[2019.6.21] -[門真民報]
日本共産党の躍進、たつみ勝利で
希望が持てる社会の実現を!
志位委員長迎え日本共産党街頭演説
参議院選挙公示まで2週間余りとなった 15日、志位和夫委員長を迎えた日本共産党街頭演説が梅田ヨドバシカメラ前で 開かれました。
周辺は多くの聴衆がつめかけ、通行人も立ち止まり訴えに聴き入りました。
街頭演説では、元公明党副委員長の二見伸明さん、弁護士の宮本亜紀さんがそれぞれ共産党への期待とエールを送りました。
次に党府子育て・若者支援部長の山本訓子さん、大阪選挙区選出のたつみコータロー参議院議員、山下よしき党副委員長・参議院議員が決意を述べました。
最後に登壇した志位和夫委員長は、年金暮らしの夫婦が 30年間で2000万円不足するとの金融庁の審議会の報告書について、国民の批判の中で政府が受け取り拒否したことを厳しく批判、「日本共産党の躍進で安心できる年金への一歩を」と訴えました。
消費税増税ストップ、①8時間働けばふつうにくらせる社会②くらし支える医療年金③お金の心配なく学び・子育ての三つの提案を紹介し、7.5兆円の財源も示しました。
そして、日本共産党の躍進とたつみコータロー議員の再選を力強く呼びかけました。
旧第一中学校跡地活用の検討
ふるさと納税で誤った大阪府の対応
総務建設常任委員会で福田英彦議員が問題点ただす
総務建設常任委員会が 12日開かれ、福田英彦議員が出席しました。
委員会に審査が付託された案件は、①門真市税条例の一部改正②門真市手数料条例の一部改正③令和元年度一般会計補正予算の3件で、いずれも全会一致で可決すべきものと決定しました。
9千万円余り赤字のふるさと納税寄附
さらに大阪府が補助金から寄附分差引く
福田議員は所管事項質問で、ふるさと納税制度の運用状況について質し、寄附収入が4125万円の一方で経費が1791万円、市民の他市へのふるさと納税による市民税控除額(減収額)が1億1653万円で、単純計算では9319万円の赤字となっていることが明らかとなりました。
こうした中で、昨年度門真市が実施した「子どもの未来応援ネットワーク事業」に対し、大阪府が事業費の2分の1を補助するとしていましたが、子どもの貧困対策のために受けた930万円余の寄付を事業費から差し引いたうえで2分の1を補助金として交付するという考えを示したことから、5月の臨時会では、府の補助金を 465万6千円減額する補正予算が提案されました。
福田議員は、調査の経過を示し、大阪府の対応が誤りだったとして、宮本市長に今後の対応などについてただしました。
「寄附を頂いた方々の意思を十分尊重し今後大阪府と協議」と市長
宮本市長は「寄付いただいた方々の意思を十分に尊重しながら当該補助金のあり方については今後大阪府と協議する」と答弁しました。
福田議員は、この問題は府の担当者の明らかな誤りであることから、しっかり対応することを求めました。
門真市が受けたふるさと納税を大阪府が勝手に差引くことは断じて許せず、今後の推移を注視していきます。
旧第一中学校跡地活用は住民合意ですすめるため説明会の開催を
続いて福田議員は、古川橋駅北側の旧第一中学校跡地活用の問題について、まともに検討することなく「原則売却」としていた市の市の姿勢から検討プロジェクとを立ち上げ検討している経過を挙げ、①現在の検討状況、②サウンディング調査の内容と今後のスケジュール、事業業手法決定前の周辺住民に対する説明会開催の考えについて質しました。
答弁では、8回の検討会議を開き鋭意検討を重ね、8月中旬にサウンディング調査を実施し、11月下旬ごろに事業手法を確定した後、確定した事業手法に基づき事業者選定を進めていくとしました。
説明会の開催については、「現時点で開催の予定はないが、事業の進捗に応じて協議会等の地元と相談しつつ、検討する」と答弁しました。
旧第一中学校跡地活用をはじめとした古川橋駅北側のまちづくりは、特定の開発会社や企業言いなりでなく、住民合意ですすめていくことが求められます。
一般ごみ民間委託率77.3%
災害発生時の対応が心配
民生常任委員会 亀井あつし議員
13日、民生常任委員会が開催され亀井あつし議員が出席しました。
令和元年度門真市一般会計補正予算の審議の中で、一般ごみの収集の民間委託を拡大することについて質問しました。
一般ごみの収集委託の状況と直営比率を質問したところ、「令和2年度から 77.3%の委託率になる」と答弁。
土日や年末年始の通常業務以外に突発的な災害が発生した場合問題はないのか質問したところ、「通常業務以外の突発的な場合、委託契約に基づく人員、車両等の確保について迅速・的確に対応してもらえる」と答弁。
しかし、年末年始は長期の休みとなり、突発的な事態が発生した場合とても心配であり、一般ごみ収集のさらなる民間委託は反対と主張しました。
一般ごみ民間の委託推移
委託率 | |
2015年4月 | 52.2% |
2016年4月 | 54.5% |
2017年4月 | 54.5% |
2018年4月 | 63.6% |
2019年4月 | 72.7% |
2020年4月 | 77.3% |
北河内7市の中で門真市だけ
産業振興条例がない・・・
門真市の中小企業の振興に関する所管質問をしました。
はじめに府下と北河内各市の同条例の制定状況を質問したところ「府内市町村として 16自治体。北河内では本市を除く 6市で制定」と答弁しました。
これまでから党市会議員団は、地場産業の振興の立場から、同条例の制定を求めてきました。
「今年2月に守口市も振興条例を制定した結果、門真のみが制定していない、早急に制定すべき」と迫りましたが「現在、中小工業振興基本条例の制定を行うことは考えていない」と答弁しました。
党議員団は、引き続き商工業団体などへ働きかけるなど、実現に向けて粘り強く取り組んでいきます。
条例名 | 制定年 | |
枚方市 | 産業振興基本条例 | 2010年 |
大東市 | 地域産業振興基本条例 | 2011年 |
寝屋川市 | 産業振興条例 | 2013年 |
交野市 | 産業振興基本条例 | 2013年 |
四條畷市 | 産業振興基本条例 | 2015年 |
守口市 | 商業振興条例 | 2019年 |
門真市 | 制定されず |
腹話術と歌声で和やかに
参議院選挙前進への決意新たに
古川橋地域の党と後援会がつどい
古川橋地域の党と後援会は 16日、「党と後援会のつどい」を開きました。
つどいでは、古川橋地域後援会長が挨拶。市議会議員選挙の結果を総括し、地域に身近な共産党として安倍暴走政治を終わらせるために参議院選挙でも頑張り、日本共産党の前進とたつみコータロー議員の再選をと呼びかけました。
続いて福田英彦議員が挨拶。市議会議員選挙の結果と改選後の議会の状況、今後の抱負、参議院選挙で頑張る決意を述べました。
その後はたつみコータロー議員の活躍ぶりと実績がよく分かる DVD、前日のヨドバシカメラ前の日本共産党街頭演説での志位一夫委員長の訴え(「くらしに希望を~3つの提案」部分)の録画ビデオを視聴しました。
そして自治体職員 OBの Kさんが腹話術を披露。軽妙な掛け合いと歌声を披露し会場は笑いと和やかな雰囲気に包まれました。
その後は共産党への希望など意見交換が行われました。
参議院選挙公示まで2週間。参加者は、安倍暴走政治を終わらせようと決意を新たにしました。