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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1783(2009年7月19日号)

    [2009.7.15] -[門真民報]

    市民サービス削って生まれた財源を開発に?市庁舎建設・3小学校廃校には触れず-園部市長が初登庁挨拶 

    10日、園部市長は、2期目の初登庁にあたって幹部職員を前に挨拶をおこないました。

    府下でも突出する痛み押し付けの「行革」を自負

    挨拶の中で、まず1期目を振り返って、「行革と職員の意識改革、825人体制めざした内なる改革で、156項目の行革を手がけた。」「市財政の危機的状況を背景に、負の遺産の解消に全力を尽くし、『財政再建』への道筋をつけ、『市政の再生』『持続可能なまちづくり』への礎を築いた。」と自負しました。
     2期目の市政運営について、「市長選挙を通じて『門真の再生は次のステップへ』と述べてきたところであり、1期目で道筋をつけった財政再建への果実を生かし、『市政の再生』への具体的な計画を実行に移す時期だ。」と述べました。

    子どもたちの笑顔がはじける活力ある門真?

    そして、「『子どもたちの笑顔がはじける活力ある門真』とするため、『地域主権の実現』『生活者の視点』『公民協働の推進』を柱に、『まちづくり』『教育』を重点施策に、『持続可能なまち』『品格ある都市』を実現する決意だ。」と述べました。

    825人体制の矛盾には触れず

    さらに、地方分権の新たな時代のもとで、試される時代だとして、825人体制の矛盾には触れないまま、職員の奮闘努力を求めました。
     しかし、本庁舎玄関前での挨拶では、「市長選挙を通じて、市民の目線の厳しさを感じた。4年前の気持ちも知らず知らずのうちに忘れがちになってしまった。(反省しなければならない)」と4年間の園部市政に対して、市民からのきびしい批判が寄せられたことを述べました。

    10階建て市庁舎建設、3小学校廃校問題にはまったく触れず

    ところが、市長選挙で大きな争点となり、市民からの疑問や批判が多数寄せられた、「行革で市民サービスの削減・市民負担増の挙句の果てに、10階建ての市庁舎建設か」「市民の声をまったく聞かず3小学校を廃校するのか」との点については、まったく触れずじまいで、「なぜ市民が一番聞きたい問題に答えないのか」との厳しい声が出されていました。

     

    東部大阪治水地対策促進議会協議会が「暗渠砂防えん堤」「遊水地」など視察

    8・9日、東部大阪治水地対策促進議会協議会の視察に亀井あつし議員が参加しました。
     1日目は、秋田駒ケ岳火山防災ステーションで、火山活動に伴う火砕流や土石流など土砂災害の監視・対応策、可動堰について説明を受けました。
     また、「生保内(おぼない)川大暗渠砂防えん堤」の現地視察をしました。これまでの砂防ダムは、砂が溜まると河床が不安定になる欠点がありましたが、同施設は砂を溜めて流せるように5つの暗渠部分をつくり、上下流の連続性を確保することにより渓流環境を守れる構造になっています。

    09年東部治水3.jpg 

    高さ30m 総延長28kmの大堤防

    2日目は、岩手県の国土交通省一関防災センター「あいぽーと」(岩手・宮城内陸部地震の時は、現地対策本部が設けられた)で、「一関遊水地事業」について説明を受けました。
     同事業は、1972年から事業に着手、全体事業費2千7百億円、堤防整備計画総延長(周囲堤・本堤)28・2百メートル、総面積1千450ヘクタール、水門3ヶ所、家屋移転4百50戸、事業進捗率(2008年末)57・1%となっています。
     遊水地は、ふだん農耕地として利用し、10年に1回程度の降水の場合は、小堤で遊水地内への浸水を防ぐ、150年に1回程度の降水の場合は、第1から第3までの遊水地をフル活用する仕組みになっています。
     防災センター「あいぽーと」での説明の後、遊水地堤防や工事中の現場などの現地案内を受けました。

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    やの博之国政対策委員長が挨拶-日本共産党門真女性後援会が定期総会を開催、参加者の心なごむ「オーボエ」の音色

     12日、門真民商で日本共産党門真女性後援会第5回総会が開催されました。
     一部では、来賓挨拶として、やの博之氏が、国民のくらしと権利をまもる「ルールある経済社会」をつくる政治に、憲法を生かし「核兵器のない世界へ」と訴えました。
     また、門真市長選に出馬した佐々木よしと氏は、選挙戦の論戦に追い込まれ、現市長が学校統廃合問題で審議会答申をくつがえす発言をしたことは大変な成果。今後市民運動を強めていきいきましょうと訴えました。
     河野登美子後援会長が、高い国保料の取立の実態について問題点を指摘し、国政を選挙で変えようと呼びかけました。
     記念講演では、阿部佳世(四條畷市会議員)さんの美しい音色のオーボエ演奏と「私と日本共産党」を題してのトークがあり文化芸術を満喫しました。
     二部では、活動報告、活動方針等の提案があり、来るべき衆議院選挙に向け、「女性パワー」を発揮していくことを確認しました。
     党議員団から井上まり子議員が出席しました。

    0907女性後援会矢野挨拶.jpg  0907女性後援会安部.jpg