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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2462(2023年6月18日号)

    [2023.6.16] -[門真民報]

    小中学校の給食費無償化は恒久的に

    暮らし応援の施策実現に全力!

                       第2回定例会(6月議会)はじまる

     第2回定例会本会議が13日開かれ、30日までの18日間の会期が始まりました。

     会議では、26件の案件について説明があり、議決不要の報告案件が3件、人事案件11件については即決で全会一致で議決され、他の12件については関係の各常任委員会に審査が付託されました。
     党議員団は、審査が付託されている案件で文教こども常任委員会に所属していないことから、2件について本会議で質疑しました。

    無償化の恒久化、財源確保、条例化の考えは


     小中学校の給食費無償化を2学期から実施する補正予算(約1億8千万円)について豊北ゆう子議員は、給食費無償化が今年度限りでなく、恒久的制度として実施しようとしているのか、また財源確保の考え、制度の条例化の考えと合わせて質疑しました。
     答弁では、「令和4年度決算状況に基づく中期的な財政収支見通し、国の動向を踏まえ8月の第2回総合教育会議で一定の道筋が示される」との認識を示し、「恒久的な財源については、歳入確保及び歳出の抑制を進めさまざまな事業の実施を見据える中で財源確保に努める」、「条例化の考えについては、学校給食費は学校が保護者から徴収する私会計となっており、教職員の負担軽減から徴収管理を教育委員会で行う公会計化に向け検討しており、あわせて学校給食費の徴収管理に関する条例等についても検討する」と述べました。


     福田英彦議員は、砂子小学校と脇田小学校の統合校名を新しい義務教育学校名の「水桜」とし、「水桜小学校」とすることについて、義務教育学校名がまだ提案もされていないことについて問題提起する質疑を行いました。

    高い介護・国保料の引下げを!
    各地のまちづくりで財政は大丈夫

    市議選後初めての議員団・市政報告懇談会

    日本共産党門真市議会議員団は、13日開会の第2回定例会(6月議会)を前に、4月の市議選後初めての市政報告懇談会を開催しました。


     まず福田英彦議員が、二学期からの給食費無償化やくすのき広域連合解散後の介護保険事業、国保の府下統一問題、各地ですすめられているまちづくりの状況や課題について報告しました。
     また、第2回定例会(6月議会)に提出予定の議案の特徴などについても報告しました。


     豊北ゆう子議員は、所属する民生水道常任委員会で審査予定の案件の概要について説明し、本会議初日には、2学期からの給食費無償化に関し質疑する予定であると述べました。

    制度や施策の充実、まちづくり問題など、意見・要望次々と
     以上の報告に対し、参加者からは、学校給食費の無償化は恒久的な制度となるのか、介護保険制度の減免制度は引き継がれるのか、今後の府営住宅の門真市への移管のスケジュール、コミュニティバスの代替措置が市役所までではない問題点、松生町の大型商業施設とともに建設予定のマンションや古川橋駅北側の600戸を超えるタワーマンションの建設で保育所が足らなくなるのではとの意見や質問が出されました。
     また、古川橋駅北側の開発での防災機能について、各地の開発で道路の安全確保のための工事が減らされていないのか、制度や施策を充実するための議員団の考え方について質問が出され、それぞれについて回答しました。
     出された意見・要望は、第2回定例会はじめ今後の議会に活かしていきます。

    公園にトイレを設置してほしい、もっと
    安全できれいなまちに、など切実な要望

                        総会と府・市政懇談会  南部後援会

    11日、日本共産党門真南部後援会が、総会と府・市政懇談会を開きました。
     はじめに中嶋定幸後援会長が、一斉地方選挙の結果報告と併せて、後援会のみなさんへの感謝を述べるとともに、今後も力を合せ暮らしを守り安心安全な町をつくるために頑張っていきましょうとあいさつしました。
     一部の総会では活動報告や会計報告、次期役員も選出されました。

    豊北議員、6月議会について説明


     二部では、豊北ゆう子議員と亀井あつし前議員の市政・府政の報告と懇談会が行われました。豊北議員は、当選後すぐに議員団として市長に「コロナと物価高騰対策の申し入れ」を行なったことや、学校給食無償化など6月議会に出される議案の説明や問題点など報告しました。

    亀井前議員、府議会を傍聴して


     亀井前議員は、「門真市営住宅建替問題研究会提言」について説明するとともに、余剰地は産業系ではなく住宅系として、新たなバス路線を設定すべき、門真の原風景を保存すること等、市民の声がいかされるまちづくりを求めていきたいと話しました。また、大阪府議会を傍聴し、日本共産党の宝の議席の値打ちを訴えました。
     報告の後、新しい公園にトイレが無い、東小の卒業生はどこの中学校に行くのか、汚い公園が多い、街をもっと安全できれいにしてほしい、子どもたちの学力を向上させてほしいなど切実な要望が出されました。

    共生の未来あきらめぬ
    改悪入管法成立 共産党は反対

    参院本会議で日本共産党の仁比聡平議員が反対討論

    日本に暮らす外国人の人権を無視し、命を危険にさらす改悪入管法が9日の参院本会議で、自民、公明、維新、国民などの賛成多数で可決・成立しました。 日本共産党、立憲民主、れいわ、沖縄の風などは反対しました。 日本共産党の仁比聡平議員は反対討論で、法改悪によって迫害の恐れのある母国への強制送還におびえる外国人たちがいるとして「若い世代を先頭に語られた『つないだ手を絶対に離さない』という強い決意をともにし、これからも頑張りぬく。入管法改悪は断固廃案とすべきだ」と力を込めました。
     国会前には雨のなか多くの市民が集まり「入管法改悪反対」「野党対案が私たちの望む未来の姿だと、あきらめずに言っていこう」などと声をあげました。 反対討論で仁比氏は、「審議すればするほど、立法事実の根幹にかかわる大問題が噴出し続けてきたのは、政府案そのものが根深い人権侵害の構造にあるからにほかならない」と指摘しました。
     野党は難民認定を独立した難民保護委員会で行うなど、国際人権法と憲法にかなった対案を提出したとして、「野党対案こそ希望の道だ」と主張。入管行政の源流には、戦前の植民地支配、戦後の在日朝鮮人の排斥の歴史があるとして「差別と排斥の歴史を終わらせ、保護と共生へ」と呼びかけました。
     本会議場には、名古屋入管で亡くなったウィシュマ・サンダマリさんの遺影を抱えた妹のワヨミさん、ポールニマさんの姿がありました。採決後、ワヨミさんは記者団に、大阪入管の常勤医師の酩酊(めいてい)問題などが明らかになったのに採決されたとして「人の命を無視した政府の姿勢が表われている」と批判。「強行採決をとても遺憾に思う。政府、入管が人の命を守る責任をとることを求め続ける」と語りました。(しんぶん赤旗6月10日付)