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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2379(2021年9月26日号)

    [2021.9.24] -[門真民報]

    人類初の平和憲法を発案!
    門真が生んだ総理大臣 幣原喜重郎

    「幣原喜重郎生誕149年記念講演会」開かれる

     門真出身の第44代内閣総理大臣の幣原喜重郎の生誕149年を迎えた13日、「幣原喜重郎生誕150年記念事業実行委員会」が記念講演会をルミエール小ホールで開きました。
     講演会では、元朝日新聞ロサンゼルス支局長などを努め、現在フリーの国際ジャーナリストの伊藤千尋氏が「幣原が求めた9条を活かす日本へ~コロナからコスタリカまで」をテーマに記念講演を行いました。

    政府の無策・愚策
    失敗したコロナ対策

     伊藤氏はまず、「コロナ禍の世界から」で、制圧に成功した国では、(台湾、ベトナム、ニュージーランド、ドイツ)隔離の徹底、PCR検査、医療体制の強化、消費税減税などが行われてきたことを紹介し、長時間の会見で国民に説明し理解を求めてきたことを挙げました。

     一方、失敗した国として、無策・愚策だったアメリカと日本を挙げました。

    福島原発事故教訓に自然エネルギーへ

     「3 ・11から10年」では、原発の再稼働を強行する日本政府を批判し、日本は地熱発電の能力が原発の20基分であることを紹介し、自然エネルギーへの転換を求めました。

    幣原の理想実現したコスタリカ

     「幣原の理想を実現したコスタリカ」では、「兵士の数だけ教師をつくろう」と軍隊を無くし、難民を全て受け入れ、国連核兵器禁止条約に積極的な役割を果たしたことを紹介しました。

    幣原の正当な評価
    9条を「守る」から「広げる」へ

     さいごに、「どうしたら日本を変えられるか」では、人類初の平和憲法を生んだ幣原の正当な評価、憲法第9条を「守る」から「広げる」へ、「全国で25番目の9条の碑を門真に」と呼びかけました。

     

    総裁選挙では政治は変わらない
    共産党躍進、野党連合政権こそ希望

    清水ただし衆議院議員むかえ女性のつどい

     日本共産党門真女性後援会は19日、清水ただし衆議院議員を迎え「女性のつどい」を開催しました。
     清水氏は、自民党総裁選挙は、自民党のコップの中の権力争いで、国民の命と暮らしを守る新しい政治を生み出すことはできず、野党連合政権こそ希望の持てる政治が実現できるとして、日本共産の躍進を訴えました。
     総選挙の最大の争点の新型コロナ対策では、
    菅首相も吉村大阪府知事も感染者そのものを減らす為の具体的な取り組みを怠ってきたことを実例を挙げ指摘し、PCR検査や医療体制の強化、事業者等への支援を訴えました。
     野党4党が合意した共通政策については、消費税減税、憲法9条を活かした平和外交などポイントについて述べました。
     そして政党を選ぶ比例代表で、大阪80万票で日本共産党を大きく躍進し、野党連合政権実現を訴えました。

    持続化給付金の支給切実
    清水議員改善求める

     参加者からは、持続化給付金等が支給されない事例について質問があり、制度について説明、今も改善を求めていると回答しました。

     つどいには、福田英彦議員も駆けつけ、門真での新型コロナウイルスの感染状況と対応、保育所廃止の条例改正や奨学条例廃止、くすのき広域連合の解散問題など9月議会の特徴等について報告し、来たるべき解散総選挙に向け決意を述べました。

     

    今こそワクチンと一体に検査充実
    第6波に備え感染拡大抑えるとき

    国は大規模検査を 門真市でも検査支援を

     緊急事態宣言の期限が30日となりましたが、第5波のピークは過ぎたものの、緊急事態宣言を解除するまでに感染を抑え込むことができていません。
     9月19日現在の府下の重症者数は207人で、医療はひっ迫状況を脱していません。

     門真市の小中学校での感染確認は、それまでは月毎で一桁だったものが、8月には小学校で56人、中学校で32人確認され、9月も予断を許さない状況です。
     門真市職員の感染も8月に14人が確認され、クラスターと認定された部署もあります。

     府下自治体の人口当たりの感染率では、門真市は依然として3番目に高くなっています。

    大規模検査を菅首相に対し緊急要請

     日本共産党は16日、「今こそ、ワクチンと一体に、大規模検査を求める」と題する緊急要請を菅義偉首相あてに行いました。
     緊急要請内容は、①国が補助金を出して、自主的検査を大規模に行う。②感染が集中するスポットに対し、国の責任で集中的なワクチン接種と大規模検査を行う。③安心して休める保障を行う。の三つの柱です。

    門真市独自の検査と市民への検査支援を

     感染状況が深刻な門真市では独自の対策が必要です。
     小中学校や庁舎内で陽性者が確認された際、保健所が認定した濃厚接触者よりも広い範囲で市独自のPCR検査の実施が求められます。
     また、四條畷市や寝屋川市、泉佐野市などが実施している市内在住、在勤、在学者に対するPCR検査の支援も併せて求められます。 9月議会においても実施を求めましたが、引き続き粘り強く求めていきます。