[2008.6.6] -[門真民報]
2日、日本共産党門真市会議員団は、日高哲生門真市議会議長に対し、「議会運営の改善に関する申し入れ」を行いました。
門真市議会はこの間、政務調査費の領収書添付を義務付けるなど、一定の改善が図られてきました。
同申し入れに対して、日高哲生議長は、「民主的な運営に心がけたい」と考えを述べました。
今後とも党議員団として議会の民主的運営と市民にいっそう開かれた議会実現に向け頑張ります。
①「かどま議会だより」については、各会派代表等で編集委員会を立 ち上げ、主な議案に関する質疑・答弁、一般質問と答弁などを盛り 込み、質問者を明記し、市民にわかりやすい内容とすること。
②議会の開催について、夜間及び日曜・祝日にも開催し、市民が傍聴 しやすいものとすること。
③一般質問の時間制限(二十分)を撤廃すること。
④決算特別委員会、行財政改革推進特別委員会など、特別委員会の会 議録についてもホームページに掲載すること。
⑤議会運営委員会において無所属議員の発言を認めること。
⑥請願の取り扱いについて、請願者の趣旨説明の場の保障など、請願・ 陳情を誠実に取り扱うこと。
編集委員会 |
代表質問や一般質問の扱い |
*紙面 |
|
門真市 |
無 |
質問事項のみ |
2ページ |
守口市 |
無 |
代表質問・一般質問とも党・会派名を掲載 |
8ページ |
寝屋川市 |
有 |
代表質問・一般質問とも党・会派名を掲載 |
8ページ |
大東市 |
有 |
代表質問・一般質問とも党・会派名と個人名を掲載 |
8ページ |
四條畷市 |
有 |
代表質問は、会派名。一般質問は、個人名を掲載 |
8ページ |
枚方市 |
有 |
代表質問・一般質問とも党・会派名と個人名を掲載 |
6ページ |
交野市 |
有 |
代表質問・一般質問とも党・会派名と個人名を掲載 |
26ページ |
*「紙面」は、2008年3月定例市議会の報告記事のページ数。
*守口市は、「議会報」としてではなく「広報」として掲載。
*交野市の「議会報」は、A4版。他の6市は、タブロイド版。
第二京阪道路工事に伴う三ツ島の「う回路交差点」部分について、同交差点を通行するみなさんから、「交通事故も多発しており改善して欲しい」と要望が、党議員団に寄せられていました。
早速、党議員団は、現場の調査・交差点通行者の声を聞き、①交差点部分の工事を優先して完了させる、②現在交差点内の2車線を3車線に増やし車の流れをスムーズにすること、③工事が行われる平日だけでなく、土・日・祝祭日についてもガードマンを配置する事について、市の第二京阪道路事業担当窓口担当部に対して申し入れをしてきました。
事業者に対して、担当部より改善を申し入れた結果、6月1日(日曜日)から、同交差点にガードマンが午前8時~午後5時まで配置されることになりました。
引き続き、安全対策の取り組みを市・事業者に要望していきます。
5月30日、JMIUオサメ工業支部支援共闘会議第4回年次総会が日立建機ティエラで開かれ49人が参加しました。総会に先立った就業後の5時15分、オサメ工業前で40回目(これまで1833人の参加)の抗議行動をおこないました。日本共産党から井上まり子議員が参加し激励の挨拶をしました。
オサメ工業支部(3名の組合員)は、03年7月組合結成以来、オサメ工業(門真市舟田町従業員50名)経営者による不当労働行為とたたかってきました。 大阪府労働委員会、中央労働委員会、東京地裁、東京高裁、5度目の本年3月最高裁判所において全面勝利しています。
総会では、西本孝雄議長(門真市職労委員長)の挨拶、激励挨拶があり、大前治弁護士の報告、経過活動方針・新役員の選出等がありました。3人のオサメ工業支部の方の決意表明後、高木末雄副議長の閉会の挨拶・団結頑張ろうで終わりました。
裁判でたたかうなかで、有給休暇が自由に取れるようになったり、職場の環境安全が少なからず改善するなどの貴重な前進をして来ているそうです。
しかし、組合つぶしの策動、低い賃金、「女子トイレがない」など、労働基準法違反や安全衛生法違反が繰返されています。早期の改善が求められています。
「後期高齢者医療制度スタートで国保財政は」と題した学習会が5月30日、大阪社保協の主催で、講師に日本共産党中央委員会政策委員の谷本諭氏を迎えて開かれ、党議員団から福田英彦議員が出席しました。
谷本氏はまず、国保財政の仕組みについて説明したうえで、84年の制度改悪で、国庫負担率が医療費の45%から保険給付の50%とされ、結果として医療費の38.5%へと大幅に削減されたことが、「高い国保料」の大きな要因となっていること、国保料の徴収率によって調整交付金を減額する「ペナルティー」の問題点(門真市では20%の減額で2億円余の減額)などについて詳しく述べました。
次に、後期高齢者医療制度の導入が国保財政に与える影響について説明、老人保健拠出金と後期高齢者支援金の差などによって、多くの自治体は負担が軽くなり、保険料引き下げの条件があることなど詳しく述べられました。
門真市においては約5億円の負担軽減となり、賦課限度額の引き上げもあり、08年度の国保料は所得割、均等割、平等割がそれぞ若干引き下げられています。
谷本氏は、国保財政の再建の方向性について、①国庫負担の増を求めること②企業が非正規雇用者を国保に追い込むやり方を改め、正規雇用を増やすことについて述べました。
門真市でも、国への制度改善を強く求めると同時に、市独自の施策の改善で、依然として高い国保料を「払いやすい国保料」とすることが求められています。
5月29日、日本共産党中部支部は、矢野博之日本共産党衆院大阪6区国政対策委員長と井上まり子市議を囲んで、Kさん宅で「集い」を開きました。
はじめに、矢野氏は「貧困と格差のおおもとは、自民・公明・民主党が賛成をした派遣法などの雇用の規制緩和。一貫して国民の立場に立った主張をしているのは共産党だけ」と「年金、道路財源、後期高齢者医療制度の問題点。消費税などのお金の流れについて、医療や介護、福祉財源にはわずかしか使われていないこと」など政治のあり方やお金の使い方について述べました。
次に、井上市議は手作り紙芝居りで「後期高齢者医療制度」の問題点を説明しました。
参加者から、「年金財源に消費税はおかしい」「後期高齢者医療制度は廃止しかない。早よ死ねということか」「共産党でないとあかん」と次々と話され、日本共産党への期待と支持が広がりました。