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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1753(2008年12月14日号)

    [2008.12.12] -[門真民報]

    市民サービスの後退危惧、民間委託が目白押しの補正予算!-第4回定例会(12月議会)開かれる

     門真市議会第4回定例会(12月議会)本会議が10日開かれました。

    07年度歳入歳出決算認定について問題点を指摘し反対

     まず、07年度の決算認定について閉会中に開催されていた決算特別委員会での審査内容の報告後、採決が行われました。
     採決にあたり、党議員団を代表し、井上まり子議員が討論に立ちました。
     討論では国の構造改革路線に沿って「定員適正化計画」の名のもとで正規職員の減少、非正規雇用の増加、業務委託が推進されていることについて「市役所の仕事はコストだけでは公的責任は果たせない」と指摘しました。
     続いて、公用車の使用について、昨年行われた市会議員選挙で特定の当選者へのあいさつに公用車を使用していたことは、公務の範囲外であり、市民の理解は得られないことを厳しく指摘しました。
     保育所民営化については、府下でも例のない4園同時の民営化、拙速な法人選定、地公法第22条に基づくアルバイト保育士の任用であるにもかかわらず、長期の任用を繰り返し、臨時的任用に当たらない実態があることなど、雇用者としての責任が果たされていないことなど指摘しました。
     このほか部落解放同盟に特化した研修・旅費や府人権協会への分担金問題、国民健康保険の資格証明書の交付、就学奨励金の廃止や給食調理業務委託におけるチェック方式の変更及び管理栄養士の委託、多額の教育用コンピュータ費用など問題点を指摘し、「門真市歳入歳出決算認定」について反対しました。

    説明求められる―ごみ収集車へのGPS搭載

     今議会へ上程された議案は、市道路線の認定をはじめ、門真市民文化会館など公の施設の「指定管理者の指定について」が4件。
     条例案件では郵送を伴う住民票などの交付について手数料を100円を加算する「手数料条例の一部改正」、姉妹都市の香美町の「ロッジかどま」を廃止する「門真市村岡自然ふる里村条例の廃止」、新たに4校に放課後児童クラブを設置し、全ての小学校への放課後児童クラブ移行する「放課後児童クラブ条例の一部改正」、産科医療補償制度の創設に伴って出産一時金を35万円から38万円に引上げる「国民健康保険条例の一部改正」などです。
     産科医療制度については、対象が限定されていることに加え民間の保険会社にゆだねられ透明性・公正性に問題があること、財源は3分の2が交付税措置となっているなど、制度の抜本的な見直しが必要となっているものです。
     補正予算では、職員給与の削減に伴うもの、ごみ収集者にGPSを搭載する「ごみ収集等調査業務委託」や1中6中をPFIで統合するための「アドバイザリー業務委託」などが盛り込まれています。
     また、来年度以降の業務委託などの支出額を定める「債務負担行為」では、清掃施設の維持管理等を委託し、3年間で9億円もの支出を伴う「施設維持管理業務委託」、小学校への学校給食調理業務を拡大する「学校給食調理業務委託」などが盛り込まれています。
     議案は各常任委員会で審査されます。党議員団は問題点など厳しくただしていきます。

     

    給食費の改定(引上げ)、職員のコンピューター不適正利用など報告-12月議会前の議会運営委員会開かれる

     3日、議会運営委員会が開かれ、党議員団から福田英彦議員が出席しました。
     まず、12月議会提出予定議案について理事者から説明、取扱等について決定されました。
     続いて理事者から①職員のコンピューターの不適正利用について②門真市国民健康保険条例の一部改正について③財団法人門真市文化振興事業団の解散について④給食費の改定について④交通事故に係る経過報告について報告が行われました。
     給食費の改定は、牛乳・小麦製品はじめ食料品の値上げにより、学校給食用の食材にも多大な影響を受けているとし、門真市学校給食費検討委員会を3回開催し、給食費を改定(引上げ)することが必要との答申が行われたことが報告されました。このことにより、来年4月1日から月額約550円の引上げが門真市学校給食会理事会で決定されたとのことでした。
     学校給食の食材費は学校給食法により保護者負担とすることとされていますが、食品の高騰分を補助し、引上げを行わない自治体や引上げ額を抑制する自治体が少なくありません。門真市においても市民の暮らしを守る立場からこうした施策の実施が求められます。

     

    市民ランナー、小・中学生から親しまれていた「門真ハーフマラソン」が中止に-門真市は広報、ホームページにも掲載せず

     94年から毎年開かれ、市民ランナーが楽しみにしていた「門真ハーフマラソン」が来年1月に開かれないことが明らかになりました。
     参加者の募集が広報で行われていないことから市民からの問い合わせが寄せられ、スポーツ振興課に確認したところ「門真市体育協会の総会で中止が決定された」とのことでした。
     この大会は毎年市内はもちろん市外、他府県から「走りやすいコース」と評判の大会で、千名を超える参加者があり、また、多くの小・中学生が参加し、「チャレンジ」の大会でもありました。
     この間、門真市は市内の各団体への補助金を削減し、門真市体育協会についても例外ではありませんでした。 多くのボランティアで支えられてきましたが、大会参加者の伸び悩みなど、赤字となる中で、やむなく中止の決定がされたものです。
    【小学生の保護者】
     子どもが毎年楽しみにしていたのに、とても残念です。
     主催は体育協会ですが、門真市は補助金を減らすだけでどんな支援をしてきたのでしょうか?今年は「ふるさと門真まつり」もなくなり、どんどん寂しくなります。
     体育協会任せということではなく、子どもの健全育成の場としても「門真ハーフマラソン」が復活して開催できるよう門真市としてもっと努力してほしいと思います。

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    家族、学校、環境問題などテーマに元気よく発表-第26回「青少年の主張」発表会

     第26回「青少年の主張」発表会が7日開かれました。応募総数2,657人から選ばれた15人の小・中学生が家族や学校での出来事、環境問題など、感じたことや行動し始めていることについて元気よく発表しました。

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