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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2460(2023年6月4日号)

    [2023.6.2] -[門真民報]

    二学期から小中学校給食費無償化
    コミュニティバス代替の実証実験

    第2回定例会の提出予定議案が庁議で決定

    6月13日から開会予定の第2回定例会(6月議会)に提出予定の議案が5月26日開催の庁議で決定されました。主なものを紹介します。

    市民が議会を動かし、門真市が決断した学校給食費無償化

      令和5年度(2023年度)補正予算では、国の交付金を活用し、小中学校の給食費無償化を今年度の二学期から実施するために、1億8127万円が計上されています。
     これは、4月21日開催の門真市総合教育会議において方針が決定され予算の裏付けとして計上されたものです。
     学校給食費の無償化の実施は、2015年12月議会で、豊北ゆう子議員が保護者負担軽減の一つとして学校給食費の無償化を取りあげて以降、党議員団として繰り返し求めてきました。
     また、門真市議会としても、2020年4月に、コロナ対策として2020年度の小中学校給食費の無償化を求め、2022年6月議会では、「国の負担による学校給食費の無償化を求める意見書」が全会一致で採択されています。
     一騎打ちとなった2020年7月の門真市長選挙では、両候補者が給食費の無償化を公約として掲げました。
     また、2022年3月議会では、市民から4131人の署名を添えた請願が提出され、残念ながら日本共産党以外の会派・議員の反対で否決されましたが、議会と行政を大きく動かし、今回の提案につながりました。
     来年度以降も持続可能な制度とするための財源確保策が求められます。
     この他、物価高騰対策では、障害福祉事業所等、介護保険事業所等、保育所等、医科・歯科・薬局に対する支援事業として総額約5600万円が計上されています。

    3月末に廃止されたコミュニティバスの代替となるのか

     3月末に廃止されたコミュニティバスについては、3月議会で、市民の利便性を確保するための代替措置について議論され、「門真市民プラザ、門真団地、門真南駅を結ぶルートの8月から9月頃の運行開始する」との門真市の考えが示されていました。
     今回の補正予算では、「激変緩和及び持続可能な輸送のあり方」について検討を進めるために、門真南駅、門真団地、市民プラザなど13か所にバス停を設置し運行する路線バスの社会実験「門真南ルート運行事業」として、1011万9千円が計上されています。
     今年度の運賃は無料とし、大阪モノレール延伸部分の開業(2029年目標)も見据えた長期間の検討が予定されています。
     南部地域から市役所までの交通手段を確保するためにも、関係事業者との協議をモノレール延伸部の開業を待つことなく、早急に進めるとともに、魅力ある門真市南部地域のまちづくりをすすめることが求められています。


    3月末に廃止されたコミュニティバス

    2024年度と2025年度は砂子小学校と脇田小学校が一緒になり「水桜小学校」に

     2026年度に開校予定で進められている義務教育学校(砂子小学校、脇田小学校、第4中学校と統合し小中一貫校に)の整備では、先ず脇田小学校を解体する必要があることから、今年の秋から半年間は脇田小学校が砂子小学校の敷地に移転し、2024年度と2025年度の2年間については、両小学校を統合する計画ですすめられています。
     その小学校の名称を「水桜(すいおう)小学校」とする学校設置条例の一部改正が提案予定となっています。
     これは、2026年度の義務教育学校開校までの2か年の統合小学校の名称は、義務教育学校の名称とすることが学校設立準備会での議論を経て教育委員会会議で決められたことから、義務教育学校の名称が「水桜学園」に決定したことに伴い、「水桜小学校」とするものです。
     この他、脇田小学校等の撤去工事請負契約の締結、「門真市ものづくり産業振興懇話会」設置に伴う附属機関に関する条例の一部改正、門真市税条例の一部改正、印鑑条例の一部改正、所管が厚生労働大臣から内閣総理大臣へと変更することに伴う子育て施設等の運営基準を定める条例の一部改正、移転に伴う公益支援センター及び消費生活センターの関係条例の一部改正などとなっています。

     

    北小跡地は、門真市がまちづくりの考えを持ち、住民参加と合意で

    旧北小学校跡地で「キタショウフェスティバル」開催

      旧北小学校跡地で5月28日、「キタショウフェスティバル」(旧門真市立北小学校跡地活用実験)が開かれ、多くの市民で賑わいました。
     「キタショウフェスティバル」は、2011年4月の門真みらい小学校の開校とともに廃校となった旧門真市立北小学校跡地の活用を、参加者みんなで考える「旧門真市立北小学校跡地 未来づくりワークショップ」の取り組みの一つで、昨年11月に続いて「プログラム内容やプログラム数をパワーアップ」して実施されました。
     フェスティバルでは、ステージでの歌や演奏。体験プログラムでは、手のひらサイズのドローン操縦、射的や防災AR体験、ドッグランなど、様々な体験。物販プログラムでは、模擬店や野菜・果物の主張販売、リサイクルグッズの体験販売人気店の出張販売なども人気でした。
     この「キタショウフェスティバル」には、福田英彦議員も参加し、地域のみなさんと交流し、北小学校跡地の活用方法などについてのご意見や要望もいただきました。
     今後は、旧北小学校跡地の未来の姿「ビッグビジョン」の策定に向け、引き続きワークショップが行われることとなっています。
     これらの取り組もあり、まちづくりの機運も高まりつつあります。 北小学校跡地と周辺のまちづくりは、門真市がまちづくりの考えをしっかり持ちつつ、住民参加・合意ですすめることが求められています。
     党議員団も地域のみなさんの声を議会に届けていきます。

     

    美しい作品と熱演に元気もらう

    ルミエールホールで文展、芸能発表会

     27日・28日、ルミエールホールで門真市文化協会主催の「文展」が、開かれ、福田英彦議員、豊北ゆう子議員が鑑賞しました。
     小ホールでは芸能発表会が行われ、民踊、新舞踊、民謡、琴、吟詩舞、フラダンス、銭太鼓などが披露されていました。
     会場は立ち見の方が出るほどの熱気で大盛況でした。
     2階展示ホールでは、絵画、木目込、組紐、パッチワークなどの美しい作品がたくさん展示されていて、訪れた人たちが静かに鑑賞されていました。 
     豊北議員は、「文化作品は作られた方の思いが伝わってきて、感心したりワクワクしたり癒されたりしながら鑑賞させて頂きました。 芸能発表会は、出演者・団体の演目が70近くあり、しっとりとまた元気よく、演じられており元気をもらいました。」と感想を話していました。
     これからも門真市が文化あふれる街に発展する様、施策の充実に党議員団もがんばります。