[2009.6.26] -[門真民報]
市民のみなさん、みなさん方の暖かいご声援に支えられ、力いっぱい闘い抜くことができました。寄せられた多くの方々のご支援を心から感謝申し上げます。
今回の選挙で、市役所立て替え、3小学校(北・大和田・四宮)の廃校など数多くの問題が浮かび上がってきました。
これらのことも含め、市民のみなさんの意見を良く聞き、暮らしと営業が、今以上に悪くならないように引き続き運動を強めてまいります。
ご一緒に頑張りましょう。
ありがとうございました。
2009年6月22日
市民こそ主人公の
住みよい門真市政をつくる会
6月21日投開票の門真市長選挙で「市民こそ主人公の住みよい門真市政をつくる会」推薦の佐々木よしと候補は、9,922票(得票率29.3%)を獲得しましたが、残念ながら当選に至りませんでした。当選は、現職の園部一成氏でした。
佐々木よしと候補に貴重な一票を寄せていただいた市民のみなさんに感謝申し上げます。またご支持、ご支援いただいた各団体、個人のみなさんに心からお礼申し上げます。
今回の市長選挙で投票率が33.40%と前回を6.62%下回ったことは、国の悪政言いなり、市民の意見を十分聞かず行革を強行し、痛み押し付けの後は市役所の建替え・再開発推進の現市政に対する批判やあきらめの表れであり、佐々木よしと候補が前回比1,583票増やしたことは、この市政を「変えてほしい」との切実な願いが寄せられたものです。
選挙戦を通じて3小学校の廃校計画については、「もう決まったの」「一時間近くも低学年の子を歩かすの」などの声が数多く寄せられ、市役所建替え・再開発計画についても「痛み押し付けの後はハコものか」との批判が大きくひろがりました。
佐々木よしと候補は、3小学校の廃校計画の抜本的な見直し、市役所建替え・再開発推進より暮らし優先の施策の推進を掲げ、小学校校区ごとのタウンミーティングでまず、市民の意見をよく聞くこと。国の悪政にものを言い、国民健康保険制度をはじめとした制度改善を強く求めるなど、市民の目線から市政の転換を訴え、共感が寄せられました。
私たちは、今回の選挙で寄せられた市民のみなさんの切実な願いを何よりも大切にし、選挙中掲げた公約の実現に引き続き全力をつくすとともに「つくる会」の運動をさらに広範な市民との共同で発展させ、市政転換の実現にむけ全力をつくすものです。
選挙結果
9,922 佐々木よしと 59歳 当日有権者数103,572人
23,942 園部 一成 71歳 投票率33.4%(前回40.02%)
党議員団と「住みよい門真市政をつくる会」の佐々木よしと氏は、「第二京阪道路が供用開始されるまで、市道沖町東西線が通行止めになるのがわかってすぐ、日本共産党大阪国会議員事務所に連絡して第二京阪道路建設を担当してる浪速国道事務所に現場での状況説明と改善の申し入れをおこなってきました。
沖町東西線は、昨年9月27日・28日(土・日)の調査で、東から西へ行く車両台数が2700台を超える、もし平日に調査をしてたら3000台は超える車が通行。国道163号線から門真団地の北側を東西に通る市道岸和田守口線までの間は、この沖町東西線しかなく、周辺の島頭南北線が渋滞することが予測されます。
浪速国道事務所に対して、第二京阪道路の供用開始より一刻も早く東から西への通行ができるように要望しました。
浪速国道事務所との現場での話し合いは、都合で参加できなかった宮本たけし元参議院議員が、後日忙しいスケジュールの合間を縫ってきてくれました。
国民健康保険料の納付書が6月15日に発送されて以降、多くの市民が減免申請、納付相談に市役所に訪れています。
相談者は一日平均約100人、納付書発行1週間ほどで延べ900人もの市民が相談に訪れ、2時間もの待ち時間となっています。
減免申請については相談者の三分の一の方が申請をされています。
門真市の国保収納率は全国でも2番目に低く、さらに滞納率は55%と大阪府内でも飛び抜けて高くなっており、半分以上の加入世帯が保険料を払い切れていません。その上、国保料は、大阪府内でも非常に高くなっています。(下記表参照)。
国は収納率によって普通調整交付金の減額をペナルティーとして科し、門真市では2007年度約2億5千万円が減額され、高い国保料に拍車を掛けています。1997年度から2007年度の11年間で19億9千万円のペナルティーとなっています。
日本共産党は、84年に引き下げられた国庫負担率(45%→38.5%)を元に戻すことを求めていますが、当面緊急措置として国保料を一人当たり一万円引き下げることを提案しています。
所得100万円 | 所得200万円 | 所得300万円 | |
① |
186,410 |
418,610 |
547,940 |
② |
154,660 |
291,480 |
409,380 |
③ |
139,380 |
257,280 |
375,180 |
①40歳代夫婦と未成年の子ども2人の4人家族②65歳以上の夫婦のみの世帯③65歳以上年金所得、単身世帯