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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    2009年6月議会 福田英彦議員の一般質問・答弁

    [2009.6.9] -[議会活動]

    1.保育所民営化について

    (1)現状と問題点について

    (2)市の責任、関与(チェック)について

    2.幸福町・中町まちづくり基本計画について

    (1)庁内体制について

    (2)整備手法と問題点について

    (3)市保有地の売却について

    (4)事業実施に当たっての住民合意について

     

    まず、保育所民営化についてです。
     わずか7園しかない本市の公立保育園が、4園一度にこの4月1日で民営化されました。保護者の皆さんからは、保育内容は継続されるのか、先生がやめて子供たちは大丈夫か、アルバイト、パートの保育士さんの雇用確保は、などの不安の声が寄せられ、4園一度ではなく、せめて1園ずつにしてほしい、市長から直接説明を聞きたい、と3万4000筆を超える請願署名が寄せられましたが、こうした願いが聞き入れられることなく民営化が強行されました。
     とりわけ、門真市で唯一の民営化計画であるにもかかわらず、また保護者が強く求めていたにもかかわらず、市長が一度もみずからの言葉で説明しなかったことについては怒りと失望の声が強く寄せられました。
     こうしたさまざまな不安の中でスタートし、2カ月余りが経過しましたが、給食のアレルギー対応のミスや多くの保育士や看護師がやめるなど深刻な問題となっております。
     まず、本市が把握している現状について、1、保育士などの職員の退職状況、2、把握している事故等の状況、3、従前の保育内容が変更されている状況、4、三者懇談会の開催状況とそこで出された問題点と改善内容など、答弁を求めます。
     次に、市の責任と関与、チェックについてです。
     現在は合同保育が行われ、市の保育士が派遣され、保育内容を含め行政が一定把握できる状況となっていますが、合同保育終了後はそれも不十分となり、保育内容の変更を初めとしたチェックなど市の関与について危惧されます。
     今後、協定書に基づくチェックなど、どのように進めていこうとしているのか、答弁を求めます。

    【答弁】

    福祉推進部長

    福田議員御質問のうち、保育所民営化につきまして私より御答弁申し上げます。
     民営化いたしました四つの保育所におきましては、保護者意見や先進事例を踏まえ、前期合同保育を初めとする引き継ぎなどを十分に行ってきたことから、本年4月1日の開所以来これまでの間、子供たちに特に大きな動揺もなく、円滑に運営が行われているものと認識いたしているところでございます。
     議員御質問の本市が把握しております4月から5月までの状況でございますが、まず保育士などの職員の退職者数は、いずみっこ保育園で保育士1名、まこと小路保育園で看護師1名及び保育士6名が退職いたしておりますものの、保育に支障を来さないよう速やかに職員の補充などが行われておるところでございます。
     なお、きたじま保育園及び柳町園での職員の退職はありません。
     次に、事故等の状況でございますが、通院を要する程度のものといたしまして、きたじま保育園で転倒等によるけがが2件、まこと小路保育園で食物アレルギー対応のミスが1件及び転倒によるけがが1件、異物誤飲の疑いが1件、また柳町園で園児同士の接触によるけがが1件それぞれ発生いたしておりますものの、各園におきまして適切な対応がなされておるところでございます。
     なお、いずみっこ保育園では通院を要する事故等は発生いたしておりません。
     次に、保育内容の変更でございますが、協定書を基本といたしまして、いずれの園におきましても保護者の意見を十分に踏まえながら、よりよい保育を目指すべく柔軟な対応を図られているところでございます。
     次に、今年度の三者懇談会の開催状況でございますが、5月14日にまこと小路保育園におきまして、また翌15日に柳町園におきまして実施いたしております。また、今月の26日にいずみっこ保育園におきまして実施する予定でございます。
     三者懇談会で保護者から出されました主な意見及びその対応についてでありますが、送迎時の園児確認や安全確保の徹底、職員変更等に伴う保護者への周知、合同保育派遣職員との連携強化などについて意見や要望が出され、これを受けて各園とも意見等に沿った形での適切な対応が行われておるところでございます。
     次に、合同保育終了後の協定書に基づく市の関与についてでございますが、10月から3月までの間、子供たちの個々の状況に応じて保育士等が実施する巡回保育により、各園に助言等を行っていくとともに、引き続き保護者の要望等に応じて三者懇談会を開催し、保護者・法人・市の三者で問題点等を確認し合い、改善に努めることといたしております。
     また、随時、協定書の内容が守られているかなどを法人に確認し、必要に応じて指導を行うとともに、保護者の意見を幅広く把握するため、保護者アンケートなども適宜実施してまいりたいと考えておりますので、何とぞよろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。

    【再質問】

    今の答弁に対して再質問を行いたいと思います。
     まず、保育所の民営化についてですが、答弁では、まこと小路保育園で2カ月余りで7人も保育士、また看護師がやめるという異常な事態となっていることが明らかとなりました。職員を補充したからといって、それでいいということではありません。ほかにも、保護者との信頼関係を損なうような問題などあり、少なくない保護者から法人を変えてほしいという声が上がっています。このような状況をどのように受けとめているのか、また今後どのように対応していこうとしているのか、明確な答弁を求めます。

    【答弁】

    福田議員の再質問につきまして私より御答弁申し上げます。
     本市といたしましては、保護者からさまざまな御意見を聞いておりますものの、園児の保育につきましては、この間、先ほども申し上げましたとおり、大過なく実施されてきたものと考えております。
     また、三者懇談会などで出された御意見等につきましては真摯に受けとめ、是正すべき点につきましては、法人に対し指導等を行ってきたところでございます。
     今後におきましても、円滑な保育所運営がなされるよう、現在実施いたしております保護者アンケートの結果も踏まえながら適宜指導等を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。


     

    次に、幸福町・中町まちづくり基本計画についてです。
     本年3月に、幸福町・中町まちづくり基本計画が策定されました。昨年3月に策定された基本構想を基本に、地元の幸福町・垣内町・中町まちづくり協議会での検討等を踏まえ、具体的な事業化に向けた地域全体のまちづくりを進めていくために策定されたもので、6月の広報でも整備イメージが掲載されています。
     土地利用計画の検討については、関係権利者等の意向を踏まえながらとしていますが、民間大規模建てかえ用地、民間活力活用地、公共施設用地など具体的なものとなっています。また、市役所の建てかえを初め、各街区の施設及び規模のイメージは極めて具体的なものとなっています。広報を見た市民からは、まちが活性化すればいいが、どんどん開発され、住民追い出しや一部の開発業者のもうけの計画ではないかとの不安や危惧の声が出されています。
     また、総務水道常任委員会でも議論されましたが、十分な庁内議論もなしに市役所の建てかえの青写真が具体的に書かれており、市民には行革で負担増やサービス切り捨てを押しつけておきながら、箱もの建設を進めていこうとしていることについて疑問や憤りの声も上がっています。
     このような状況のもとで、基本計画に沿った具体化が進められようとしていますが、まずどのような体制で進めようとしているのか、庁内体制について答弁を求めます。
     次に、事業手法と問題点についてです。
     具体的に整備を進めるに当たり、具体的な整備誘導手法、事業手法の検討がされていますが、中心市街地活性化基本計画の認定で街なか居住再生ファンドの活用や暮らし・にぎわい再生事業が挙げられています。この事業の概要と本市との関係、計画等が頓挫し、市が肩がわりするようなことがないのかどうか、答弁を求めます。
     次に、市保有地の売却についてです。
     計画の民間活力活用地とされているところについては、一中、六中の統合後に跡地を売却し、民間活力を活用するものとなっていますが、この問題については、単に地元の問題だけではなく、広く市民に説明し、意見を求める中で、売却するのか、市が保有して有効に活用するのか、慎重に見きわめることが重要だと考えます。この点について、売却ありきとなっているのか、市民意見も踏まえて決定するのか、明確な答弁を求めます。
     最後に、事業実施に当たっての住民合意についてです。
     本計画には、さまざまな再開発などの手法で事業が進められようとしていますが、住民追い出しになるのではないかとの危惧も寄せられております。当然のことながら、事業実施に当たっては住民合意が求められると考えますが、どのように住民合意を形成していこうとしているのか、答弁を求めます。
     以上、理事者の誠実な答弁を求め、質問とします。

    【答弁】

    総合政策部長

    福田議員御質問のうち、幸福町・中町まちづくり基本計画につきまして御答弁申し上げます。
     まず、基本計画の具体化に向けた庁内体制についてであります。
     今後、まちづくり事業は都市建設部が主体となって推進してまいりますが、本事業は門真市全体の都市イメージを先導していくオンリーワンのまちづくりを基本理念としており、庁内ほとんどの部局が関連する一大プロジェクトであります。
     したがって、近々、庁内関係部局で組織する仮称幸福町・中町まちづくり連絡調整会議を立ち上げ、職員の英知を結集して事業展開を図ってまいる所存であります。
     次に、整備手法と問題点についてであります。
     具体の事業実施に当たりましては、さまざまな事業手法が考えられますが、暮らし・にぎわい再生事業とは、中心市街地の再生を図るため、中心市街地活性化法に基づき基本計画を認定された区域内で、一定の条件等はありますが、公共公益施設の共同施設整備費補助が受けられるもので、また街なか居住再生ファンドも同様に基本計画内で行うものであり、方法はほかにもありますが、一例としては、専ら対象事業を行う目的会社等を設立し、一定地域を対象として地方公共団体等の資金を信託し、信託会社が対象事業に対し出資するものでありますが、現時点ではまちづくり協議会等からは活用の話もなく、例示の1つと想定して盛り込んだものでございます。
     今後は、住宅市街地総合整備事業や土地区画整理事業等を主としながら、市民や門真市にとりまして最も有利な手法を検討してまいりたいと考えております。
     次に、市保有地の売却についてであります。
     基本計画において、民間活力活用地と位置づけられている箇所につきましては、今後整備手法の検討がなされた上で、民間活力活用地のあり方や民間の意向等を勘案するとともに、本市の財政状況を見きわめながら最も有効な方法を検討するものであり、売却ありきではなく、定期借地あるいは貸与など、慎重に対応していくことが必要であると考えております。
     今後、当該活用地を活用するに当たりましては、市民の意向を把握し、市民の理解も得ながら取り組んでまいります。
     次に、事業実施に当たっての住民合意についてであります。
     幸福町・中町まちづくり基本構想並びにまちづくり基本計画の策定に当たっては、市民の意見を広く取り入れるため、門真市まちづくり市民会議や地区内関係自治会長、関係商店会会長、権利者代表で構成された門真市幸福町・垣内町・中町まちづくり協議会の意見等を踏まえ、策定されたものであります。
     今後の事業実施に当たっては、まちづくり協議会や関係権利者と協議、調整を図りながら、自治会や地域住民の方々に対しては十分説明を行い、理解を得ながら事業の推進に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

    【再質問】

    また、まちづくりの問題ですが、私はこの問題で質問するに当たり、本計画について各部署に聞き取りなどを行ってきましたが、いずれも明確な説明がなされず、一体この計画はどこがつくったのか、首をかしげたくなるような状況でした。
     市役所の建てかえ問題についても、庁内議論がほとんど行われないまま、積み上げのないまま10階建て、2万㎡との青写真が示され、街なか居住再生ファンドなどが事業手法の設定として明確に記載されているにもかかわらず、まちづくり協議会等からの活用の話もなく、例示の一つとして想定という極めてでたらめな答弁と言わざるを得ません。(「もう今まで聞いたよ、同じことを」と呼ぶ者あり)
     このような計画の推進で、市長の言われる都市の品格を高めることなど到底できないと考えますが、これについては市長からの明確な答弁を求めます。

    【答弁】

    福田議員の再質問について、私より御答弁申し上げます。
     先ほど御答弁申し上げましたとおり、本まちづくりは、門真市全体の都市イメージを先導していくオンリーワンのまちづくりを理念としております。基本計画は、あくまでイメージを示したものでございまして、庁舎建設等青写真は現段階ではなく、庁内意思統一を図ったものではございませんので、御理解を賜りたいと存じます。
     今後の具体的な事業化に当たりましては、一層愛着と誇りを持てるまち、すなわち住みたい、住み続けたいと思っていただける都市、いわゆる品格のあるまちとなるよう庁内体制を整え、十分な協議を重ね、本市と市民にとって最も有利な方法で推進してまいる所存でありますので、御理解賜りますようお願いを申し上げます。