[2018.5.25] -[門真民報]
市政のチェック機能を発揮
議会の民主的運営と議会改革を
第1回臨時会で新たな議会構成が決定
第1回臨時会が 16・17日の2日間の会期で開催されました。
まず、市税条例の一部改正や補正予算など専決処分の承認案件3件が提案され、いずれも全会一致で承認されました。
つづいて議長、副議長の選挙が行われ、議長に佐藤親太議員(自由民主党)、副議長に武田朋久議員(公明党)が選出されました。(党議員団は、議長に亀井議員、副議長に福田議員にそれぞれ投票)
監査委員については、大倉基文議員(緑風クラブ)が賛成多数(党議員団は反対)で選任されました。
また、常任委員会委員、一部事務組合等の議員についても選出され、新たな議会の構成が決定しました。
市政のチェック機能をしっかりと発揮し、議会の民主的運営とさらなる議会改革が求められます。
新たな議会の構成
http://www.city.kadoma.osaka.jp/shigikai/shigi_kosei.html
亀井 あつし議員
【党議員団長】
〇民生常任委員会委員副委員長
〇守口市門真市消防組合議会議員
〇議会改革協議会委員
福田 英彦議員
【党議員幹事長】
〇総務建設常任委員会
〇議会運営委員会委員
〇くすのき広域連合議会議員
〇2025年問題調査研究特別委員会
豊北 ゆう子議員
〇文教こども常任委員会委員副委員長
〇飯盛霊園組合議会議員
〇議会だより編集委員会委員
ほりお 晴真議員
〇文教こども常任委員会
〇くすのき広域連合議会議員
〇東部大阪治水対策促進議会協議会委員
幣原喜重郎生誕150年記念事業
準備会発足会
幣原喜重郎が語る9条
平野三郎(幣原の秘書)文書からみた真実
日時:2018年6月1日(金)
PM6:30~8:30
場所:ルミエールホール小ホール
参加費:無料
憲法9条の「戦争放棄・戦力の不保持」の発案は、マッカーサーではなく、幣原喜重郎が提案したことが明らかになりました。
その一つは、堀尾輝久東大名誉教授が憲政図書館で発見したマッカーサーの手紙。もう一つは1957年に始まった憲法調査会の依頼による、幣原の元秘書だった平野三郎が幣原の亡くなる10日前に聴き取ったメモ(いわゆる平野文書)です。
発足会では、平野文書を幣原氏と平野氏が語り合う場面を役者が演じて、みなさんと一緒に学びたいと思います。
呼びかけ人:戸田伸夫(税理士)
連絡先:門真民主センター内(06-6900-5471)
※先週案内しておりました発足記念講演会は講師の体調不良を理由に内容が変更となりました。
子どもからお年寄りまで安全で安心して遊び、憩える公園を
公園の安全について現地調査 ほりお晴真議員
15日、ほりお晴真議員は地域の方と一緒に、市内の公園7か所でゴミの状況や遊具の安全など現地調査を行いました。
見て回った公園は、南野口町3か所と舟田町4か所の公園です。
コンクリートが
むき出しで危険
南野口町では自治会で週1回掃除を行っており、ほとんどゴミはありませんでした。しかし、遊具の土台のコンクリート部分が見えてきているところもあり、危険な状態となっています。
また、舟田町の公園では、ブランコの下や滑り台の滑り終わり部分について、人工芝がなく、くぼんた状態となっており、水たまりなどの心配もありました。
日陰などで憩える場としての公園を
見て回った公園はいずれもトイレが整備されていません。また、水飲み場・手洗い場はありましたが、蛇口が外されているところも何か所か見受けられました。
日陰で一休みできそうな場所も少なく、これから本格的な暑さを迎える中で、憩える場としての公園にはなっていません。
ほりお晴真議員は以前にも遊具の熱さ対策や安全管理について議会で質しています。
その質問により、遊具による、やけどなどの注意喚起文が市のホームページに掲載されましたが、抜本的な解決には至っていません。
今後も子どもからお年寄りまで、憩える場、安全・安心の公園について改善を求めていきます。
滑り台の終わりにくぼみ。
水たまりになると遊べない。
ジャングルジムのコンクリがむき出しで危険
ブランコの下のくぼみ。
滑り台同様水たまりだと遊べない。
貧困を生み出す社会構造を
変える取りくみも必要
市人権講座 ~子供の貧困を考える~
15日、市人権講座「ともに生きる」が保健福祉センターで開催され、子どもの人権~「子どもの貧困問題」~について、弁護士の平井健太郎氏が講演しました。議員団から豊北ゆう子議員が参加しました。
平井氏は「貧困」とはどういうことか、子どもの貧困が子どもたちの生活にどのような影響を及ぼしているのか、子どもの貧困をなくしていくため、何が課題となっているのか、講義しました。
子どもの貧困は
人生に深刻な不利
子どもの貧困とは、子どもが経済的困窮に置かれ、発達の諸段階におけるさまざまな機会が奪われた結果、人生全体に影響をもたらすほどの深刻な不利を負ってしまう事と説明。
貧困による欠如とは、①物質資源(自転車・本等)、②つながり(人・友達・地域)、③教育・経験の欠如について述べ、高校・大学進学率の状況や学習面における実態も示しました。
今後の課題
貧困は、賃金格差など社会的構造にも問題。また、ひとり親の貧困率は、非就労で50・4%、就労で50・9と他の国では働くと貧困率が低くなるのに、日本では逆転現象が生じていると指摘しました。
2014年施行の子どもの貧困対策法は、数値目標を書いていないので効果が分からないなどの問題点も挙げ、今後の課題は、貧困を生み出す社会行動を変える取りくみも必要と述べました。
貧困の影響~高校進学率~
生活保護世帯 | 全 世 帯 | |
全日制 | 67.4% | 91.4% |
定時制 | 11.7% | 2.0% |
通信制 | 5.2% | 2.0% |
中退率 | 4.5% | 1.5% |
内閣府(平成28年7月14日)
安倍政権は退陣を!
市政の問題など報告
古川橋地域後援会が市政報告・懇談会
日本共産党古川橋地域後援会は 13日・20日、市政報告・懇談会を開催しました。
福田英彦議員は、加計学園・森友学園問題など行政の私物化、公文書改ざん問題、憲法9条改悪、労働法制改悪など、安倍政権のもとで起こっている様々な問題に対し、日本共産党の果たす役割、野党共闘の前進について報告し、安倍政権退陣まで奮闘する決意を述べました。
市政の問題では、これまでの宮本市政の問題点、党議員団の議会活動で前進した市民要求などについて報告しました。
参加者からは、古川橋駅北側のまちづくり、府営住宅の市移管、国保の府下統一、ごみに関する様々な課題について質問や意見が相次ぎました。
福田議員は、その一つ一つに丁寧に答え、「今後の議会に活かしたい」と述べました。