[2009.5.22] -[門真民報]
「市民こそ主人公の住みよい門真市政をつくる会」(略称「つくる会」)では、市民アンケートに取り組んでいます。すでに多くの市民の皆さんから切実な声が寄せられています。
「いまの門真市政についてあなたはどう考えますか」の質問には「大いに不満」が41%、「少し不満」が24%で回答者の3人に2人は、いまの市政に「不満」を持っていることが伺えます。
19日、20日開催の第1回臨時会に提案予定の議案等についての取扱いを協議する議会運営委員会が、12日開かれました。
市税条例等の一部改正の専決処分を承認する案件については、上場株式等の配当所得及び譲渡所得等に対する税率の特例措置(10%軽減)を3年延長する金持ち優遇税制をはじめとした「改正」を「地方税法等の一部を改正する法律」が09年3月31日に公布されたことに伴い、「専決処分」したことについて、議会に承認を求めるものです。
また、補正予算の承認案件については、08年度の一般会計から国保会計に7億4千万円繰り入れし、累積赤字を増やさない措置などの補正、09年度では市会議員補欠選挙費用の追加などの補正を「専決処分」したことについての承認を求めるものとなっています。
いずれも委員会付託することなく、即決することが決まりました。
理事者報告では、5月1日付の人事院勧告(夏の一時金を0.2月減じる)について「しかるべき対応が必要」とするもの。定額給付金及び子育て応援特別手当の実施状況。新型インフルエンザに関する対応(3回の対策会議の開催、市へは7件、保健所へは97件の問い合わせ)について報告されました。
今議会には、委員会条例を一部改正し、これまでの4つの常任委員会(総務水道、民生、建設、文教)を建設、文教を統合し、「建設文教常任委員会」とし、3つの常任委員会とする議案が提出予定となっています。
常任委員会は議案について専門的に慎重に審査する機関です。しかし、提案されようとしているものは、関係の薄い建設(まちづくり)部門と教育部門を同じ常任委員会とするもので、府下でも1市しかありません。
福田議員は府下でも10市ある「建設水道」、8市ある「総務文教」など、専門的に審査する常任委員会にふさわしいものにすることを求め、本会議で即決でなく委員会付託し、審査することを求めましたが、本会議で即決することを決めました。
このほか、議会運営委員会では、政務調査費の支出運用に関する取扱い要領の見直し(改正)について協議、確認されました。
今臨時会は、議長や副議長などの選挙、常任委員会委員の選任や組合議会等の選挙などが行われます。
日本共産党門真東部支部と同後援会は、16日、城垣町自治会館で「国政・市政を語るつどい」を開き、25名が参加しました。
やの博之6区国政対策委員長は、「民主党は小沢氏から鳩山氏に代表が代わったが、辞任に追い込まれた西松献金疑惑の「に」の字もなかったし、雇用・景気対策への言及もなく、多くの国民が落胆したのではないか。」と指摘し、「自・公の悪政からの根本的な転換を図れるのは、日本共産党しかない。」と力を込めて訴えました。
続いて、吉松正憲議員からは、この4年間の園部市政について、変化を期待した市民の声を本当に代弁するものではなかった。国の構造改革路線、すなわち、「お上に頼るな、自立自助だ」「公の役割を減らし、公民協働へ」の掛け声のもとで、小泉構造改革の門真版ともいうべき市政が行われてきたこと等、市政が市民の声を聞こうとしてこなかった4年間を鋭く告発しました。
市長候補として擁立された佐々木よしと氏は、「きびしい財政状況の中で、市政があれもこれも何でもできるという時代ではないが、そうであればあるほど、市長が、市民に対してどんな姿勢を示すのか、メッセージを打ち出すのかが重要だ。」と述べ、この4年間、タウンミーティングなどをまったくやってこなかったこと、保育所民営化でも頑として市民との面会を拒否してきたことを厳しく批判し、「市民の声にしっかりと耳を傾ける市長であってこそ、市民参加の市政ができる。」と決意を述べました。
17日大池自治会館で、日本共産党門真大田和・中部地域、党と後援会の決起集会がありました。市長選挙について、井上まり子市会議員の「3月議会」報告、6区選対委員長より「日本共産党の役割」について、やの博之大阪6区国政対策委員長が、これほどひどい一大不況に対して、政治が果たすべき役割についてなどの決意表明がありました。