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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2415(2022年6月19日号)

    [2022.6.17] -[門真民報]

    大軍拡よりも暮らし
    武器は最新・国民貧乏はダメ

    門真南部後援会総会で西田さえ子氏が訴え

     12日、日本共産党門真南部後援会は、亀井あつし事務所で後援会総会を開きました。

    菅元首相の一言が国政挑戦キッカケ

     総会に駆け付けた、西田さえ子党大阪府くらし・営業対策委員長は、挨拶の中、「『コロナ感染症対策で業者への支援は産業の淘汰の妨げ』と言った、菅元首相の発言を聞いて、怒りを感じ、党の国政選挙の候補になる決意をした」と国政挑戦のキッカケを語りました。 そして、「維新府政のもと、大阪は『倒産全国一』、コロナ感染症対策で医療崩壊を招いた維新政治に審判下したい」「軍拡で武器は最新・国民は貧乏はダメ」「日本共産党の躍進と、前参議院議員たつみコータローを再び国会で仕事が出来るようにみなさんのお力を貸してください」と力強く訴えました。

    会員の交流を深め絆の太い大きな後援会実現めざす

     活動報告の中で、21年度はコロナ感染症を考慮して「かんたん料理」などの活動が出来なかった。22年度は会員同士の交流がはかれるレクリエーションなど取り組み、絆の太い大きな後援会の実現を目指す活動方針が示されました。
     新役員が選出され、役員を代表して中嶋定幸会長が「参院勝利に向けて、後援会の総力を結集し頑張りたい」と決意を表明しました。
     亀井あつし議員は挨拶で「日本共産党躍進に向けて、ご声援の輪を全国に拡げて欲しい」と訴えました。

     

    20億円損の土地の売却ストップ
    大和田駅前銀行跡地買収は大問題

    総務建設常任委員会 福田議員

     総務建設常任委員会が8日開かれ、福田英彦議員が出席しました。
     委員会に審査が付託された案件は、条例の一部改正3件、補正予算2件で、いずれも全会一致で可決すべきものと決しました。
     福田議員は、附属機関条例の一部改正、市税条例の一部改正、補正予算について質疑しました。

     市政に対する一般質問で福田議員は、①門真団地建替えに伴う余剰地活用②大和田駅前の駅前広場整備③古川橋駅北側の旧第一中学校跡地活用④松生町工場跡地の大規模商業施設について質問しました。

    地方債制度知らず土地の叩き売り方針、福田議員の指摘で見直し

     門真団地建替えに伴う余剰地活用で福田議員は、土地の建物付き売却の問題点を指摘し質疑、門真市が、地方債を活用し、建物が撤去できることを知らずに、国の20億円の補助金を使うことなく民間に建物付きで土地を売却する方針だったこと。福田議員が指摘しなければ、20億円損して市民の貴重な財産を20億円損して売却するところだったことを認めました。
     また、4・4㌶の余剰地を「産業系」として売却しようとしていることについて「高く売ることありき」だと指摘し今後の考えを質しました。
     答弁では、「まだ方向性をまとめる議論の途中段階」だとし、事実上撤回しました。

    事業の必要性を強調すればするほど際立つ事業の不透明さ

     大和田駅前の駅前広場整備について福田議員は、計画も交通事業者との協議もなく、銀行跡地を15億8千万円余りで買収する契約を4月4日に締結したこと、都市計画道路部分のみを買収していれば、3億7千万円の支出で済んだことを質疑で明らかにしました。
     また、周辺地域への意向確認や交通事業者との協議が現時点で行われていないことも明らかにしました。

     そして、こうした経過が「門真市健全な財政に関する条例第2条、第6条に違反するのではないか」と質しましたが、「議会の議決をいただいたもので、条例に抵触しないが問題点浮彫りに」と条文それぞれに対し答弁しませんでした。

     以上の議論を踏まえ福田議員は、宮本市長に考えを質しました。
     答弁では、「計画が十分でない部分というのはご指摘あるんですけども」と問題点を認めつつ、「購入機会が掴めた」「歩道が十分確保できない」「要望聞いている」と事業の重要性を強調しました。
     しかし重要性を強調すればするほど、計画のない事業の不透明さが際立ちました。

    タワーマンション、生涯学習複合施設の同時建設は大丈夫?

     古川橋駅北側の旧第一中学校跡地活用について福田議員は、都市計画変更前に行われる地元説明会の周知が不十分であったことを指摘したうえで、説明会で出された意見、タワーマンションと生涯学習複合施設が同時期に建設されることから、工事の安全確保と、二本の市道の整備内容と工事中の安全確保についてただしました。
     答弁では、「工事車両の動線等は、基本設計が完了しておらず確定していないが十分な対策を講じる」とし、市道は、拡幅計画と歩道整備の考えを示し、「自転車・歩行者の安全を確保しながら工事を進める」と答弁しましたが、未確定部分が多く、今後も注視していきます。

    ]松生町の工場跡地商業施設の道路の安全確保

     松生町の工場跡地に建設が進められている大規模商業施設について、福田議員は、大規模小売店舗法に基づき行われた事業者の地元説明会に道路等の担当者が出席せず、地域の意見等を把握する姿勢の弱さについてまず問題提起しました。
     そのうえで、府道中央環状線及び国道163号の渋滞対策等についてただしました。
     答弁では、「事業者・道路管理者・警察と車線の増設などの協議が進められていることを確認している」としました。
     また、商業施設東側の南北道路の門真中央線の安全対策について質し、「南東角の交差点から南側は、事業者で案内看板や交通誘導員により対策を行う」としました。

     

    物価高騰に水道の基本料の免除求めるも
     「その必要ない・検討もしていない」

    民生水道常任委員会 亀井あつし議員が出席 

    9日、民生水道常任委員会に亀井あつし議員が出席しました。
     委員会に審査が付託された案件は、「門真市工場立地法に基づく準則を定める条例」など6件で全議案が採決の結果、全会一致で可決されました。

    明石市の事例示し工場緑地の減少をカバーする提案

     「門真市工場立地法に基づく準則を定める条例」は、公害発生を防止する為に出来た同法の準則について、「地域主権改革第二次一括法」の一部改正に伴い、緑地面積などに係る準則の策定権が、市に移譲されたことに伴う条例です。
     亀井議員は、同条例について全面的に評価するものではないが、工場の建替えの断念をするケースなど、門真市の現状を考えると致し方なしとの立場から賛成しました。
     賛成討論の中、兵庫県明石市が「工場緑地の在り方検討会(6回開催)」で、工場緑地の減少分をいかに確保するか、SDGsの立場から経済・産業・環境の総合的かつ十分な検討をしていることを紹介しました。
     その上で、条例制定後をスタートとして、環境面を踏まえ、緑化の推進、工場近隣住民参加、寄付金額の引き上げ(門真市3千円、明石市1万円、堺市1万円)を求めました。

    プレミアム商品券発行より水道の基本料金免除の方が効果的

     令和4年度門真市一般会計補正予算のコロナ禍における原油価格・物価高騰対応分を活用した「プレミアム商品券発行事業」の発行に伴う事務費について質問しました。
     担当課は、「総額4億3234万円の内、事務費1億1594万円」と答弁。
     所管質問で電気代やガス料金値上げのもと、他市で実施されている、水道料金の基本料の免除を実施することを求めました。
     しかし、担当課は「その必要はない。検討はしていない」と答弁しました。
     亀井議員は、「プレミアム商品券の場合、事務費が事業額の4分の1を占める。市民の暮らしを考えるなら、電気・ガス料金値上げをカバーする市単独で実施できる水道料金の基本料免除の方が効果がある」と主張しました。

    市民プラザ南側の作業場2度火災
    近隣住民から騒音・振動の苦情

     亀井議員は、所管質問で北島の門真市民プラザ南側の民間事業者の作業場が2度にわたり火災が発生したことによる被害の状況、近隣住民から振動や騒音の苦情が寄せられていることついて質問しました。
     市は、「市民プラザ利用者の一人が救急搬送された。煙による煤(すす)が付着し清掃。利用中または休館に伴い総額6万6235円還付(返金)」「(振動や騒音について)大阪府と合同で立ち入り調査している」と答弁しました。
     亀井議員は、市に任せるだけでなく、議員として改善に向けて府に働きかける。市としてもシッカリ対応することを求めました

    公共施設に温水洗浄便座設置を

     所管質問では、他に生涯学習複合施設の基本設計の防災・防犯・火災などに関する考え方。公共施設のトイレを温水洗浄便座にすること。南部市民センターの施設利用料を市民プラザなど他の施設と同様に減免することを質問しました。