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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2217(2018年5月20日号)

    [2018.5.18] -[門真民報]

    1歳児の申し込み 34人が受入枠より多い
      保育所の待機児童の解消は切実

    門真市の今年度の待機児童の状況

      安倍政権の待機児童加速化プランの失敗

    保育所の待機児童解消が問題となっています。
     国では安倍政権の下で、新制度の導入や規制緩和などの「待機児加速化プラン」がすすめられ、待機児童解消宣言(~17年度末までに解消する)をしてきましたが、解消されず失敗に終わりました。(17年4月1日で2万3700人で前年度より増えている)
     今度は「子育て安心プラン」を発表し、目標を3年後に伸ばし、幼稚園での2歳児の預かり、更には0歳児でも預かれる内容等、関係者の中でも「このやり方でいいのか?」など首をかしげる向きもあり、期待できないと保育研究者は言います。(2017年保育白書より)
     門真市の待機児童状況はどうなっているのか、調べてみました。

    門真市の待機児童の状況は・・・
     門真市の17年4月の待機児童数(国に報告する数字)は、17人。(実際にはもっと多い)申し込み期限があり、それ以降に申し込んだ子どもの人数は含まれていないからです。今年の待機児童数は、まだ発表されていませんが、新規の入所申込み数と受け入れ枠数の状況をみると・・・。
     18年4月入所の新規申込みの申込期限は、 1歳児~5歳児が17年 12月 28日で、0歳児は 18年1月  31日となっています。
     その結果(左の表参照)を見ると、1歳児が受け入れ枠より申し込み数の方が 34人も多いことが分かります。
    2歳児も含めると、この時点で35人が入れない状況です。

    【在園児以外の新規入所受け入れ枠と申し込み数】

    1歳児~5歳児は17年12月28日
    0歳児は18年1月末が申込期限

      0歳児 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児 合計
    2018年4月入所選考施設受入枠 185人 196人 90人 69人 34人 23人 597人
    2018年4月入所申込数 168人 230人 91人 46人 19人 18人 572人
    選考施設受入枠と申し込み数の差 17人 △34人 △1人 23人   15人 5人  

     

    国の待機児童の
    定義は問題

    国に報告する待機児童数は、国の定義では認可保育所に入れず止むを得ず、認可外や市町村の関与がない企業主導型保育事業所に預けている子ども達は待機児童に含まれない等制約があり、少なくカウントされ、実際の待機児童数と大きな乖離ができています。

    年度途中でも
    入所できるように

    今後、門真市は来年に向けて定員拡充を進めていますが、子育て世代の定住と転入の促進を図るためにも、年度初めの4月の待機児童の解消を図るだけでなく、門真市に住めば年度途中でも入所できるよう、1年中通して待機児童を無くしていくことが求められます。 

     企業主導型保育で
    待機児童解消は問題
     また、門真市は国が促進している企業主導型保育事業(設置基準は保育資格者が2分の1でもよく、認可外になるので市は関与できない仕組み)で、待機児童を図るとも表明していることは問題です。

     

    幣原喜重郎生誕150年記念事業準備会

    発足記念講演会日本一の首相 幣原喜重郎の実像

    講師:鈴木昭典氏(株)ドキュメンタリー工房代表取締役

    日時:2018年6月1日(水)
    PM6:30~8:30
    場所:ルミエールホール
         小ホール
    参加費:無料

    記念事業の趣旨:1872年(明治5年)9月13日に大阪・門真で生まれた幣原喜重郎氏は、戦前に外務大臣を歴任しながら、1945年(昭和20年)に戦後初めての首相に任命されました。そして、日本国憲法の起草にあたって、マッカーサー元帥に「戦争放棄・武力撤廃」を提言して、9条の成立に尽力しました。
     2022年には生誕150年を迎えます。その記念すべき日に、幣原喜重郎の功績等をまとめ、門真のみならず、大阪、全国、世界へ幣原の意志を発信する記念事業を進めていきたいと考えています。 

    びかけ人:戸田伸夫(税理士)
    連絡先:門真民主センター内(06-6900-5471) 

     

    「門真市第5次総合計画」知らないが  81%

    求められる市民参加の計画づくり

    公表された「門真市市民意識調査平成 29(2017)年度調査結果報告書について紹介します。
     本報告書は、「門真市第5次総合計画」実現に向けての、基礎資料としてまとめたものです。
     市内在住の20歳以上の市民から2500人を無作為抽出。
    期間は昨年11月~ 12月 19日迄。
    有効回答率 38・7%。

    施策の強化対応は
     まちづくりや
     財政・高齢福祉

    同報告は、アンケート結果について、満足度と重要度の得点値の関係について分析しています。(左の図参照)
     今回の調査では、満足度2・5以下かつ重要度4・0に該当する重点強化対応検討領域に位置するものはありませんでした。
     満足度と重要度から今後の対応を強化すべき項目(重点改善分野)として、①「犯罪などに巻き込まれない安心できる環境ができていること」②「安全で便利な道路の整備がなされていること」③「無駄を省いた、健全で効率的な財政運営がなされていること」④「高齢者が生きがいを持ち、いきいきと暮らせる環境ができていること」となっています。
     市民のみんさんが、「安心で安全なまちづくり」についての施策を求められています。

    最上位に位置付け
     市の総合計画

    「あなたは、『門真市第5次総合計画』をご存知ですか」という設問に対しての認知度は、「知らない」が 81・0%で最も高く、次いで「名前は聞いたことがある」が 14・5%、
    「知っている」が僅か2・9%と、ほとんど認識されていません。
     市総合計画は、自治体の計画の中で最も重要で最上位に位置付けられています。この総合計画に基づき、市の長期的展望を示し、まちづくりや福祉、財政運営などの方針や計画がつくられます。
     市民にとって大切で重要な計画であり、市民参加の策定が求められます。

    【主な施策の満足度・重要度・評価指数】

    項  目  満足度   重要度  評価指数  該当領域
     犯罪などに巻き込まれない安心できる環境ができていること  2.54 4.21  10.36   強化対応
     安全で便利な道路の整備がなされていること  2.58  3.97  9.61  検討課題
     無駄を省いた、健全で効率的な財政運営がなされていること  2.64  3.99  9.42  検討課題
     商店街の活性化や商業地域の整備がなされていること  2.50  3.73  9.33  強化対応
     高齢者が生きがいを持ち、いきいきと暮らせる環境ができていること  2.61  3.90  9.32  検討課題
     障がい者が自立しながら安心して暮らせる環境ができていること  2.63  3.89  9.22  検討課題
     美しいまちなみであること  2.55  3.74  9.16  検討課題
     保育サービスや子育て家庭への支援が充実し、子育てしやすい環境ができていること  2.72  3.97  9.05  検討課題
     救急医療体制が出来ていること  2.80  4.09  9.00  強化対応

     

    北巣本町の通学路の水たまり上島町の道路の凹みの改修

    安全な道路・歩道の整備をと、日々地域の方から要望をお聞きしています。
     豊北議員が昨年から、要望のあった上島町メイン通りの路面が極端に凹んでいる個所があり整備を急ぐよう要望していたもので、今年3月に改善が図られました。この場所では自転車で倒れるなど事故が多発していました。舗装されたことで安全になったと喜ばれています。

    北巣本町の通学路の水たまりの箇所も4月に整備されました。

         【上島町】

          

        【北巣本町】

          ↓