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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2387(2021年11月21日号)

    [2021.11.19] -[門真民報]

    「立地適正化計画」誰のため
     市民はターゲット(標的)?

    都市計画審議会 亀井あつし議員

    メインは民間事業者

     11日、令和3年度第1回門真市都市計画審議会が開催され、亀井あつし議員が出席しました。
     審議案件は、「東部大阪都市計画生産緑地地区の変更」と「特定生産緑地の指定について」審議し、出席者全員が2議案とも賛成しました。
     報告案件は、「門真市都市マスタープラン改定」と「門真市立地適正化計画見直し」について報告がありました。

    市民は儲けの対象か!

     報告案件の「門真市立地適正化計画見直し」について、亀井議員は、本来、自治体の計画は住民の立場から作成するものが前提。
    しかし同計画は、民間事業者のための計画になっている点を指摘しました。
     具体的には
     ①4章「都市機能誘導区域におけるアプローチ」の項目にターゲット(「標的」商品マーケット上の対象となる特定の購入者)という言葉が多用されている。これでは、市民は儲けの対象ではないか。
     ②5章「居住・都市機能誘導に向けた施策」のスキーム(図1参照)の中心は民間事業者、それを支援する国と門真市という構図になっている。
     ③7章「届出制度等」は、規制緩和を前提に事業者に対しての届け出不要項目が増えている。
     ④8章「計画の評価・見直し」に示された、達成の度合いによっては一層の規制緩和を示唆するような表現がある。

    住民が安心して住み続けられる
     住民参加のまちづくりを求める

     市の提案するまちづくりの計画に対して、「①地域住民が安心して暮らし住み続けることが出来るための生活基盤をつくること。利潤追求の道具にしてはいけない」「②住民の計画づくりへの参加と合意形成が不可欠。市民参加を徹底することが求められる」と亀井議員は主張しました。

    門真の原風景を残して

     「特定生産緑地の指定」について、安心して農業を続けられる相続税猶予制度や固定資産税の見直しを前提にすることや都市農業を守れる「門真市都市農業振興基本計画」の策定を求めました。
     「門真市都市計画マスタープラン改定」では、門真の原風景を残すことや交通対策の充実の提案をしました。

     

    命と暮らし守る運動の前進を

    門真・守口生活と健康を守る会が定期大会

     門真・守口生活と健康を守る会第40回定期大会が開かれました。
     はじめに、9月22日に急逝した井上まり子会長の冥福を祈り、遺志を引き継ぐ決意を新たに黙祷が捧げられました。
     続いて開会あいさつの後、全大阪生活と健康を守る会、門真市職員労働組合、門真労連、門真年金者組合の代表からあいさつがあり、党議員団からは福田英彦議員があいさつに立ちました。
     あいさつでは、急逝した井上まり子会長の3期12年間の「市民に寄り添った」議員活動について紹介、総選挙が野党共闘の効果を発揮した一方で自公に加え維新など「改憲」勢力が3分の2を超えたことを挙げ、自己責任押付けの政治と改憲許策動をさない運動と来年の参議院選挙、再来年の市議選で頑張る決意、門真・守口生活と健康を守る会の今後のの発展をと述べました。
     大会では、活動報告と活動方針案が提案され、改憲発議を許さない運動はじめ、諸制度の引下げではなく拡充の運動、多彩な行事と組織拡大の方針が決定されました。

     

    「大阪市と同じように
     給食費無償にして」の声が

    スーパーライフ前で宣伝署名

     13日、門真子育て支援の拡充と学校給食無償化をすすめる会は、島頭3丁目・スーパーライフ前で、無償化を求める署名の訴えとマイク宣伝などをおこないました。
     署名の訴えに応えてくれた婦人は、「大阪市が実施しているのだから、ぜひ門真市でも実施して欲しい」と訴えられました。
     八尾市では、11月から来年3月迄の期間でですが実施を予定しています。
     同会は、来年の3月市議会に向けて署名を集め提出を予定しています。

     

    家計に重くのしかかる「隠れ教育費」

    しんぶん赤旗「日曜版」2021年11月14日号を参考に調査

    門真では 男子 72,010円 女子 74,150円

     コロナ禍で子どもの貧困問題が深刻度を増すなか、教育にかかる費用が家計を圧迫していることについて、千葉工業大学准教授の福嶋尚子さんを取材した、本吉真希記者の記事を参考に、門真市内A中学校の現状について調査した結果を紹介します。

    市内A公立中学校学校指定品と価格(2021年度)

     

    しんぶん赤旗の記事同様に、私費負担で比重の大きいのは、制服やかばんなど「学校指定品」です。

     福嶋さんは私費負担の問題について①必要なものは無償化する②本当に必要かを精査し、やめるか別のものにするか考えるとの方向性を提案しています。

     

    段差解消で車いす通行可能に

    古川沿い国道163号交差点南側市道

     市道の段差が先日、改修されました。市民から「歩道に段差があり、車いすで通行出来ないので、危険を承知で車道を通行している」との相談を党議員団が受け、担当課に改善を申し入れ、段差がなくなりました。

    市担当課より提供してらった写真を加工したものです。(上の写真)