[2019.11.1] -[門真民報]
市議選の公約「安心・安全の歩道整備」実現に向け
「消えた横断歩道の白線」など 74ヶ所
日本共産党門真市委員会が改善の申入れ
10月 23日、日本共産党門真市委員会(吉松正憲市委員長)は、門真市まちづくり部に対し、「歩行者の安全対策をはかる路面標示について」の要望書を提出し、懇談しました。
亀井あつし議員団長と福田英彦議員団幹事長も同席しました。
同要望は、4月の門真市会議員選挙で公約として掲げた「安心・安全の歩道整備」の実現の一環として取り組んだものです。
6月市議会一般質問で亀井あつし議員が交差点などの白線が薄くなっていることを取り上げました。
そして、地域の党支部が市内の調査を行い、今回は第一次分として横断歩道や停止線などが消えたり薄くなっている 74カ所の改善を要望したものです。
懇談の中で参加者から「通学路を優先して横断歩道の白線や『スクールゾーン』の文字を引き直してほしい」などさまざまな要望が出されました。
まちづくり部は、要望に対して「市管理の路面標示が消えたは随時、上塗りなど財政なども踏まえ対応したい。公安委員会などそれぞれの管理者に申し入れる」と答えました。
亀井あつし議員は、上塗りの進捗について今後、報告することを求めました。
引き続き、党市委員会は、歩道の拡幅、段差の解消をはじめ「安心・安全の歩道整備」に向けて、党市会議員団とも連携して頑張ります。
民間への定期借地で駅前の開発
RPA活用で市民サービス向上
総務建設常任委員会が大田区、港区を行政視察
総務建設常任委員会の行政調査が 10月 28日(東京・大田区)、 29日(東京・港区)に行われ、福田英彦議員が委員として参加しました。
交換した区保有地を50年の定期借地で民間業者が開発
大田区では、駅前の開発をテーマに、大森駅すぐのLuz大森「大森北一丁目開発」について視察しました。
地元の要望により、民間用地と区の土地(特別出張所、図書館、駐車場)を交換し、区の土地を民間事業者が 50年の定期借地で複合施設を建設、図書館や出張所などとして区が一部を賃貸借するというものです。
平成 23年(2011年)3月オープンで、テナントは全て埋まっていますが、当初のフロアごとのコンセプトとは変化がありました。
説明後、図書館等の施設を視察、事業の経過の詳細や特定目的会社の役割等について質問が出されました。
京阪古川橋駅北側のまちづくりが進められようとしていますが、まちの活性化、市保有地の有効活用を地域の商店、住民合意で進めていくことが重要です。
市民サービス向上と働きやすい職場づくりでAI・RPA
港区では、「『港区AI元年』~AI・RPAによる区民サービス向上と働きやすい職場づくり~」をテーマに説明を受けました。
AI(人工知能)の活用では、多言語AIチャット、AI議事録自動作成支援ツール、ホームページ翻訳AI等が導入されています。
RPA(業務の自動化)では、保育所入園業務、児童手当業務、職員の出退勤業務など9業務で導入され、年間5500時間の業務時間削減が見込まれています。
説明後様々な質問がありましたが、決して人員削減や人件費抑制ではなく、区民サービス向上と働きやすい職場づくりを目指し、「前のめり」でなく、着実に導入されてました。
門真でもしっかり生かしていきます。
災害対応重要、安心安全な水を安定して安価に供給を
大阪広域水道企業団議会が村野浄水場を視察
大阪広域水道企業団議会の浄水施設等の調査が10月21日、村野浄水場(枚方市)で実施され、福田英彦議員が参加しました。
村野浄水場は、大阪広域水道企業団が府内42市町村に供給している水道水の約8割を占める浄水場で、敷地面積は約 31万7千㎡、施設能力は一日当たり約 180万トンで、100%水道企業団から受水している門真市にとって重要な施設です。
淀川を水源として、磯島取水場から導水管により取水し、平面系高度浄水施設1棟、階層系浄水施設2棟によって高度処理された「おいしい」水が各自治体に供給されます。
老朽施設については、今後約 600億円をかけた更新工事が計画されています。
また、地震や台風などの災害への対応が求められています。
調査では、施設の概要説明と現場視察を行いました。
水需要が減少する中で村野浄水場が、安心・安全な水を安定して安価で供給していくために力をつくします。
大阪に絶対カジノを作らせないために力をつくそう
第15回日本共産党かどま女性後援会総会
10月 26日、日本共産党かどま女性後援会第 15回総会が開かれ、第一部の総会では、石原恒夫行政区後援会長、党市会議員団より福田英彦議員があいさつしました。
講演では、石川たえ府議会議員が大阪府政の現状・問題・課題などを語りました。
石川たえ府議
維新府政の問題点訴える!
石川府議は、維新府政の下ですすめられている国保広域化の問題。児童虐待数は全国トップ。しかし対応する職員数等が全国の水準に追い付いていないこと。 大阪府が管理する河川は200もあるというのに、河川の氾濫を防ぐための改修工事に40年の計画。また、予算議会で緊急事案として出された「IRカジノをつくるための環境アセスメント調査費用」の問題点について触れ、2024年(万博開催1年前)にIRカジノを実施させようと国と大阪府が協力し暴走していることを指摘し、府民の命・暮らし守るために、大阪に絶対カジノはつくらせないとみなさんとがんばりたいと決意を語りました。
福田英彦議員の
市政報告
福田英彦議員は、府営住宅の市移管問題、門真の人口減少問題(特に子どもの人口減少が著しいこと)に関わる小中学校の統廃合問題や安心安全のまちづくりについてなど、市政報告をしました。 また、来年行なわれる予定の市長選挙についても触れ、現市長のこれまでの市政運営についても問題点など説明しました。
前田美子さん会長に
第2部の総会では、活動報告等や次期役員の選出が行われました。 河野登美子会長は顧問に、新しい会長には前田美子さんが選出され新役員体制で頑張る決意が語られました。