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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2224(2018年7月8日号)

    [2018.7.6] -[門真民報]

    市民アンケート 結果 ①

    門真市政、29億円問題、まちづくりに市民の思い

    党議員団が取組んだ市民アンケートに多くの返信

     日本共産党門真市議会議員団が2月下旬から取り組んでいる「市民アンケート」に、700通を超える返信が寄せられています。
     質問項目は、「門真市政全般についてどのように思われますか」「門真市に住み続けたいですか」をはじめ、子育て支援、高齢者施策、国保制度、まちづくりについて、市民の皆さんの様々な要望を聞き取る内容です。
     また、旧ダイエー(トポス)跡地をめぐる「29億円問題について「知っていますか」「どのように考えますか」と問いかけています。

    市政に不満は 52%、住み続けたいは 65%

     「門真市政についてどのように思われていますか」の問いに、「大いに満足」「ある程度満足」との回答は 25%。一方で「少し不満」大いに不満」は 52%と倍以上となっており、様々な理由が書き込まれていました。
     また、「門真市に住み続けたいですか」との問いに「住み続けたい」「できれば住み続けたい」との回答は 65%で、「転居する余裕もなく仕方が無い」という消極的理由も含め3分の2を占めました。

    「 29億円問題」は、「税金の無駄遣い」 と答えた方が82%

     住民訴訟に進展した旧トポス(ダイエー)跡地をめぐる「 29億円問題」では、「税金の無駄遣いで正すべき」との回答が、81%で、「問題だと思わない」はわずか3%でした。
     市の姿勢や裁判所の判断がいかに市民感覚とかけ離れているか浮き彫りとなる結果です。
     市民アンケート結果は今後もご報告していきます。

     

    教育委員会 定例会

    市民の貴重な土地売却は企業中心の考えでいいのか!

     6月 22日、平成 30年度門真市教育委員会第6回定例会が開かれ、豊北ゆう子議員、ほりお晴真議員が傍聴しました。
     審議された案件は、図書館協議会委員の任命で、退任する3名に対して新しい委員を任命し、9名全員異議なく任命されました。
     次に、諸報告として、①生涯学習複合施設に係る報告②図書館フェアについて報告が行われました。
     図書館フェアは5月 26日、27日の2日間、市民プラザで行われ、本のリサイクル市やお話の会が行われたことについて報告がありました。

    売却に対して疑問・懸念の意見多数

     生涯学習複合施設について、「施設配置イメージ案の変更について」、「民間企業への市場調査の結果について」、「文化会館と既存施設との利用率から見た連携・分散の可能性について」報告を受け、委員から質問・意見が出されました。
     まず、市場調査の対象企業212社に対し34社、16%の回答結果について「回収率が低いと思うが妥当かどうか」といった質問が出され、「回収率は低いが、デベロッパー6社から聞き取りを行っているので妥当と考える」と答えました。
     イメージ案が変更され、「商業・サービス等ゾーン」としていた部分を、「高層共同住宅・商業・サービス等ゾーン」に変更し、原則売却するという考えに対し、「原則売却というのは心配。公的資産の売却でいいのかどうか」「原則売却とした理由は何か」といった売却に対して心配する意見が相次ぎました。
     また、売却とした理由に対し「市場調査の結果、買い取り希望との回答が多かったため」との答えに、「企業の希望で進めるのか」「企業中心か」「市民中心ではないのでよくない」など売却の考えに疑問の声が出されました。
     議事進行をしていた教育長は「売却に対して議論になっているがイメージ案の変更についてはどうか」とあわてて舵を切りました。

    教育施設としてのあり方検討を

     文化会館と既存施設との利用率についての報告では、「利用率とともに機能面でも検討をしてほしい。具体的には絵画室や音楽室などあるが、会議でも使用する場合がある。多目的に使われるものをつくってほしい」「他施設との比較だけでなく、教育施設としてのあり方について検討を」といった意見が出され、「今後は公民館運営審議会、社会教育委員会議などで議論を行い、7月末をめどに利用者に利用者調査を実施したい」としました。

     

    萱島駅西口のエレベーター設置
    北巣本幼稚園の跡地活用を!

    豊北ゆう子議員が一般質問で切実な願い届ける

     22日、豊北ゆう子議員は一般質問で①子ども食堂への支援について②萱島駅西口のバリアフリー化について③北巣本幼稚園跡地活用についての3点について問題点を質しました。

    子ども食堂への支援を求める

     朝食や休日の食事が摂れていない子・孤食の子どもたちを「何とかしたい」と始まった子ども食堂は、全国で2286ヶ所となっています。(子ども食堂安心安全向上委員会調査) 市内の子ども食堂の状況と子ども食堂に対して市ができる支援をどのように考えているのかを質しました。
     答弁では、市で把握している子ども食堂は10か所。補助制度は財源確保の問題や事業の優先度の観点、また会場の提供等は一定の設備も必要となる等課題があり難しい。子ども食堂に支援を必要としている子ども等が一人でも多く来場してくれるよう、実施団体からの依頼があれば、市広報、市ホームページ等での周知に努めると答えました。
     他市で実施している補助制度等積極的な支援を求めました。

    萱島駅西口の改善で高齢者や障害者が利用しやすい駅に

     京阪萱島駅西口には、エレベーターが設置されず(東口は設置済)、障がい者や高齢者等が利用しにくい状況が続いていることから、市の対応を改めて問うとともに、改正バリアフリー法(本年6月交付)に基づく対応についても質しました。
     答弁では、京阪電鉄(株)には、文書によるエレベーター設置の要望を行っている。議員が求める二つの駅と捉えて強く要望すべきについては、市も駅舎が特殊な構造であることは認識しており、引き続き粘り強く設置を要望していく。法改正は公布されて間もないことから調査研究と答えました。

    東部地域への文化施設の必要性質す

     北巣本幼稚園の跡地(2014年に廃止)の活用計画の有無を質し、市民要望を聞き検討することを要望。
    また、北巣本幼稚園跡地も含め東部地域の文化施設の必要性についても質しました。
     答弁では、市民要望を踏まえ今後庁内での活用意向を把握し、行政財産としての活用がない場合は、門真市公有財産転用処分検討委員会に諮り、当該土地の賃貸借や売却等について検討を行う。東部地域の文化施設設置の計画はないが、必要性については、市民ニーズを把握しつつ、公共施設の跡地の活用について検討としました。