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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2426(2022年9月11日号)

    [2022.9.9] -[門真民報]

    憲法違反の「国葬」中止求め
    日本共産党門真市会議員団が申し入

     2日、日本共産党門真市会議員団の亀井あつし議員、福田英彦議員と豊北ゆう子前議員は、宮本一孝市長と久木元秀平教育長に対して「憲法違反の安倍元首相の『国葬』と弔意押し付けに関する申し入れ」をしました。
     申し入れには、大矢宏幸企画財政部長と鈴木貴雄教育部長が対応し、市の対策内容などについて懇談しました。

     

     

    エ~「広報かどま」9月号
     市民の税金で企業の出店宣伝?

     「広報かどま9月号の1・2面に関する福田英彦議員のFacebook投稿に多くのコメントが寄せられています。 投稿の内容は、広報1・2面(別図)対し「税金を支出し、1・2面を使って市民に「広報」する内容なのかどうか。違和感しかありません」というものです。

    広報に違和感「稼ぐ自治体」 市民は苦しみあえぐ

     Aさん「ちょっと違和感ある広報なのは理解できます」。Bさん 「特定の企業をバックにつけ、稼げる自治体に変えられつつあります。そこには税金を投入するが、民生には投入を渋る。住民サービスが民営化の名の下、削減。自治体の株式会社化です」。Cさん「CОSTCОは掲載料払ってないんですか?私は地元の市場や個人店でちゃんとした国産品買うのが好きです」。

    みなさんはどう思われますか

     同広報記事は、市民にとって関心のある情報かもしれません。しかし、税金を使い「広報」する内容ではありません。
     宮本市政は、官民連携をキーワードに民間任せや公有地の売却で民間丸投げの姿勢が顕著になっています。
     同開発は、大阪モノレールの延伸事業で、当初計画になかった駅を守口市と共同で「請願駅」として開設予定です。民間との連携等を全否定するものではありません。党議員団は、今回の広報のあり方について問題を提起するものです。
     みなさんは、どのように思われますか。

     

    第3回定例会(9月議会)はじまる

    学校プール民間導入について質疑

     6日、第3回定例会(9月議会)が開かれました。
     本会議に上程された案件は、「門真市営門真千石西住宅第4期新築工事請負契約」をはじめ新型コロナ対策関連の補正予算案件など計23件で、教育委員会委員の任命は、全会一致で可決しました。
     2021年度の決算認定については、決算特別委員会に審査が附託されました。党議員団からは亀井あつし議員が委員として出席します。

    民間活力導入理由 教育より効率?

     「令和4年度門真市一般会計補正予算(第6号)」の水泳授業民間活力導入検討事業について亀井議員が質疑しました。
     民間活力導入の理由、学校なら移動や着替え時間がかからないが、四宮小学校の場合のどれだけの移動時間がかかるのかなどについて答弁を求めました。

    プール授業 バス移動に50分

     教育委員会は、「バス利用片道25分バス」と答弁しました。往復するとバス利用だけで50分、バスから会場までの移動、着替えなどを含めると本来の授業時間でないがかなり取られる(プール授業に関わる時間は3時間を見込み、実質プール授業は60分)。
     民間活力導入理由として、「四宮小学校のプールの老朽化が著しく、大掛かりな修繕が必要、工期も間に合わなくなった。やむなく中止」と答弁しました。
     亀井議員が「今後は四宮小学校のプールを改修して利用するということか」と再質問
    しました。
     教育委員会は、「現在、先行して実施している水泳授業民間活力導入検討事業の効果なども踏まえながら、総合的に検討する」と、結局、老朽化したプールを改修し、「教育の機会の均等を図る」ことを口実とした民間活力導入であることが浮彫りとなるもので検証が必要です。
     党議員団は、10月に開かれる決算委員会の中で、改めてプール授業の問題点について、明らかにしていくものです。

     

    「戦争は絶対にいけん!」
     この声をあげて欲しい

    市・市人権協会主催「被爆体験伝承講話」

     8月27日、市主催で戦争の悲惨さ、平和の尊さを未来へ伝える「被爆体験伝承者講話会が開かれました。
     講師の古田光惠広島県原爆被害者団体協議会副理事長、被爆2・3世会副会長は、はじめに 小学校四年生にわかる話しをしたいと述べました。
     古田さんは、中国大陸出撃拠点軍都広島市の成り立ち、被爆乙女「池田精子さん」と古田さんのお父さんの話、被爆地の実際の様子などについて語りました。

    「ピカ」・「ピカドン」距離がちがう

     「ピカ」・「ピカドン」
    は、被爆者が原爆投下時の体験の様子を表現したもの。爆心地から2キロ以内の方は、ピカっと光った瞬間4000度の熱で皮膚が垂れ下がった。2キロ以上離れた所で被爆した方は、ピカっと光ったあと爆風の衝撃をドンと感じた。

    地獄図より地獄

     軍人だった古田さんのお父さんは、広島市内を見渡せる比治山からペシャンコになった市街が見えた。爆心地に近づいていくと真っ黒い津波のような皮膚がはがれ垂れ下がった人の群れ。一人が何かに引っ掛かり倒れると、その上に人が重なり合い屍の山。ガラスが全身に突き刺さった人がうろうろしている。地獄図より地獄だった。

    憲兵が「骨を持て」慣れる恐ろしさ

     学徒動員で救援作業に従事し被爆者となった方は、地面の遺体片付けの後、川の遺体引き上げに従事した。水を吸って腐乱した遺体はブヨブヨで腕を持っても滑って上手く引き上げられない。憲兵が、「骨を持て!」と怒鳴る。自分の手の指を腐乱した腕の骨く食い込ませて引き上げた。だんだんと慣れてきた。その慣れることが恐ろしかった。体験談を語られた方は、「二度と戦争をしない」と誓い、教師となって平和教育を実践された。

    原爆孤児いまも把握出来ず

     集団疎開したが親兄弟が迎えに来ない。捨てられたと思い疎開先から逃げ出した原爆孤児。1945年の年末、市内に原爆孤児があふれた。食べ物がない中で、子どもたちが悲惨な状況に。原爆孤児がどれだけ亡くなったかいまだに分からない。
     古田さんは、最後に「戦争は絶対にいけん!の声をあげて欲しい。本当の真実を伝えて欲しい」と最後に訴えました。
     懇話会に参加した亀井あつし議員は、「原爆の惨禍を未来に伝えていくのが私たちの責務と思った」と感想を述べていました。