[2018.12.7] -[門真民報]
学校適正配置推進事業、一中跡地活用業務委託等市民の声が反映されるか!?
第4回定例会(12月議会)に向け「議会運営委員会」
議会運営委員会が11月 28日開かれ、5日開会予定の第4回定例会( 12月議会)に提出される予定議案の取り扱い等について協議されました。
今議会に提出される案件は、条例案件4件、予算案件4件、契約案件1件、その他案件8件の計 17件となっています。
【条例案件】
①公職選挙法の一部を改正する法律の施行に伴い、門真市議会議員選挙における候補者の選挙運動用ビラの作成を公営とする「門真市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部改正について」
②門真市保健福祉センター内の障害者基幹相談支援センターを移転する「門真市保健福祉センター条例の一部改正について」
③本市における文化芸術施策を総合的計画的に推進するとする「門真市文化芸術振興条例の一部改正について」
④「門真市民文化会館条例及び門真市立市民交流会館条例の一部改正について」は、利用料金の加算割合の見直しや減免制度の導入等の改正が行われるものです。
【補正予算案件】
①被災農業者に向けた経営体育成支援事業補助金に係る歳入歳出予算の追加
②18年度の保険基盤安定負担金の確定に伴う一般会計からの国民健康保険事業特別会計に対する繰出し金の増額
③学校適正配置推進事業に係る予算は、審議会委員の報酬等の追加です。小中一貫校等の促進、統廃合など問題点がないか審査が必要です。
④第一中学校跡地整備活用方法検討調査業務委託については、跡地活用についての調査業務を次年度にまたいで民間のコンサルに委託するもので、市保有地の売却ありきの進め方にならないかチェックが必要です。
⑤また、市民公益活動支援センター、老人福祉センター、弁天池公園等の指定管理委託の期限満了に伴う、新たな債務負担行為などが主なものです。
12月議会の会期は、18日までの14日間です。
17、18日の本会議では、市政に対する一般質問が行われ、党議員団4人全員が質問に立ちます。みなさんから寄せられたご意見や要望を取り上げ、市政の問題点をチェックしますので、ぜひ、傍聴にお越しください。
【議会日程】
12月5日(水)本会議
6日(木)総務建設常任委員会
7日(金)民生常任委員会
10日(月)文教こども常任委員会
17日(月)本会議(一般質問)
18日(火)本会議(一般質問)
※会議は午前10時から開会し、どなた でも、傍聴することができます。
是非、傍聴にお越しください。
浜町保育園の早期建て替え等
5つの柱、全173項目 を 要望
党議員団が 19年度の予算要望提出
日本共産党門真市会議員団は、3日、2019年度予算について市長宛てに要望書を提出しました。
下治正和副市長が対応しました。最初に亀井あつし議員が、今回の要望書の要点について説明。まず、万博会場が大阪に決まったことで、万博とカジノが一体に行われる問題については、下治副市長は、「慎重に考えていかなければならない問題だ」と答えました。
浜町保育園の早期建て替えを!
また、耐震化も出来ないことが判明した浜町保育園の園舎を、 早期に安全な園舎に建替えることが必要な問題には、険しい表情になり、早く判断しなければならないとの意向を示しました。議員団は、公立保育園としての建て替えを要望しました。
要望書は、5つの柱で構成され、全173項目です。
要望書の5つの柱
①「市民の営業とくらしを守り、地域経済の発展を」 ②「高齢者・障がい者・医療施策と福祉の充実を」③「だれもが安心できる子育てと教育の充実のために」④「まちづくり」⑤「憲法を暮らしに生かし、情報の公開、公正で民主的な行財政運営の確立を」
市民のくらし・営業守るまちづくりを
消費税増税中止・国保料の引き下げを
2019年度予算要望書の要点
日本共産党議員団の「2019年度門真市予算及び施策に関する要望書」の要点は、以下の通りです。
1、「市民の営業とくらしを守り、地域経済の発展を」
〇来年 10月の消費税増税は中止するよう政府に働きかけること。
2、「高齢者・障がい者・医療施策と福祉の充実を」
〇全国知事会などが要望している1兆円の公費投入で「均等割」「平等割」を廃止し、高すぎる国民健康保険料を協会けんぽ並みに引き下げることを国に求めること。
3、「だれもが安心できる子育てと教育の充実のために」
(子どもの貧困対策)〇子ども食堂について、市民周知や場所の確保など必要な支援を講じること。
((保育・子育て施策)〇乳幼児健診受診率向上のための引き続き対策を講じること。また、子どものインフルエンザ予防接種の費用助成を行うこと。
〇職員の欠員が発生した際は、速やかに正規職員を配置できるようにすること。
〇病後児保育の拡充をはかること。病児保育については早期再開できるように支援するとともに、拡充をはかること。
〇浜町保育園については、早期に安心・安全な園舎へ建て替えを行うこと。
(学校教育の充実)
〇就学援助制度の所得基準を引上げるとともに、第1回の支給月を7月にすること。入学準備金は入学前に支給すること。
〇本市独自の奨学金制度は、希望する生徒が全員利用できるようにすること
4、「まちづくり」
〇防犯灯の設置及び維持補修等は、市が責任を持つこと。
〇幸福町・垣内町地区の古川橋駅北側のまちづくりについては、住民合意で進めること。市保有地の売却方針は撤回すること。
(災害に強いまちづくり)
〇6月 18日の大阪府北部地震、9月4日の台風 21号の教訓を踏まえ、「地域防災計画」を見直すこと。
〇耐震診断や耐震改修補助制度を拡充し、まちの耐震化を図ること。
〇避難所・一時避難地の拡充と改善、防災備蓄など応急対策を強化すること。
〇ブロック塀等安全対策促進補助制度は、2019年度も実施すること。
(市営住宅)
〇府営住宅の市への移管にあたっては、人員を十分に配置し、万全を期すこと。減免制度は、移管を機に府の制度に統一すること。
(門真住宅の建替え)
〇3期工事にあたって、道路の安全対策、騒音など十分な配慮を求めること。
〇建替え計画戸数は1850戸を下回らないこと。
〇公園、バスターミナル、自転車駐車場など公共施設の整備にあたっては、地域住民の要望を十分に踏まえたものにすること。
(道路・安全対策)
〇京阪電鉄、大阪モノレールへの「可動式ホーム柵」設置に向け働きかけを行うこと。モノレール門真市駅については、早期に設置できるようにすること。
〇萱島駅について、門真市側にもエレベーターを設置する等、バリアフリー化をすすめること。
5、憲法を暮らしに生かし、情報の公開、公正で民主的な行財政運営の確立を
(行財政改革)
〇「門真市行財政改善アクションプラン」の具体化については、市民サービス切り捨て、使用料・利用料などの負担増にならないようにすること。市民合意なしに実施しないこと
「人の役に立つ人になりたい」
「耳が不自由でも安心して過ごせる日本に」
門真市第36回「青少年の主張」発表会
2日、第36回「青少年の主張」発表会が、ルミエール小ホールで開催され、豊北裕子議員が出席しました。
市内、小中学生2640人の応募の中から、第3次審査の結果、選考された小学3・4年生の部3人、小学5・6年生の部6人、中学生の部6人の合計15人の作品が発表されました。
小学生の部では、大阪北部地震や西日本豪雨等の災害を経験して感じたことや家族で災害準備等について話し合ったこと、人の役に立つ人になりたいといった作品が目立ちました。また、自分が生まれてきた意味や兄弟の病気の治療を通して家族間の思いやりを表現した作品。環境問題についてや、地域の自治会の餅つき・夏祭り・パトロール等をしてくれる大人たちに対して、子どもの素直な気持ちが表現されているものもありました。
中学生の部では、AIの進出と労働問題について考えたもの、「脳死臓器移植について」の深刻な問題、「耳が聞こえないこと」での発表は、耳が不自由でも安心して過ごせる日本にと訴えるものでした。
中学生議会を経験した発表では、他校生徒との交流で子ども同士で考える授業や少人数学級を増やした方がいい等、教育について考えたこと。「いじめについて」の作品も考えさせられる内容でした。