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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2437(2022年11月27日号)

    [2022.11.25] -[門真民報]

    暮らしに寄り添い
    物価高騰から市民を守る予算に

    日本共産党市議団が市長に対し予算要望

     日本共産党門真市議会議員団(亀井あつし、福田英彦議員)と豊北ゆう子前市議会議員は21日、宮本一孝市長宛てに、「2023年度門真市予算及び施策の重点に関する要望書を手渡し、企画財政部長の大矢宏幸氏が対応しました。
     要望書では、「新型コロナウイルス感染症は、『第8波』に入り、感染対策と医療体制の充実が強く求められている」とし、「コロナ禍と合わせ、物価高騰に対する影響は全世帯に及び、賃金引き上げの誘導や消費税の減税など、国による抜本的な対策が求められるとともに、本市においても実情に応じた対策は待ったなしとなっている」として、施策の重点について要望しています。
     要望項目は、(1)新型コロナウイルス対策(2)物価高騰対策(3)市の施策推進の重点の3項目です。
     新型コロナ対策では、副反応等も含めたワクチン接種の周知と市独自の自宅療養者「支援セット」の申込を土・日も行うことなどについて要望しています。
     物価高騰対策については、消費税率の5%の引下げをはじめとした国への要望事項と市へは小中学校の給食費の無償化や上下水道料金の基本料減免、中小商工業者への支援施策を拡充することなどを求めています。
     市の施策推進の重点では、門真住宅建て替えに伴う余剰地活用は拙速に進めないことをはじめ、くすのき広域連合解散と計画策定のために必要な体制をとること、統合校の整備は施設分離型としプールを整備すること、住宅市街地総合整備事業は「安全安心」なまちづくりに限定することなどを求めています。
     懇談では、要望事項の補足も行い、大矢部長は「必要な事業について予算を付けていく」旨の回答を行いましたが、物価高騰から市民の暮らしを守る予算が求められ、これからの予算編成作業を注視していきます。

     

    府会の勝利と市会で2議席確保!
    維新政治から市民の暮らし守る選挙

    古川橋・西地域で「躍進のつどい」開催

     古川橋と西地域の党と後援会は20日、来年春の統一地方選挙に向け「躍進のつどい」を開催しました。
     開催にあたり、後援会会長の田中耕三さんがあいさつ。
     前回の統一地方選挙では、府会で候補者を擁立せず、市会は4議席から2議席への後退、参議院選挙の結果を踏まえ、府会候補を擁立し、市会は2議席確保としたことを報告。
     しかし、市会2議席も現段階では容易ではないとし、府会の勝利と市会で2議席確保に全力を尽くそうと呼びかけました。

     続いて挨拶に立った亀井あつし府政対策委員長・市議団長は8期32年間、大阪府がその役割をはたしていれば、門真市民の願いがもっと実現していたと悔しい思いをしたことを報告、カジノをストップし府政を変えるために立候補を決意したと述べ、勝利に全力をつくす決意を表明しました。

     続いて、福田英彦議員は、門真住宅の余剰地活用や大和田駅前の銀行跡地買収問題など市政の問題点や、小中学校の給食費無償化の動きは住民運動と党議員団の活動が行政を動かしていると報告。
     議員団としての公約や自身の果たしてきた市政をチェックする役割などについても報告し、「2議席確保は容易ではなく、自身の頑張りとみなさんのご支援で絶対勝利したい」と力強く決意を表明しました。
     参加者からは、予定候補者への期待の声、統一協会問題や税金の使い方、街頭宣伝について意見や質問が寄せられました。
     最後に地域の党支部長の遠藤彰さんから行動提起、「団結ガンバロー」で決意を固めあいました。

     

    古川橋駅前タワーマンション
    大幅な変更 周辺地区に影響心配

    門真市都市計画審議会 亀井あつし議員が出席

     15日、22年度第1回門真市都市計画審議会が開かれ、亀井あつし議員が出席しました。
     審議案件として、①東部大阪都市計画生産緑地の変更、②東部大阪都市計画地区計画(幸福町・垣内町地区約3・1ヘクタール・近隣商業地区に)の決定、③東部大阪都市計画高度利用地区の変更、④東部大阪都市計画公園の変更(幸福町公園全体面積が0・20㌶→0・29㌶)、⑤東部大阪都市計画道路の変更(府道守口門真線の古川橋駅前北交通広場の廃止に伴う約210m)について審議されました。

    タワーマンション、条件変更で戸数・延床大幅増

     亀井議員は、③東部大阪都市計画高度利用地区の変更についての審議の中で、タワーマンションの計画変更の概要について質問しました。
     市は、延床面積が62960㎡から68484㎡の増床、戸数567戸から652戸に増加と説明しました。 同計画変更の理由について質問したところ、市は「容積率を上限まで活用できることから、変更された」と説明しました。
     同案件については、タワーマンションの戸数も面積も増え、容積率も増えるということは、同じ敷地で圧迫度が増すということになる。(都市計画法上問題が無いとしても)まちづくり活用事業者選定時の条件と違うもので、そのことを前提にした高度利用地区の変更は認められないので反対しました。

    工事に際し充分な安全対策を

     ⑤東部大阪都市計画道路の変更について、タワーマンションと生涯学習複合施設の工事が安全に出来るのか質問しました。
     市は、現在基本設計中で、具体的な工事車両の動線は確定していない。関係機関と協議を進め十分な対策を講じたいと説明しました。
     亀井議員は、工事開始後、安全などの問題点を指摘されることのないよう求めました。
     幸福町・垣内町まちづくり計画地区付近に位置する、平成26年に計画が廃止された府道八尾茨木線の一部区間について、道路がカーブし、西側は歩道部分が確保されていないことから、大阪府に改善を求めることを要望しました。

     

    料金引上げは説明と理解得られるか
    大阪府水道基盤計画の策定状況は?

    大阪広域水道企業団議会 福田英彦議員

     大阪広域水道企業団議会の11月定例会が15日開かれ、福田英彦議員が出席しました。
     定例会に提出された案件は10件で、そのうち大阪広域水道企業団水道事業給水条例の一部改正はじめ8件の議決案件は、全会一致で可決・承認されました。
     福田英彦議員は、豊能水道の料金改定等の給水条例の一部改正に対する質疑、大阪府が今年度中に策定予定の「水道基盤強化計画」に対する企業団の姿勢等について一般質問を行いました。

    料金改定は議会、住民の理解が必要

     大阪広域水道企業団水道事業給水条例の一部改正について福田議員は、料金改定は、首長はもとより、市民と議会の理解が必要であることから、検討部会の構成と議論された内容の概要、豊能町議会、住民説明会でそれぞれ出された意見と回答内容について質しました。
     答弁では、「議会説明会では反対の意見が出されたものの、住民への丁寧な説明に努めるということで理解いただき、住民説明会では反対の意見はなかった」とのことでした。
     また、その後の経営・事業等評価委員会、首長会議での議論と回答内容について質したうえで、検討部会で出されていた「高料金対策」の検討状況について質し、「構成団体の意見を聞きながら対応を検討する」と答弁しました。

    企業団として基盤強化計画の姿勢は

     大阪府が今年度末に策定しようとしている「水道基盤強化計画」については、大阪広域水道企業団は、用水供給事業者と水道事業者の立場でどのような内容を盛り込もうとしているのか、節々で議会への報告が必要と考えるがどうかについて質しました。
     答弁では、「令和6年度統合に向け検討中の『7団体の統合案』の内容を反映すべく、協議・調整を行っている」、「水道用水供給事業については、現在策定中の『将来ビジョン』と整合を図るため、『淀川系浄水場の最適配置』を見据えた浄水場更新計画の内容を反映させるべく調整中で、2月の議員全員協議会において内容を説明する予定」としました。