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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2239(2018年10月28日号)

    [2018.10.26] -[門真民報]

    市民の大切な税金 集め方・使い方
    施策を充実する立場からチェック

    決算特別委員会 最終日 亀井あつし議員

     

     2017年度の決算について審査する決算特別委員会を締めくくる、総括審査が 16日に開催され、亀井あつし議員が出席しました。予算編成にあたっての国庫補助金など  4項目の質疑。決算認定にあたり、古川橋駅北側に位置する幸福町・垣内町地区のまちづくりなどの問題点を指摘する反対討論をしました。

    当初予算編成や施設の問題点や課題を指摘

    国庫補助金など活用
    充分な見極めを

     当初予算編成における、国庫補助金などの活用や、予定していた補助金などが受けられなかった場合の対応について質問。
     市は、「国などの動向を把握し、制度の改正を調査研究し、対応の遅れが無いように注意し、積極的に活用」「不採択になった場合、事業の緊急性・必要性を精査し、事業を中止した場合の市民への影響を総合的に判断して、ほかの財源も活用するなど、可能な限り事業の推進を図っている」と答弁。
     答弁に対して、「国が、不採択にした理由も明確でない事業もあった。受けられない場合、起債(借金)などの計上も発生する」「今後とも国の動向など十分な見極めを求める」と、問題点の指摘と要望をしました。

    ボロボロのプール
    修理を約束

     

     文教所管でも取り上げた、学校プールの建替えに関連した質問で、市立上野口小学校の壁面の鉄筋が腐食しコンクリートがはがれていることを指摘。
     市は、「学校プールや倉庫は、3年に1度点検をしている。同校プールは、調査・点検において、点検漏れの可能性は否めない。適切に修理したい」と答弁。
     答弁に対して、「不測の事態・事故が発生すると社会的責任が問われる」と問題点を指摘し、プールの建替えを求めました。

    生活困窮での滞納
    きめ細かな対応を

     市税や国保料が、生活が困窮し滞納した場合の対応について質問。
     市は、「生活困窮などが原因の場合、法律相談や消費生活センタなど相談機関への案内をしている」と答弁。

    市立浜町保育園
    耐震工事が中止に

     耐震補強工事を中止した市立浜町保育園の問題について質問。
     市は、「今年 10月、建設当時の施行に不具合があることが判明し、耐震補強工事を中止した」「当面の措置として、仮園舎で園児の保育をする。対応策を検討」と答弁。

    H29年度決算
    問題点を指摘し反対

     決算認定にあたって、①市税、国民健康保険及び後期高齢者医療で徹底した差し押さえの実施ではなく、払えるように、生活再建の手助けを、②マイナンバーは、情報漏えいなどのリスクがあり廃止すべき、③一般ごみの 100%民間委託はダメ、④「市保有地売却ありき」で、補償問題など市の責任放棄で進める、「幸福町・垣内町地区のまちづくり」は問題、⑤旧6中体育館の閉館は拙速だったなどの問題点を指摘し反対しました。

     

    「維新八策」でなく「維新八失策」

    維新問題学習会を開く

     

     17日、日本共産党大阪府委員会の中村正男府副委員長・政策委員会責任者を招いて、党門真市員会は「大阪の『維新政治』とどうたたかうか」をテーマに学習会を開催しました。
     中村氏は、橋下徹氏の著書「政権奪取論・強い野党の作り方」の内容について、①「維新の会」の破たんを自己告白したもの。②安倍政権をほめたたえる。③現政権を補う勢力であることを自ら認めたと述べました。
     また、防災対策より「カジノ」「万博」を優先するが、防災拠点になりえない府咲洲庁舎は大失敗など、「維新八策」ではなく、「維新八失策」の事例を紹介しました。
     そして、「身を切る改革」と言いながら、税金を濡「れ手に粟」の政党助成金頼みの維新の政治姿勢を示し、企業団体献金・政党助成金と無縁な日本共産党の値打ちを語りました。
     最後に、「カジノより防災」など日本共産党の主張を有権者に知らせ、市民と野党の共同で大阪を変えようと、参加者に訴えました。

     

    カジノ・都構想より暮らし、防災
    今度こそ維新政治を終わらせよう!

    るい民主大阪府政をつくる会・大阪市をよくする会が集会

     大阪府知事・大阪市長ダブル選挙まであと1年となった 18日、中之島中央公会堂で「10・18明日の大阪をつくるスタート集会」が開かれ福田英彦議員が参加しました。
     主催者を代表し荒田功・明るい会事務局長のいさつの後、奈良女子大学教授の中山徹さんは基調報告で、カジノ誘致のための万博、大阪経済活性化にはならず、医療・福祉・教育・中小企業にお金を使うことだと強調しました。
     続いて中山徹教授のがコーディネーターを務めパネルディスカッション。

      元大阪市長の平松邦夫さんが災害対応での公共の役割を強調。
     「あかんカジノ!女性アピール」呼びかけ人の大垣さなゑさんがカジノの問題点を告発。
     たつみコータロー参議院議員は、国政で維新は安倍政権の補完勢力ではなく与党であることを報告しました。
     その後は、大阪市学校園教職員組合、明るい会堺連絡会、大阪商工団体連合会、空港関係労働者からのリレートークで維新政治を告発しました。
     会場満員の参加者で、カジノ・都構想強行の維新政治を来年の選挙で終わらせるにふさわしい意気高いスタート集会でした。

     

    「教育ローン」ではなく
    まともな奨学金へ転換を

     20日、ルミエールホールで「奨学金破産~返せないのはあなたのせいじゃない~」と題して奨学金についての学習会が行われ、党議員団も参加しました。 講師は京橋共同法律事務所の愛須勝也弁護士でした。

     この30年間で学生生活は大きく様変わりしてきており、奨学金利用者は2割から5割台へと増えています。
     授業料も値上がりを続け、国立大学でも約53万円、私立大学では平均 87万円にもなり、親の所得が急速に下がる中で奨学金に頼らざるを得ない状況となっていることなどの話がありました。また、奨学金の返済を心配し、希望の進路をあきらめる学生も出てきています。
     さらに、奨学金は返せないとブラックリスト化されたり、延滞金、利子、元金の順で返済していくので、返しても返しても元金が減らないといった問題や返せない人にまで返還を強制するが、猶予制度などの周知には不熱心となっている日本学生支援機構の問題点も指摘していました。
     奨学金を借りるときには機関保証を利用することや奨学金の返済に困った場合は、減額返還や免除といったやり方や自己破産、個人再生といったやり方もあるので、まずは弁護士に相談してほしいとしました。
     学生本人だけでなく保証人となっている親などにとっても他人事ではありません。
     高すぎる学費の引き下げを行い、給付奨学金の規模を拡大していく、すべての奨学金を無利子化することなど「教育ローン」ではなく、まともな奨学金へと根本から変えていく必要があります。

     

    たつみコータロー参議院議員迎え
    門真女性後援会が総会

     20日、門真女性後援会は第 14回総会を開き、1年間の活動報告と活動方針の確認、次期役員を選出しました。
     また、たつみコータロー参議院議員を迎え「これでいいのか日本」というテーマで講演して頂きました。  たつみ議員は、沖縄県知事選挙結果で民意が示されたこと、消費税増税許さない・憲法改憲させない・本気の野党共闘で勝利し、衆参の「ねじれ」をつくりストップさせていこう!ひきつづき「森友疑惑」は徹底解明していく!と語り、厳しい選挙を勝ち抜くためにともに頑張ろうと、国政や来年の選挙で勝利していくことの意義について語りました。
     党議員団も来賓として出席し、来年の統一選挙で4人全員の当選に向けてがんばる決意と支援を訴えました。