[2022.2.25] -[門真民報]
コロナ禍で市民の命と暮らし守る予算
住民合意で「住み続けたい」まちづくり
第1回定例会(3月議会)に向け議会運営委員会
24日開会の第1回定例会(3月議会)に向け議会運営委員会が16日開かれました。
提出予定案件は、報告案件1件、承認案件4件、その他案件1件、契約案件1件、条例案件9件、予算案件8件、人事案件1件、の計25件で、理事者説明の後、取扱い等について協議しました。
承認案件の令和3年度一般会計補正予算では、国の子育て世帯への臨時特別給付金事業約8億2千万円、住民税非課税世帯等臨時特別給付金事業約27億1千万円が主なものとなっています。
また、ふるさと納税に関する寄附金収入約2億6千万円が増額補正されます。
くすのき広域連合解散に関する議案
その他案件では、「くすのき広域連合の解散及び財産処分並びに事務の承継に関する協議について」が提案予定です。
議決されれば介護保険事業を3市(門真市、守口市、四條畷市)で運営している「くすのき広域連合」は令和5年度末で解散し、令和6年度からは各市で介護保険事業を運営するよう新年度から2か年で実質的に準備がすすめらます。
まちづくり関係予算が34%増
新年度一般会計予算の総額は、664億4800万円で、前年度比68億9500万円、11・6%の増で、その内まちづくり部関係が約27億5千万円、34%の増となっています。
国庫支出金では、新型コロナウイルス対策関連が約12億円の増となっています。
コロナ禍で市民の命と暮らしを守る予算、住民合意で「住み続けたい」まちづくりをすすめることが求められます。
3月8日の本会議では、福田英彦議員が日本共産党議員団を代表し、宮本市長の施政方針説明に対する代表質問に立ちます。
令和4年度 当初予算総括表(単位:千円)
4,131名の願いが託された
給食費の無償化を求める請願
本会議で全会一致の採択を!
議会運営委員会では、2月9日に議長宛に提出された「学校給食費無償化の実施を求める請願」の取り扱いについて協議されました。
福田議員は、「請願権は、憲法や請願法、地方自治法で規定され、委員会附託が原則とされている」として常任委員会で慎重に審査することを求めました。
しかし他の委員は、「本会議でも十分に審議できる」として、常任委員会で審査することなく、本会議で即決することを求めました。
これに対し福田議員は、「議員必携」の内容も読み上げ、請願に対し異論がない場合には本会議即決もあり得るが、そうでない場合は委員会付託すべきと主張しましたが、採決の結果、委員会附託を
省略し、2月24日の本会議で即決することが決定されました。
4131名の願いが託された請願が全会一致で採択されるよう党議員団は頑張ります。