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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2315(2020年5月31日号)

    [2020.5.29] -[門真民報]

    新型コロナウイルス感染対策の条例改正
    補正予算、特別職・議員の給与等の削減

    第1回臨時会が全ての日程を終了し閉会

     第1回臨時会が20・21日に開かれました。
     臨時会に提案された案件は、既に専決処分された条例改正や補正予算12件で、いずれも全会一致で可決されました。
     新型コロナ対策に伴う令和2年度一般会計補正予算2件については、福田議員、亀井議員が質疑・討論を行いました。
     続いて、6月の特別職の期末手当を削減(市長30%、副市長15%、教育長10%)する条例改正、議員報酬6・7・8月分を現在の10%削減から20%削減とする条例改正が全会一致で可決されました。
     次に議長・副議長の選挙が行われ、議長に今田哲哉議員(大阪維新の会緑風議員団)、副議長に岡本宗城議員(公明党)が選出されました(党議員団は、議長に亀井あつし議員、副議長に福田英彦議員に投票)。
     監査委員については、後藤太平議員(公明党)が賛成多数(党議員団は反対)で選任されました。
     そして、各常任委員会委員、一部事務組合議会議員等の全ての構成が決まりました。

    新たな議会の構成
    https://www.city.kadoma.osaka.jp/shisei/shigikai/5/5212.html


      亀井あつし 議員

    民生水道常任委員会委員、守口市門真市消防組合議会議員、議会改革協議会委員

     
      福田英彦 議員

    総務建設常任委員会副委員長、議会運営委員会委員、くすのき広域連合議会議員

     

    市民の暮らしと営業守る新たな独自施策を
    特別定額給付金を早期にすべての対象者に

    新型コロナ対策関連の補正予算について党議員団が質疑・討論


      福田英彦 議員

     20日に開かれた第1回臨時会本会議において福田英彦議員は、新型コロナウイルス感染症対策として、市独自施策の「おうち時間応援給付金」、府・市共同事業の「休業要請支援金」、予備費の増額など総額8億円余を追加する補正予算について、①「おうち時間応援給付金」の決定に至る経過、②府・市共同の「休業要請支援金」の算定根拠、③予備費の考え方、④新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の見込額と実施計画の策定状況、⑤市民の暮らしと営業を守る新たな市独自施策と財源確保の考えについてただしました。
     とりわけ、「市民の暮らしと営業を守る新たな市独自施策」については、門真市議会としての緊急要望を受け実施を決めた0歳から中学生まで一人1万円を支給する「おうち時間応援給付金」のみで、他市に比べ十分でないとの認識から質しましたが、「今後については、地方創生臨時交付金を活用した事業を検討しているところであり、あらゆる手段を用いて財源を確保し、事業実施に向け検討してまいりたい」との答弁にとどまり、具体的な施策は示すことができませんでした。
     福田議員は討論で、給食費の無償化は10自治体以上、水道料金の減免は20自治体以上、中小・小規模事業者への支援が各市で実施されていることを示し、、市民の暮らしと営業を守るための独自施策を実施するよう強く求めました。

     


      亀井あつし 議員

    定額給付金のオンライン申請は問題だらけで取り止めを!

     亀井あつし議員は、国の1人一律10万円支給の「特別定額給付金」に伴う補正予算について、①定額給付金支給に係る準備と支給状況、②オンライン申請の状況(申請数、マイナンバーに係る様々な課題への対応、申請のチェック)、③市民からの問い合わせ等に対する対応状況、④今後のスケジュールと早期給付完了の考えについてただしました。
     答弁では、オンライン申請について、「国のシステムの仕様上、申請者の本人情報以外の世帯構成や振込先口座の情報を入力する必要があることや、複数回申請することが可能なことなどから、誤入力や二重申請等が多数生じており、慎重に審査している」と、オンライン申請の問題点が浮き彫りとなりました。
     また、今後のスケジュールについては、郵送申請については、「申請書類等を5月30日以降順次発送し、給付につきましても6月12日以降順次実施する予定としている」と答弁しました。
     亀井議員は討論で、事務の混乱を招いているオンライン申請を5月30日までとした八尾市などの例も挙げ、対応が必要と述べ、「ていねいな市民周知と申請受付を行うとともに、相談窓口等の『3密』防止対策に万全を期すこと。すべての対象者に対し、給付を早期に完了すること」を求めました。

     

    大阪府の「緊急事態宣言」解除に伴い
    小・中学校の再開、保育園等も開所へ

    対策本部会議、市議会連絡会議開かれる

     第15回門真市新型コロナウイルス感染症対策本部会議及び門真市議会災害対策連絡会議が22日開かれました。
     国が5月31日まで延長していた「緊急事態宣言」を39県について解除したのに続いて、21日付で大阪府、京都府、兵庫県を解除したことに伴い、大阪府において自粛要請等の大幅な解除が行われたことから、門真市の対応等に協議し、市議会にも報告されました。
     連絡会議では、教育委員会の担当者より、大阪府の方針に基づき、5月31まで休校としていた小中学校について、
    次の内容が報告されました。
    ①5月25日(月)以降、小学6年生と中学3年生は分散登校日に授業を行うこと。
    ②6月1日(月)から学校を再開し、12日(金)までは、「スタートアップ期間」として、分散登校による短縮授業を行い、給食は実施しないこと。
    ③6月15日(月)からは、全員登校による通常授業を行い、給食を実施する。
     給食の実施については、衛生面の指導が必要との観点から、まずは包装されたパンと牛乳、大おかずから始め、教職員が配膳等を行っていくことや消毒の作業についても報告がありました。
     また、保育園・こども園については、6月1日から開所していく方針が示されました。
     以上の報告を受け、登校しない児童・生徒の学びの場の保証、教職員の負担軽減、保護者への周知など、危惧される問題点などについて質問があり、考えが示されました。

    門真市の感染確認者全員が退院(治癒)

     門真市では新型コロナウイルスに感染した方がこれまでに21人が確認されていますが、5月22日時点で全ての方が退院(治癒)されています。
     対策本部は、「市民の皆さまにおかれましては、気を緩めず、咳エチケットや手洗いの徹底など引き続き予防に努めていただくとともに、国や大阪府、本市などが発信する正確な情報に基づいて冷静な対応を心がけていただきますようお願いします。」と呼びかけています。

     

     新型コロナウイルス感染症に関する本市への寄附・寄贈(5/22現在)