[2021.6.4] -[門真民報]
新型コロナ対策など
命とくらし守る立場で頑張ります
6月議会に提案する議案が明らかに
5月27日に庁議が開かれ、6月議会に提案する議案の内容について紹介します。
提出された議案は、報告案件3件、条例案件4件、承認案件1件、予算案件2件、契約案件3件の計13件です。
寿市営住宅にエレベーター設置
条例議案では、保険料の軽減判定基準において、65歳以上の公的年金などの受給者は、当分の間、収入金額が110万円超えを125万円超えに引き上げる国民健康保険条例の一部改正など4件。
予算案件では、21年度一般会計補正予算として、緊急正規雇用・就労促進事業など新型コロナ対策関連、民間保育所等における一時預かり、保育延長事業への補助金などの補正予算他1件。
契約案件では、寿市営住宅1期エレベーター設置工事、他2件。
党議員団は、変異株の爆発的感染拡大で緊急事態宣言が延長されるもと、命とくらしを守る立場で頑張ります。
個人情報を民間事業者に提供するな
菅政権の進める「デジタル社会の形成を図るための関連法律の関係での個人情報保護や行政手続きなどの条例の一部改正案件が提出されます。
今回の条例の一部改正は、これまで以上に個人情報を民間事業者に提供することを目的としたものです。
我が党の国会質問で、住宅ローンを扱う住宅金融支援機構から、民間事業者の住信SBIネット銀行へ提供されていたことが明らかになりました。
本人から自らの個人情報の利用の停止や削除について請求できる規定がありません。
プライバシーを守る権利や自己決定権をはじめとする保障をすることが、必要です。
党議員団は、個人情報保護の立場で頑張ります。
千石東町で100人に聞きました
門真住宅跡地活用
千石東町B29~33棟
日本共産党門真南部支部は、市営住宅建て替えによって生まれる約1ヘクタールの空地の活用について、千石東町在住100人のみなさんにお聞きしました。
全て + 半 分 92人
「全て地域住民のために活用する」と「半分は活用、半分は売却」とを合わせると住民のために活用することを92人の方が求められています。現段階では判断できないなどの理由で6人の方が「その他」と回答。「全て民間に売却」は2人でした。
公園にして! 65%
空地活用について、災害時の避難場所の確保、ボール遊びの出来る、高齢者がくつろげるなどの理由から公園・広場と回答される方が、64.9%。幼児から高齢者まで利用の出来るコミュニティー施設24.6%。市民農園の減少の関係もあり市民農園を希望する方も8.8%。その他では、駐車場・公営葬儀場などの声も寄せられました。
記録的に早い梅雨入り、門真でも豪雨
災害に強い安全・安心のまちづくりを
側溝や集水桝等の点検や清掃等についても要望
近畿地方は、例年よりも21日早い5月16日、観測史上最も早く梅雨入りしました。
梅雨の期間も長く雨量も去年より増えることが予想され、早めの雨対策と備えが欠かせません。
調節池は満杯、古川は氾濫注意水位に
こうしたなか、5月20日から21日にかけて門真市においても豪雨となりました。
20日の22時から21日の8時までの10時間の総雨量は142ミリで、21日の5時から6時は31ミリを記録しました(別表参照)。
また、下水道で雨水が受けきれないときに、一時的に雨水を貯めておく「調節池」がありますが、当日は一番町調節池(1万5千立方メートル)、門真南調節池(3万6151立方メートル)がそれぞれ満杯となりました。
また、古川の水位は、満潮と重なった関係もあり、21日の午前7時頃には氾濫注意水位(3・2m)にまで上昇しました。
門真市の担当職員も夜を徹してパトロール等に回りましたが、幸いにも、市民からの冠水等の通報はほとんどありませんでした。
5月20~21日の時間当たり雨量
長期の梅雨、豪雨に備えた対応を
党議員団は、これまでも豪雨に対応できるよう公共下水道の整備をはじめ増補幹線や地下河川の整備の促進、水路の浚渫(しゅんせつ)、 側溝や集水桝等の点検や清掃等を求めてきました。
記録的に早い梅雨入りと長期の梅雨が予想される中で、今回の豪雨を踏まえ、改めて側溝や集水桝等の点検や清掃等について担当部署に申し入れを行いました。
気候変動による巨大な台風や豪雨による甚大な被害が毎年のように発生しています。
気候変動に対する市としての取組みを進めるとともに、災害に強い安全・安心のまちづくりが求められます。
池みたいな水溜まり解消!
豊北前議員が機敏に市へ申し入れ
↓ 【下の写真】解消
5月5日に降った雨で、上島町31番地と上野口町1番地の間の歩道が冠水し、地域の方から「大変だ」「困った」「何とかしてほしい」と、豊北ゆう子前議員に連絡がありました。 さっそく、担当課に状況を伝え整備がなされたものです。担当課が冠水の原因と整備方法を検討した結果、集水マスの目が細かいので周囲の木々の葉っぱ等が詰まりやすくなっていたのではないかと、5月10日に粗い目のマスに交換されました。豊北前議員は、その後の大雨での冠水は回避されているが、引き続き注視していくとのことです。
また、上野口町の水路沿いで、子どもたちの通学路にもなっている道路に水たまりができ安全に歩けない。北巣本町では側溝が草で埋まり、「蚊の発生や雨が降ったら心配だ」との声を担当課に伝え整備を求めています。
梅雨のシーズンでもあり、台風にも備えた早めの整備が求められます。