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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2366(2021年6月20日号)

    [2021.6.18] -[門真民報]

    緊急事態宣言下での定例議会
    市民の命を守り、施策の充実を

    第2回定例会(6月議会)はじまる

     本会議が10日開かれ、23日までの会期で第2回定例会(6月議会)がはじまりました。
     会議の冒頭、今田哲哉議員(30年)、亀井あつし議員(30年)、大倉基文議員(10年)がそれぞれ全国市議会議長会永年表彰を受章、伝達式が行われました。
     続いて、条例改正や補正予算など、提出議案の説明が行われ、各常任委員会に審査が付託されました。
     続いて人事案件では、市長から固定資産評価審査委員会委員の推薦に小谷隆幸氏、人権擁護委員候補者の推薦に玄番允子氏、濱田和則氏、船越まり子氏の提案があり、全会一致で同意することを決定しました。
     緊急事態宣言下で開かれる定例議会。
     コロナから市民の命を守り、施策充実に向け、党議員団も力をつくします。

     

    デジタル法の問題点、まちづくりに関する諸課題についてただす

    総務建設常任委員会 福田英彦議員

     

     総務建設常任委員会が11日開かれ、福田英彦議員が出席しました。
     委員会に審査が付託された案件は6件で、質疑の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決定しました。
     いわゆる「デジタル法」に基づく「番号法」の一部改正に伴う個人情報保護条例等の一部改正については、引用条項等の整備でしたが、福田議員は、個人情報保護行政が大幅に後退する問題点を指摘し、今後の個人情報保護条例の改正については、個人情報保護行政が後退することのないよう留意することを求めました。
     補正予算では、門真住宅建て替えによって生まれる6・6㌶の余剰地活用検討業務委託について、余剰地の概要をただし、都市計画マスタープラン策定に伴うアンケートだけではなく、余剰地活用に限定した周辺住民等へのアンケートを実施するよう求めました。
     この他、門真千石西町住宅第3期新築工事請負契約の一部変更については、契約金額増額(約3100万円)の根拠等についてただしました。
     総務建設所管に対する質問では、4点について質問しました。
    ① 京阪古川橋駅北側の土地区画整理事業区域内の約8500㎡を活用(売却)する「幸福町・垣内町地区まちづくり活用事業」の事業者候補者選定の結果について福田議員は、候補者に選定された事業者の得点が721・2点、次点の事業者の得点が718・2点で、差が僅か3点であることを挙げ、価格審査点の差が24・3点であることから、提案内容では次点の事業者の方が優れていると評価されていることについてただしました。
     答弁では、「この結果や選定員会からの講評を踏まえ、提案内容がさらに充実したものとなるよう事業者に求める」としました。
     また今後については、
    地権者や地域への説明を門真市が主体的に行い、出された意見等を反映するよう事業者と協議することを求めました。
    ② 民間が行う松生町の16万㎡の開発については、まちづくり基本条例に基づく説明会の結果、開発に伴う本市の課題、交通渋滞等が予想される市道門真中央線の現状と今後のスケジュールについてただしました。
    ③ 門真神社前を南北に通る道路の拡幅事業について、現状と今後の住民への説明についてただし、「道路設計を進める上で住民からの意見をできるだけ反映させるための説明会の開催について自治会長と相談する」と答弁しました。
    ④ 用地取得業務における「交渉業務」を委託している問題で、委託業務が事業者で完結するのかという点について質し、「適正な業務執行に務める」と答弁しました。

     

    コロナワクチン接種予約など
     きめ細やかな対応求める

    民生水道常任委員会 亀井あつし議員

     14日、民生水道常任委員会が開催され、亀井あつし議員が出席しました。委員会に審査が付託された案件は、手数料条例など6件で全議案が採決の結果、全会一致で可決されました。

    市民からの厳しい声
     正面から受け止めて

     亀井議員は、質問に先立ち維新府政のもとで「医療崩壊」が起こり、大阪では3月1日以降の第4波で1000人以上が亡くなり、昨年の死者を合わせると2200人以上で全国最悪。検査拡大に背を向けて、「緊急事態宣言」解除の要請とあわせて、重症病床の運用減少など、後手後手、逆行に陥った「二重の人災」と指摘しました。

    65歳以上接種率29%

     新型コロナワクチン接種事業について、65歳以上の高齢者の接種率、見通しについて質問しました。
     市は、「6月13日現在約29・5%。7月末までに希望者の接種が完了出来るように取り組んでいる」と答弁しました。
     亀井議員は、「接種の予約が取れない状況について市民から連日『市長は何をしている・市会議員は何をしている』と厳しい声が寄せられている」「この声を正面から受け止め64歳以下のワクチン接種は他市の取り組みなども参考にしてきめ細かな対応を求めました。

    市民に負担をかけない
    集団接種会場の拡大など要望

     今後の64歳以下を対象としたワクチン接種について質問しました。
     市は、「今回のような予約受付時に市民に負担がかかることのないように努める」と答弁しました。
     亀井議員は、①集団接種体制への人的配置の強化、②市内東部や南部地域に学校体育館などを活用した移動会場なども含めた集団接種会場の拡大、③職域接種対応の困難な事業者へのサポート、④ワクチン接種に関する情報を詳しく広報車等を使って伝達すること、⑤他市でも実施している市ホームページを使っての個別診療所の紹介を市に要望しました。

    カジノ・開発より
     コロナに集中を

     亀井議員は、ワクチンの普及は重要。しかし、吉村知事が主張している「新たな変異株が広がる前にワクチンを広げる。これしかない」では、第5波を招きかねない。

    いま必要な対策は

    ①集団免疫が得られる まで時間がかかる、 社会的検査と無症状 者を対象にした検査 の抜本的拡大。
    ②医療機関への減収補 てんと保健所体制強 化。
    ③事業者への十分な補 償の徹底。
    ④東京オリンピックの 中止。
    ⑤カジノなど不要不急 の事業を見直して、 コロナ対策に集中す ること
     以上について、府や国に要望することを求めました。

     

    音楽とスタンディングで
     軍事費よりコロナ対策を

    かどま9条の会 京阪古川橋駅前

     6月9日、かどま9条の会は、京阪古川橋駅前で宣伝行動を行いました。
     今回の宣伝は、新型コロナウイルスの緊急事態宣言下、原爆をテーマにした「青い空は」や「ヒロシマの有る国で」などのバックミュージックを流しながら、「憲法9条を守りましょう・戦争する国N0!」、「軍事費より医療・コロナ対策へ」プレートを掲げスタンディングで訴えました。
     道行く方々から「頑張って」と声援がかかりました。また、宣伝の主旨に賛同して飛び入りで宣伝に参加する人も現れました。