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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2348(2021年2月7日号)

    [2021.2.5] -[門真民報]

    コロナ禍で迎える2年目の年

      市民への独自支援施策充実を

    -2021年度の予算編成過程を公表

     門真市の2021年度予算の編成作業が進められていますが、その編成過程(部長査定)が1月27日に公表されました。
     一般会計当初予算の支出総額は、591億4398万7千円で、2020年度の当初予算の歳出総額622億3500万円を約31億円下回るものとなっています。
     部局ごとに見ると、まちづくり部が約27億7千万円減(25・7%減)ですが、大阪府から移管された市営住宅の維持管理事業、住宅市街地総合整備事業が約34億円減少し、土地区画整理事業が6億円増加しています。
     こども部では、約5億7300万円減(7・6%減)となっていますが、今年度実施された旧南保育園舎と浜町保育園舎の撤去工事費の減が主なものとなっています。
     教育部では、小中学校のトイレ改修工事が差し引き約2億5千万円減少、給食調理業務委託や屋内運動場屋根改修、LED照明借上料、GIGAスクール構想事業など約1億円増加し、全体で約1億5千万円減(7・6%減)となっています。
     コロナ禍で迎える二年目の年になりますが、コロナ対策関係費は約5500万円です。
     今年度の補正予算も含め、市独自の市民への支援施策の充実が求められます。

     

    門真市「都市計画マスタープラン」「立地適正化計画」
      見直しに関わる市民意識調査結果報告書

     門真市は、2012年の「門真市都市計画マスタープラン」、2017年の「門真市立地適正化計画」見直しに係る市民意識調査を実施し、その結果を公表しました。
     対象は、市内に居住する18歳以上の中から無作為に3000人を抽出。2020年10月14日に配布、同年10月28日到着分、回収率33・5%という内容です。
     同報告書のアンケート結果に関する考察」の内容と中心を疑問点や問題点を紹介します

    今後のまちづくりの課題
     狭く危ない道路 古く密集した住宅対策

     今回の市民意識調査結果報告書も、道路の安全対策と密集した住宅問題についての要望が多く示される内容でした。
     「定住意向」の住み続けるために必要な施策では、「道路が狭く古い建物が密集している地区の改善など安全な市街地の形成が求められ、過年度調査と比較(2015年23・3% → 2020年46・1%)しても大きく増加している」となっています。
     「都市計画マスタープランで優先すべき施策」でも、「道路が狭く古い建物が密集している地区の改善」「生活道路の整備」の優先度が高くなっています。 「誰にでもやさいしいまちづくり」、「住環境の良いまちづくり」等でも、公共施設や道路等のバリアフリー化や歩行者と自転車道の分離など要望結果が示されています。

    道路整備や密集住宅 積極的提案おこなう 党市会議員団

     党市会議員団は、狭く危ない道路の改善と古い建物が密集している地区の改善について、議会質問、予算要望、国や大阪府への申し入れなどに取り組んできました。
     道路問題では、①都市計画道路や幹線道路の新設・拡幅する時は、地権者に協力を求め歩道を確保すること、②水路敷きの活用で歩道の確保、③側溝を改修して歩道部を確保すること、④歩道上の電柱の移設、⑤段差の解消等のバリアフリー化、⑥自転車専用道路整備計画など積極的な提案をしてきました。
     古く密集した住宅対策についても、①災害に強いまちづくり、②住民追い出しにならないまちづくり、②空き家対策(老朽家屋、廃屋等)など問題点の指摘と同時に積極的な提案を重ねてきました。

    市民の声「自由記述」は 集約された項目数値だけ紹介

     市民の「まちづくりへの関わり」について、「『住民の意見を反映しながら、市が主体的にまちづくりを進める」など」がともに4割以上であり、協働によるまちづくりが求められる」と記述されていますが、左記の項目別、件数(合計500件)、比率の表のみで、まちづくりについての市民から寄せられた具体的な声は示されていません。

    安心・安全めざし頑張ります

     「定住意向」で、「福祉や医療などの充実」「防犯・防災対策の充実」の要望が高い。
     「都市計画マスタープランで優先すべき施策」として、避難所となる公園の充実。
     「都市施設の利用状況」には、50歳以下は市外へ買い物に出かける。、高齢者は市内を中心に生活している。
     「住環境の良いまちづくり」では、北部では密集市街地の改善、南部では道路整備(歩行者と自転車の分離等)が求められている。
     これらの声を受け止めて、党市会議員団は、市民のみなさんの願い実現の立場で頑張ります。