[2023.3.17] -[門真民報]
4月の門真市会議員選挙に向け
市民の暮らしを守る防波堤
福田英彦・豊北ゆう子事務所開き
【福田英彦議員】
「議員の仕事は『身を切る改革』ではありません。門真市の20億円の大損をストップさせた私を市議会へ」と力を込めました。
【豊北ゆう子前議員議員】
「自治体の役割は市民の暮らしを支えること。まちづくりは市民の声が活かされる門真に向け頑張る」と決意を込めて訴えました。
快晴に恵まれた12日午前中、大阪府議会議員選挙、門真市議会議員選挙に向け、福田英彦市会議員、豊北ゆう子前市会議員の事務所開きが行われました。
福田英彦事務所開きで、後援会の田中耕三会長は、「6期24年務めた前任者のバトンを引き継ぎ6期24年、48年間地域のために頑張ってきた日本共産党の議席を何としても守りましょう」と呼びかけました。
亀井あつし府政対策委員長は、「カジノストップ、暮らし守るため府議選で維新に勝利し、その勢いで市議選も勝利したいと訴えました。
「豊北ゆう子」事務所開きでは、朝早くから事務所前にたくさんの人が集まりました。 石原恒夫後援会長は岸田自公政権への審判下す選挙、日本共産党の議席の大切さを訴えました。
医療・介護関係者からは命を大切にする政治をと期待が。「カジノでなく暮らしを応援する大阪府政に」と、亀井府政対策委員長。豊北ゆう子前議員は前回の悔しい結果を挽回し、必ず市政へと挨拶しました。」と決意を込めて訴えました。
たつみコータローさん府民の代表に
亀井あつし・豊北ゆう子合同事務所開き
12日午後、日本共産党門真南部支部と後援会は、統一地方選挙合同事務所を開きました。
たくさんのみなさんが駆け付け、支援者から両人の必勝を願い、花束や千羽鶴が送られました。
国・府・市の悪政と対決
市民の願い受け止め積極的提案
3月議会 代表質問 亀井あつし議員
本会議が7・8日開かれ、宮本市長が行った施政方針説明に対する代表質問が行われました。
8日、日本共産党議員団を代表し、亀井あつし議員が質問に立ちました。
亀井議員は、①市長の政治姿勢(岸田自公政権の「戦争をする国づくり」や維新府市政のカジノ誘致など)、②市民の暮らしを守る施策(物価高騰から市民を守る施策など)、③まちづくり(古川橋駅北側のまちづくりについてなど)④子育て・教育(こども医療費助成の無料化や小・中学校給食費の無償化など)について質問しました。
米国には直接抗議
岸田政権には、市長会通じて
岸田政権が、増税セットによる国民負担増と日本の平和を脅かす敵基地攻撃能力問題について、非核平和都市宣言をしている市として、どのように考えるのか質問しました。
市長は、「安全保障は、国の専管事項。戦争のない平和な社会を築くことを願っている。必要に応じ、市長会等を通じて要望」と答弁しました。
昨年、米国の臨界前核実験には、市長名で抗議文をバイデン大統領に送っているのに、岸田政権には、なぜ必要に応じて市長会を通じて要望なんでしょうか。
人の不幸で成り立つカジノ
市長が「大阪の成長」と主張
施政方針で、維新大阪府・市政の進めるカジノに一切触れず、IRという言葉も使わず、関西万博と言い換え、「新たな価値の創造・未来への投資」と述べているが、カジノを止め、税金は命・生活にこそ使うべき、大阪府にカジノ誘致撤回を求めよと迫りました。
市長は、「大阪府にカジノ誘致撤回を求めることは、大阪の更なる成長に向けた投資であるとの認識から、撤回を求める考えはない」
と答弁しました。さらに、維新府市政一体で、人の不幸で成り立つカジノを推進することが、「大阪の成長」と主張しました。
物価高騰対策 主体性なく
どこまでも国・府を頼り
物価高騰対策として、コロナ対策として実施した水道料金の減免や学校給食費無償化、市内事業者へのガソリン代や事務所への家賃補助などの実施について質問しました。
答弁で、「国や府の動向に注視しつつ、必要に応じて要望並びに施策の検討」と独自施策はなく、どこまでも国府頼みの消極的なものでした。
府に国保引き下げ要望の考えない
国保加入世帯への冷たさ浮彫り
24年度から引き上げられる国保料は、国による公費投入と、府も独自に「均等割り」軽減などを行うべきと主張しました。 府に、府下一律の保険料率押し付けは中止、各市町村が独自の財源投入や保険料設定をすることを府に求めることを要望しましたが、「市独自の財源投入による保険料設定について、府へ要望することは考えていない」と冷たい答弁をしました。
党議員団が20億円の大損食い止めた
門真団地建替え余剰地の今後
門真団地余剰地6・6㌶は、党議員団が問題点を指摘していなければ20億円大損する所でした。経過と見直し理由について質問しました。
答弁で「民間で撤去した場合のスケジュール短縮等のメリットより、市で撤去した方がコスト面等のメリットが大きいことから市が除却と決定した」と説明しました。
また、余剰地活用の今後についての質問に対して、「北島西・北地区と門真住宅余剰地を一体的に捉え、検討を進めたい」と答弁しました。
コミュニティバス 秋を目途に
門真団地と門真南駅間は復活
3月末、コミュニティバスの廃止はあまりにも性急で交通弱者に対して市内各地への移動を可能にすることが必要で、「費用対効果」で決めるべきでないと指摘しました。
市は「議会決議を受け止め、門真市民プラザ、門真団地、大阪メトロ門真南駅を結ぶルートは、8月~9月頃の運行開始を目指している」と答弁しました。
維新府政擁護と
全国の流れに逆行する答弁
静岡県、鳥取県福島県は、所得制限と一部自己負担等があるが18歳まで医療費助成をしている。群馬県は、24年度所得制限を設けず、県と市町村が拡充することを紹介しました。 大阪府に完全無償化を求めてはどうか。同時に、市として小学校卒業迄は無料にする提案をしました。
「大阪府は、一定の役割を果たされている、受益と負担の適正化の観点からも、完全無償化を求める考えはない」と維新府政の擁護と全国の流れに逆行する答弁をしました