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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2276(2019年8月11日号)

    [2019.8.9] -[門真民報]

    生涯学習複合施設(1中跡地建設予定)の在り方

    図書館は直営を堅持して欲しい!

     7月 31日、門真市社会教育委員会議が開かれ亀井あつし議員が傍聴しました。
     今回の議案は、①生涯学習複合施設(図書館など)の在り方について、②サウンディング型市場調査について審議されました。
     事務局から、「門真市生涯学習複合施設の既存の市有施設の活用等を踏まえた報告書」が昨年9月に教育長から市長に報告書を提出した経過についての説明がありました。
     そして、今後の社会教育施設には幅広い役割が期待されるとして、文部科学省中央教育審議会の「人口減少時代の新しい地域づくりに向けた社会教育の振興方針(答申)」について説明がありました。
     答申は、(図書館など)施設の管理に関して、「各地方公共団体においてはこうした制度等も活用した柔軟な取組」などこれまで以上に、指定管理者制度を促進する方向が示されています。

    社会教育施設として位置づけを明確に

     同答申に対して、日本図書館協会は、図書館への指定管理者制度の導入は「公立図書館にはなじまない」との見解(昨年 12月意見書提出)を示しています。
     また同協会は、「公立社会教育施設の所管に関する考え方」について、社会教育施設が社会教育法に基づく教育機関としての位置づけが曖昧になることを危惧しています。
     委員からも、(公立図書館が)指定管理者制度を導入されたが、直営に戻されたことなどを紹介し「直営を堅持して欲しい!」との意見がありました。
     今回示された「生涯学習複合施設のあり方」は、特に「図書館は直営」の方針を180度変更することにつながりかねな内容です。
     党議員団は、公立図書館における知る自由を保障する立場から「図書館の直営堅持」に頑張ります。

    ファミリー層に偏らない施設に

     民間事業者に対して、、生涯学習複合施設への参画の可能性を調査するサウンディング型調査について、「民間の持つ柔軟な提案、直営、民間を問わずに広く意見を求めていく」など事務局より説明がありました。
     同施設の全体をつらぬく基本的な考え方について委員より、「地域の世代間の交わりが離れている。地域のたまり場的な内容にして欲しい」「ファミリー層だけでなく高齢者も利用できるように」などの意見がありました。

     

    施設整備は待機児童解消と質の確保の観点から慎重な検討が必要

    第1回門真市子ども・子育て会議開かれる

     2019年度第1回門真市子ども・子育て会議が7月 31日開かれ、福田英彦議員が傍聴しました。
     子ども・子育て会議は、子ども・子育て支援法第 61条に基づき策定された「門真市子ども・子育て支援事業計画」の期間が2019年度で終了することに伴い、昨年 11月から 12月にかけて実施した子育て世帯に対するニーズ調査結果や、国の手引きに基づき、(仮称)門真市第二期子ども・子育て支援事業計画を策定するものです。
     会議では、事務局から就学前教育・保育部会の審議経過報告、第二期計画における幼児期の教育・保育、地域子ども・子育て支援事業の量の見込み及び確保方策、今年度の施設整備等の考え方について説明がありました。
     今年度の施設整備については、「小規模保育園事業2~3園の整備が必要な状況となっている」としながら、「3月・4月時点の利用者数の状況や年度途中の待機児童の解消見込みを鑑みて、小規模保育事業2~3園の整備は行わない」とし、「今後については状況に応じて検討していく」ととしましたが、待機児童解消と質の確保点で慎重な検討が必要です。

    病児・病後児保育事業、ひとり親家庭への支援など熱心に議論

     審議では、「病児・病後児保育事業」について、利用状況、看護師・保育士確保の困難性、別枠での補助が無いことなど議論となりました。
     また、次期計画で盛り込むこととなった、ひとり親家庭等の支援について、アンケート結果等を踏まえ、いろいろなひとり親家庭に対しどのような支援ができるのか、夜間・土日祝の相談体制の確立が大切であること等が出されました。
     また、子どもの読解力についても議論となり、家庭や学校での会話の量、語彙力が大切であること、学校図書館はの新聞や広報などのの設置、文化的環境や資源などを社会が補うことや家庭への支援が必要であることなど意見が出されました。
     今後、10月に部会、11月に全体会議が開かれるとのことで、十分な議論を経た計画策定が求められます。

     

    三ツ島府住(電気室等)のボロボロの屋根

    府からの移管までに改修を要望 亀井あつし議員

     2024年に大阪府から門真市に移管する予定になっている府営三ツ島住宅の汚水処理場跡、、電気室、受水槽・ポンプ室の屋根が傷んでいます。
     現在稼働している電気室及び受水槽・ポンプ室の屋根材に使われているカラーベストが剥がれ屋根からの漏水が心配な状態になっており、早急に改修が必要です。
     現地の調査を行った亀井あつし議員は、市の「まちづくり部」に対して、大阪府から門真市へ移管されるまでに、使用されていない汚水処理場の取り壊し、電気室や受水槽、ポンプ室について、府に屋根等の改修を求めることを要望しました。
     要望に対して担当部は、「移管までに修繕の必要なものは、改修した上で、移管してもらうように申し入れる」と答えました。
     現在、府から市に第一次移管として門真住宅、千石西住宅、四宮住宅が市営住宅になっています。市内の他の府営住宅も今後 10年を目途に移管を予定しています。いずれの住宅も、外壁塗装や防水をはじめ施設の整備が行われた上での移管が求められます。

     

    梅雨が明けて守口・門真消防管内でも
     熱中症による救急搬送急増

     守口市・門真市消防組合管内の7月1日~ 8月4日までの熱中症による救急搬送人数は、61人でした。梅雨が明けた7月 24日から 49人と救急搬送が急増しています。
     7月1日以降の熱中症発生場所は、住居  25件、道路 16件、公衆出入(屋内)9件、仕事場(工場)4件、教育機関 2件、公衆出入(屋外)2件。
     7月1日以降、死亡1件、重症 4件、中等症 17件、軽症 38件。
     まだまだ酷暑が続きます。お体には気をつけて下さい。