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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2423(2022年8月21日号)

    [2022.8.19] -[門真民報]

    原水爆禁止世界大会2022
    核兵器のない平和で公正な世界を

    豊北ゆう子前議員が広島大会に参加

     

     広島・長崎に原爆が投下されて今年で77年。

     「被爆者とともに、核兵器のない平和で公正な世界をー人類と地球の未来のために」をテーマに原水爆禁止世界大会が8月4日から9日まで開かれました。 1955年から開催されているこの大会は、コロナ感染の影響で3年ぶりの開催となりました。豊北ゆう子前議員は4日~6日の広島大会に参加しました。

    軍事費でなく人々の幸福のために

     広島県立総合体育館・グリーンアリーナで開かれた開会総会では、野口邦和大会実行委員会共同代表が、主催者報告で、ウクライナ危機に乗じた核使用や抑止論を批判し「人類が惨禍から逃れる唯一の保障は核兵器の禁止・廃絶しかない」。
     ロシアのウクライナ侵略の中止・国連憲章に基づく平和の秩序の回復・コロナウイルスの早期収束・軍事費でなく人々の幸福のために税金を振り向けるなど「平和で公正で持続可能な世界を実現するため、全地球規模の連帯と共同を大きく発展させましょう」と呼びかけました。

    海外からも核廃絶の連帯と行動を

     大会では、ウクライナ、ロシア、オーストリア、メキシコ、オーストラリア、フィリピン、韓国、ベトナム、ベルギー、イギリス、アメリカ等の政府機関代表者、平和運動団体・個人の、たくさんの方の発言を聴くことが出来ました。どの方の発言も、この大会で発言できる機会に感謝と、核廃絶のための連帯と行動が呼びかけられていました。

    被爆者からの訴え

     被爆者代表の発言では、日本の児玉三智子さん(日本原水爆被害者団体協議会事務局次長)の、被爆した当時の生々しい証言と、親類や我が子が原爆の影響で次々亡くなるなど、原爆被害者は一生被爆から逃れられない。「力の限り核兵器廃絶を訴えていく」との訴えには、胸が熱くなりました。(韓国、マーシャル諸島の被爆者からの発言もありました。)

    「広島宣言」核兵器のない世界を

     最終日の広島デーは、国連政府代表、広島市長のあいさつ(代読)、ICAN事務局長など海外の方からの連帯の挨拶に会場から大きな拍手が贈られました。また、大会に賛同する国会議員25名からの動画のメッセージ、志位和夫委員長の挨拶、被爆国の運動の決意として、各地の各団体が壇上でアピールしました。 その中には、涙ながら訴える福島県の代表団の訴えもありました。 最後に、核兵器のない世界を求める運動をさらに発展させようと「ヒロシマ宣言」が、会場参加者の拍手で確認されました。

     

    9条生かした平和外交を
    憲法改悪許さない

    かどま9条の会が古川橋駅頭で宣伝

     長崎に原爆が投下されて77年となる9日、「かどま9条の会」は古川橋駅頭で宣伝を行いました。
     ロシアのウクライナ侵略から5カ月半、参議院選挙でいわゆる改憲派が3分の2を占め、ウクライナ危機に乗じて自民、公明、維新、国民などが、「敵基地攻撃能力の保有」、「核の共有」、「軍事費2倍化」、「9条改定」の議論を強めています。
     こうした中で迎えた長崎での記念式典では、憲法9条を持つ国として平和外交を展開するリーダーシップの発揮を求める声が相次ぎました。
     宣伝では、「ロシアはウクライナ侵略を直ちにやめよ」とボードでアピールし、9条を生かした平和外交、核兵器禁止条約への参加・批准、軍事費の二倍化よりも物価高騰への対応や暮らし応援の施策充実を求めました。

    7割超が9条を変えることに対し「反対」

     また、 「9条を変えること」についての考えを聞くシール投票を行い、応じた市民の中では、「賛成」が2人、「反対」が16人、「分からない」が4人と7割超が9条を変えることに反対と答えました。
     宣伝には15人が参加し、福田英彦議員、豊北ゆう子前議員も参加し、福田議員はマイクを握り訴え、豊北前議員はシール投票で市民と対話しました。

     

    水道事業の統合協議が進むなか議会は一団体一議席の確保を!

    大阪広域水道企業団議会8月臨時会 福田英彦議員

     大阪広域水道企業団議会の8月臨時会が9日開かれ、福田英彦議員が出席しました。
     臨時会ではまず正・副議長の選挙が行われ、議長に伊豆丸精二議員(堺市選出)、副議長に安田秀夫議員(東大阪市選出)がそれぞれ選出されました。

    育児休業の取得要件が緩和

     次に、職員の育児休業取得の要件を緩和する等の改正を行う「大阪広域水道企業団職員の育児休業等に関する条例の一部改正」が議題となり、理事者説明後採決が行われ、全会一致で議決されました。
     議事日程がすべて終了し臨時会閉会後、議員全員協議会が開かれました。
     協議会では、昨年7月からの議員定数等調査委員会や議員全員協議会での議論を踏まえた委員長の報告書(申し送り事項等)について説明が行われ、それを踏まえ伊豆丸議長が今後の協議の方法等について提案しました。
     提案は、一団体一議席に慎重な堺市議会では各会派間で協議が行われており、その取りまとめを受けて11月の議員定数等調査委員会で議論を行うというものです。

    堺市選出の議員が「一団体一議席」に前向きな発言

     この提案後、堺市選出の西村昭三議員が、議会開催に関する経費について質疑したのち、一団体一議席に前向きな考えを述べたうえで、議長に取りまとめるよう求めました。
     堺市選出の議員がこのような発言を行うことは珍しく、今後の議論にどのように影響するのか注目されます。

    堺市議会は、理由を明確に示し、協議の取りまとめを

     福田議員は、堺市議会での協議の取りまとめにあたっては、慎重な姿勢が変わらないのであればその理由を明確に示すことを議長に求めました。
     水道企業団の議員定数については、全ての議会から最低一名は議員を選出すべきとの意見が大勢を占めていますが、堺市議会だけは慎重姿勢を崩していません。
     堺市からは、毎年3人の議員が選出されながら、昨年度は東大阪市は議員を選出できないという「究極の不公平」が続いています。
     一刻も早く不公平を正す必要があります。

     

    小学校跡地活用で、地域課題の解決と、魅力あるまちづくりを

    「北小学校跡地未来づくりワークショップ」開催

     「旧門真市立北小学校跡地未来づくりワークショップ」が7月30日、門真みらい小学校体育館で開かれ、福田英彦議員がその様子を見学しました。
     北小学校は、1962年(昭和37年)に創立され、学校統合によって50年の節目となる2012年に閉校となりました。
     以来、グラウンドや体育館、校舎の一部を活用しつつ、周辺のまちづくりも含めた跡地活用が検討されてきましたが、道路の問題はじめさまざまな課題があり、あまり進んできませんでした。
     今回は、地域のみなさんとまちづくりのノウハウを持つ企業や大学等によるワークショップを通じて「未来づくり」をはじめようという新たな取組みです。
     ワークショップでは、9つのグループに分け、門真や地域の魅力と課題、これからやってみたいことなどを出し合いました。
     熱心に議論され、共通した魅力や課題、その解決のための取組みやユニークなアイデアが出されました。

     今後3回のワークショップ(8月27日、12月3日、来年1月21日)と活用実験(11月19日)が予定されています。
     小学校跡地と、周辺地域のまちづくりをノウハウを持つ企業や大学等の参加によって、地域のみなさんとともに、魅力と課題を引き出しすすめていくことは重要で、門真市もまちづくりの基本的な考えを示しつつ、財政含め様々な支援を行うことが求められます。
     北小学校跡地活用によって、地域課題を解決し、魅力あるまちづくりが住民合意ですすめられるよう今後も注視していきます。