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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2438(2022年12月4日号)

    [2022.12.4] -[門真民報]

    第四回定例会(12月議会)はじまる

    子ども医療費助成充実を決算討論で求める

     門真市議会本会議が11月29日開かれ、12月日までの日程で12月議会(第4回定例会)が始まりました。
     最初に、閉会中に開催された決算特別委員会に審査が付託されていた案件の審査結果報告、決算認定等の採決が行われました。

    国保所得低い人が差押えられる現状浮き彫りに・・・

     令和3年度歳入歳出決算認定については、亀井あつし議員が反対の立場で討論に立ち、①鉄道バス関係事業者とも協議をしないで大和田駅前銀行跡地を15億8千万円余りで買収した。②国民健康保険事業について、加入世帯の約8割が減免世帯で、減免割合の高い世帯ほど保険料を納められずペナルティを受けている。③子ども医療費助成も全国最低水準の大阪府に無批判で、「大阪府は役割を果たしている」と評価している問題点を指摘すると同時に、子ども医療費制度の充実を求めました。

    子ども発達支援センターの将来の在り方は

     提出議案では、「門真市子ども発達支援センターの指定管理の指定」について亀井あつし議員が質疑しました。 亀井議員が、「同センターについてこれまで市が実施してきた事業はすべて継続されるのか」「新たな独自施策はあるのか」と質問したところ、「全て継続され、新たに障がい児計画相談支援、居宅訪問型児童発達支援事業等を実施」と答弁しました。
     また、他の自治体で民設民営の発達支援センターが広がっている中、今後10年20年を見据えた同センターの在り方について質問したところ、「市と事業者がそれぞれの役割を十分に果たし、連携を図りつつ、今後においても指定管理による安定した施設運営をする」と答弁しました。
     各議案については、所管の常任委員会に審査が付託されます。
     党議員団は、みなさんから寄せられた切実な願い実現の立場で頑張ります。

     

    国一元化の個人情報保護条例は大問題
    物価高騰から市民の暮らし守る施策を

    第4回定例会に向け議会運営委員会

     11月29日開会の第4回定例会(12月議会)に向け議会運営委員会が22日開かれ、福田英彦議員が出席しました。
     第4回定例会に提出予定の案件は、承認案件2件、契約案件1件、条例案件11件、予算案件5件、その他案件1件、人事案件5件の28件で、理事者説明の後、人事案件は初日に即決し、他の案件については関係の常任委員会に審査を附託することとなりました。

    個人情報の民間開放で施策の後退危惧

     「門真市個人情報保護に関する法律施行条例の制定について」は、
    法律改正により、地方自治体が持つ大量の個人情報を民間に開放するため、個人情報保護施策を国に一元化し、わずかな裁量を地方に委ねるというもので、大問題です。法改正に伴う条例制定ですが、しっかりチェックすることが求められます。
     「門真市こども発達支援センターの指定管理者の指定について」は、令和6年4月から指定管理者制度に移行するこども発達支援センターの指定管理者を指定しようとするもので、これまで市が答弁してきたように事業内容の充実が図られるのかどうか、施策の後退はないのかチェックが必要です。
     「門真市地域包括支援センターにおける包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の制定について」は、くすのき広域連合を解散し、令和6年4月から介護保険事業を市独自で運営するにあたり、地域包括支援センター設置等の基準を定めるもので、従前よりも地域の実情に沿った事業をすすめられるような基準となるのかどうかチェックが必要です。 意見書で日本共産党議員団は、「重度障がい医療費助成制度の国の制度化を求める意見書(案)」を提案し、全会一致での採択を目指します。
     会期は12月15日までの17日間で、この間みなさんから寄せられた切実な願い実現と、物価の高騰から市民の暮らし守る施策の実現に力をつくします。

     

    ビル風、日影、道路の安全確保、

    工事車両など不十分な説明!

    古川橋駅北側のまちづくりで事業者が地元説明

     京阪古川橋駅北側の「門真市幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業」に伴う開発基本構想の説明会が23日・26日・27日に開かれ、福田英彦議員が参加しました。
     古川橋駅北側の「まちづくり活用地」は、8527㎡の市有地を民間に売却し活用を図るというもので、昨年10月19日に「優先交渉権者」として住友不動産株式会社と京阪電鉄不動産株式会社、ミサワホーム株式会社の3グループと基本協定が締結されています。
     今回の説明会は、「門真市まちづくり基本条例」に基づき、開発区域から一定の距離以内の地域に居住又は事業を営む方が対象となっています。

    説明は15分で、住民の関心事は殆ど説明なし

     しかし、説明時間は僅か15分程度で、「開発基本構想」と言いながら、建物の概要と工事予定や工事完了予定等を説明しただけで、建物が周辺に与える様々な影響等については殆ど説明がありませんでした。
     こうした説明内容を反映し、参加者からは様々な質問や意見が出されました。 

    事業者の責任とともに問われる門真市の責任

     まず建設されるのが41階建ての「タワーマンション」だということで、ビル風や日影がどのようになるのか質問が出されましたが、来年5月に開催予定の中高層建物建設に伴う近隣・周辺住民説明会で行うとのことでした。
     また、道路の形状がどうなるのか、交通量の予測はどのようにしているのかについては、殆ど「門真市と協議」以外は殆どまともな回答がありませんでした。
     さらには工事車両の問題や生涯学習複合施設と同時期に建設されることから大丈夫なのかとの質問には、工事が開始される1ヶ月前に説明するとの回答には、不安やもっと早く説明するよう求める声が相次ぎました。
     おおよそ事業者として責任を持った説明会とは言えず、門真市の責任も重大です。
     周辺住民が納得できる計画と説明が強く求められます。

     

    門真団地・刈り込みで「見通し良くなった!」

    住民から喜ばれる

     千石西町の新築され、移転後の市営住宅跡地周辺の樹木が生い茂り見通しが悪く交通安全上危険になっていました。地域住民から、改善を要望された亀井あつし議員は、担当課に申し入れ、剪定がおこなわれました。要望された方からお礼の声が寄せられました。

     

    市内あっちでも・こっちでも

    亀井議員が府政問題訴える

     来春の大阪府議会選挙に挑戦する亀井あつし議員は、
    市内各地で、財政が厳しい門真市の議員として、大阪府からの財政支援の大切さを訴えています。
     人の不幸で成り立つカジノに府民税を使うなの訴えに「税金のムダづかい止めて」と道行く方から、共感の声が寄せられます。亀井議員は、全力ダッシュです。