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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1799(2009年10月8日号)

    [2009.11.6] -[門真民報]

    民営化による非正規雇用の拡大、市民サービス後退は、大問題!-決算特別委員会で吉松正憲議員

     決算特別委員会は26日開かれ2008年度決算のうち、水道関係及び総括的な審査が行われ、日本共産党から吉松正憲議員が出席しました。

    【総括質疑】

     総括質疑で、同議員は、①10月16日付新聞各紙の「60%高利でヤミ金、生活保護者ら70人被害、サラ金被害者の会が告発」との記事を示し、門真の生活保護受給者が被害にあったとし、市として、どのように把握していたのかただしました。
     そして、最後の生活のよりどころである生活保護を食い物にする事例を許さず、合わせて、生活困窮者をねらって宿泊所に定住させ、生活保護を申請し、保護費の大部分をピンはねする事件も発生しているとして、厳正な対処を求めました。
     次に、②学校給食調理業務の民間委託について、「民間委託による問題は何ら生じていない」との答弁を引き、しかし大和田小学校では正社員が3人も異動しているがなぜなのか、このこと自体が問題ではないのか、保護者等で構成する4者懇で報告しているのかと市の見解をただしました。
     これに対し、「委託業者の従業員配置は、教育委員会が関与・指示する立場にない」と強弁、しかし、正社員の移動について「4者懇で報告していない」ことが明らかになりました。
     同議員は、重ねて「何ら問題がないと言い切る前に、真摯に、問題点がないのか総括して、対処すべきだったと厳しく指摘しました。
     次に、③小中学校の統廃合を内容とする学校適正配置審議会答申と教育委員会の実施方針について、「1中学2小学校での小中一貫教育の先進例が寝屋川市」と答弁していることをあげ、具体的にどんな効果があったのか、なぜ1中学2小学校でなければならないのか見解をただしました。
     しかし、これらの質問への的確な答弁は何らありませんでした。
     同議員は、10月24日の自治会主催の説明会について質問。
     教育委員会がどんな説明を行い、参加者からどんな意見が出され、どんな答えをしたのかただしましたが、いろんな意見が出されたとするのみの答弁でしかなかったため、同議員は「1中学2小学校にこだわらず対処すべき」との説明会での意見を示し、あらためて、抜本的な見直しを強く要求しました。

    採決にあたっての反対討論

     決算認定の採決にあたって、反対の立場から討論。(1)一定の財政の収支改善があったがその裏に、長寿祝い金の廃止、各種施設使用料・利用料の値上げによる市民サービスの後退や市民負担増があったこと。アルバイトなど臨時職員・民間委託・派遣労働者の活用等非正規雇用を多用していること。(2)新しい政権のもとで制度の抜本的な改善を求めるとともに、無保険の子への保険証は無条件に郵送すること。緊急援護資金の実績が激減していることを改善すること。公民協働とは名ばかりで、ごみ減量・リサイクル啓発事業が後退していること。(3)密集事業で、住民へのていねいな説明がないまま、「公共事業だから従え」式の実態があること。(4)就学援助費が削減されていること。学校給食の民間委託、小中学校統廃合での重大な問題をあげ、市の姿勢をきびしく批判しました。

    業務の「偽装請負」、府営水道統合問題について質問

     水道関係では、水道局で数多くの民間委託が行われているが、違法行為である偽装請負が、きちんとチェックされているのか、実態としてもないのかただしました。
     これに対し、「担当者を決めてチェックしており、偽装請負はない」との答弁がありました。
     また、他の委員からの府営水道への統合か大阪市営水道への統合かが、取りざたされていることについて、「本年10月28日に府市統合説明会が行われる予定である。」との答弁がありました。
     これに対し、吉松正憲議員は、水道事業の統合についての府市協議への本市の対応について、大阪府は市町村に安定的に水を供給する責任があり、特に、緊急時等の対応でも、おおきな責任があることをキチンとおさえること。また、大阪府営水道協議会のアンケートへの市町村の回答でも、府営水道の用水供給単価が大阪市以外は非常に割高であり、引き下げてほしいという声が出されており、この点もしっかり押さえて対応するよう求めました。

     

     

    小学校統廃合計画の抜本見直しを!-「1中学2小学校ではなく柔軟に」自治会主催・四宮小学校で説明会で

     24日(土)午後、四宮小学校体育館において「四宮小学校廃校についての説明会」が行われ、地域住民150名が参加しました。

    住民から相次いで道理ある声が

     教育委員会の説明に対して、参加者から質問や意見が多数だされました。以下、参加された方の意見の一部を紹介します。
    ・ここが(四宮小学校)無くなったら、避難所はどうなるのか?
    ・なぜ地域の真ん中にある四宮小を廃校にして、寝屋川や大東に隣接している学校へ行くのか?
    ・(島頭1丁目からは)東小に1・5倍の通学時間もかかる。
    ・答申を出す前に住民説明会を開いて、統廃合の問題がありますと広く意見を聞いてから進めるべきだ。
    ・1中2小にできる地域とできない地域があるのでは?
    ・ここは幹線道路に囲まれていて、統合することは、安全性を考えると絶対無理。
    ・現状維持でやっていく、という方向にはならないのか?逆に、北巣本小が無くなり、四宮小が残る、となれば、163号線を北巣本の子らが渡らなければならない。
    ・学校というエリアではたくさんの人々がつながっている。1中3小でいいのではないか?そうすればすべての問題が解決する。

    日本共産党は抜本的見直しに頑張ります

     日本共産党は、四宮小学校廃校は、保護者の意見にもあるように、余りにも問題が多く、抜本的な見直しをすべきと考えます。

     

    「車イスが車道側に流れていく」-バリアフリー・安全対策について現地で改善求める

     先日、亀井あつし議員のもとに、お母さんを毎日通院させている家族の方から、「歩道が車道側に傾いている箇所があり、車イスが車道側に流れるため、いつも危ない思いをしている、ぜひ改善して欲しい」と相談が寄せられました。
     亀井議員は、市道路課に対して、相談者と一緒に現地での立会いをすることについて求めました。
     同課は、快く申し入れを受け止めて10月29日、現地立会いが行われました。
     そして、実際に職員が車イスの乗り、相談者が車イスを押しました。
     その中で、敷地からの出入口部分の歩道と車道の関係で勾配が急な箇所などが具体的に明らかになりました。
     担当課職員は、「歩道部分を削るなど勾配を出来る範囲でなだらかにし、車イスを押す方の負担を軽くするように努力したい」と話していました。

    車椅子歩道.JPG

    市民プラザ前歩道の球形車止めの改善

     亀井議員は、市民プラザ出入口歩道にある、球形の車止めに衝突する市民が後を立たない問題についても、道路課に改善を求めています。

    市民プラザ車止め.JPG