度の内容等についてしっかり説明し、理解してもらうこと。民間(事業協力者)任せにせず、門真市として関与していくことを求め「技術協力者」ということで関与していくとのことでした。
また、地区計画によって建蔽率を減らし、容積率を増やすことについても狙いについて説明を求め、「技術的助言」ということで支援していくとのことでした。
駅前のまちづくりにかかわって福田議員は、門真市内のほとんどの駅前にパチンコ店があることから、「まちの顔」としての駅ではパチンコ店を規制するよう「地区計画」を活用することについて求めましたが、地区計画は住民の意見を聞きながら進めることから、方向性について答えることは控えました。
中町地区の「庁舎エリア」にかかわって、用途地域を「第二種住居地域」から「近隣商業地域」への変更については、「商業施設」整備を「庁舎エリア基本構想」に盛り込んでいると説明しましたが、用途変更することだけが明記されているだけでした。この問題は、今後も注視します。
学識経験を有する委員からは、市内の各地でまちづくりがすすめられていることについて意見が出されました。
今後もまちづくりを注視し、審議会で意見を述べていきます。
府・市政懇談会 豊北ゆう子議員(南部後援会)
南部後援会が、8日府・市政懇談会を開き、雨の降る中、約 30人が参加しました。
はじめに、亀井あつし前議員があいさつし、大阪府政では物価高騰から市民の暮らしを守る施策は何一つせず、万博関連費は大きく上振れし、IR関連も含めインフラ整備も入れると1兆円を超えるものと維新府政を批判、府民の税金を暮らしのためにと頑張る日本共産党を躍進させてほしいと述べました。
豊北ゆう子議員は、9月議会について報告しました。
まずはじめに、(仮称)門真市立第4中学校区義務教育学校整備費について、あまりにも高額すぎる問題点について質疑した結果、納得できる理由がなく税金の使い方としてふさわしくないことから、議員団として反対したこと。来年度から本市単独で行う介護保険事業に係る条例制定等、出された議案や一般質問で取り上げた内容(①困難女性支援法施行に基づく施策の具体化、②萱島駅西口にエレベーター設置を)について報告しました。また、今議会に出された「医療的ケアが必要な肢体不自由児者の為の施設設立その他要望に関する請願」が全会一致で採択されたことを報告し、今後の施策充実が求められていると述べました。そのほか、南東部まちづくりについての進捗状況、9月から実施されている門真南ルートワゴン型バスの実情についても説明しました。
ワゴン型バス、 使いにくい
改善を求める声、多数
報告の後、参加者からの質疑応答では、実証実験中の「門真南ルートワゴン型バス」への質問や要望が相次ぎました。
「車に乗るときのステップが高くて足をあげるのが大変」、「通院で利用するが、行き帰りの時間が合わずタクシーで帰らないといけない」、「市役所までのバスがないと、古川橋駅から杖をついて市役所まで歩くのは大変」、「バスのシールの2、3歩離れたところに立っていたら止まらず行ってしまった」等要望が次々出され、早期改善が求められます。