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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2322(2020年7月26日号)

    [2020.7.24] -[門真民報]

    東部大阪(北河内・中河内)の今後のまちづくり審議

    門真市都市計画審議会 亀井あつし議員

     17日、20年度第1回門真市都市計画審議会が開催され、亀井あつし議員が出席しました。
     今回は、東部大阪都市計画区域の整備、開発及び保全の方針(マスタープラン)と北島東第2地区の土地区画整理事業に関することについて審議が行われました。

    淀川左岸線の影響を危惧する

     東部大阪都市計画区域のマスタープランの審議で、(阪神高速)淀川左岸線が排気ガスなど門真地域の住環境に与える影響について質問しました。
     市は、「開通に伴い交通量が増えることが想定されており、市としても、今後、みどりや環境に配慮したまちづくりに取り組む」と答弁しました。
     同道路は、花博記念公園前交差点まで地下、第2京阪道路JCT手前に門真西インターチェンジを設ける。同インターチェンジ料金所から第2京阪道路まで直線で登る構造になっています。
     環境に配慮した自動車が増えています。しかし、門真市域は、大阪湾から吹く風が年間8割と観測データーは示しています。排気ガスによる環境への影響が危惧されます。
     党議員団は、市民のいのちと健康を守る立場から、淀川左岸線の環境に与える影響について注視し、必要な対策を求めていきます。
     他に、東部大阪のものづくり企業への影響や、農地の推移について質問しました。

    カジノ計画は破綻しつつある

     東部大阪都市計画区域の整備、開発及び保全の方針について、党議員団として反対しました。
     反対の理由は、淀川左岸線の延伸の問題や整備開発計画方針の前提となる「都市づくり目標」は、人の不幸で成り立つカジノの誘致の実現が大きな柱になっている。
     カジノIRは、日本進出を狙うカジノ企業がコロナ感染の影響で軒並み大赤字で投資余力が無くなり断念。夢洲進出を狙うオリックスとの共同体事業も期限を後ろ倒し状態。前提となる目標が崩れつつある事を指摘しました。

    北島東第2地区の区画整理事業では
    市道岸和田守口線との交差部分の交通渋滞など心配

     北島東第2地区の都市計画土地区画整理事業などの審議では、地区内の区画道路道路(南北)から市道岸和田守口線(東西)への交差部分の渋滞について質問しました。
     市は、同区域内の物流施設への搬入・搬出の大型車両については、同交差点を使用しない方向で協議していると説明しましたが、一般車両や大型車両以外の車両の交通規制などについての説明はありませんでした。
     現状でも、市道岸和田守口線は、朝夕の渋滞が激しく、今後、同区域内道路から車両が流入すると、これまで以上の渋滞が危惧されます。
     また、市営門真団地から北島東区域への車両の通行について、市は団地内は車両の3トン規制がかかっているため、物流施設への搬入・搬出の大型車両は通行しないと答弁しました。
     しかし、同区域内道路は、抜け道として使われる可能性が高く、通行の時間帯規制などの検討が必要です。
     引き続き、周辺地域への影響が出ないように頑張ります。


    現状でも渋滞している区域内道路と市道岸和田守口線の交差地点。(20日午前8時30分頃)

     

    豪雨災害への救援募金を

    日本共産党門真東部後援会と豊北ゆう子前議員

     梅雨前線の停滞による豪雨で日本列島は、甚大な被害に見舞われました。死者は、8県で75人(熊本県65人)、住宅が水につかるなどの被害は1万5000棟(熊本県8100棟)にのぼっています。(15日現在)

    若い人の関心が高く、「がんばって」と

     後援会の方たちが参加し、募金箱を持ち、被災状況を載せた赤旗日曜版の記事を拡大した紙面を貼ったパネルを掲示し、豊北前市議がマイクで訴えました。募金6691円が集まりました。
     今回の募金は全額、日本共産党中央委員会を通じて被災地に届けます。
    (参加者の感想)
    「高校生や若いお母さんなど比較的若い人が募金をしてくれた。関心の高さを感じた」「がんばってくださいと声をかけてくれた」「写真を見ながら募金してくれた」「もう少し早く取りくめたら良かった」
     今回の豪雨災害は、コロナ禍の下でもあり、これまでと大きく異なる事態となっています。国民のいのちを守るため従来の対策の枠を超えた強力な支援が求められます。
     豊北前市議は、引き続き後援会のみなさんと募金活動に取り組んでいきたいと話します。

     

    新型コロナウイルスの影響に対する介護保険料の減免・徴収猶予の特例

    くすのき広域連合議会7月臨時会 福田英彦議員

     くすのき広域連合議会の7月臨時会が14日開かれ、福田英彦議員が出席しました。
     まず議長の選挙では、門真市選出の五味聖二議員が指名推薦で選出され、監査委員の選任では、守口市選出の松本満義議員が全会一致で選任されました。
     続いて、既に6月22日付で専決された介護保険条例の一部改正についての承認案件が議題となりました。
     これは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた第1号被保険者(65歳以上)に対する保険料の徴収猶予と減免の特例を設けようというものです。
     福田議員は、減免の特例について、①対象者、②具体の内容、③申請書の取得及び申請方法、④国の財政措置、⑤周知方法についてただしました(減免の対象者、具体の内容等については、別掲のくすのき広域連合作成の説明チラシを参照)。
     申請書の取得及び申請方法については、窓口とホームページから申請書が取得でき、必要に応じて郵送。申請受付は窓口と郵送受付に加え返信用封筒を渡すなど柔軟に対応するとしました。
     国の財政措置については、「全額国費による特別調整交付金で対応予定」と答弁しましたが、「特別調整交付金は、調整交付金から普通調整交付金を引いた残りで全額措置されるのか」と問題提起し、国に全額措置するよう働きかけることを求めました。
     市民への周知方法については、本部及び支所での説明、広報くすのきへの掲載、介護保険料本算定の納付書に減免に関する説明チラシの同封に加え継続した周知に努めると答弁しましたが、説明チラシも分かりづらい内容だとして、対象となる市民が知らずに申請しないということのないように周知することを求めました。
     介護保険事業は、第8期事業計画策定中でもあり、今後も注視していきます。