[2018.1.19] -[門真民報]
政府の行為によって、再び戦争の惨禍が起こることのないよう
「かどま9条の会」 古川橋で宣伝
安倍首相による9条改憲を阻止するため、広範で多様な人々を結集しようと「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」が結成され、3000万人を目標にした9条改憲に反対する一大署名運動が全国で取り組まれています。
寒風の中、14名の参加で16筆集まる
門真9条の会も、2018年最初の宣伝を9日夕刻、古川橋駅で行い、「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」に取り組みました。
寒風の吹く中、14名が参加し市民に協力を訴え、1時間で16筆が集まりました。また、14日には、門真団地地域でも署名活動が取り組まれました。
改憲「反対」・「急ぐな」7割
安倍首相は、4日の年頭記者会見で、「今年こそ、憲法のあるべき姿を提示」と今年中に改憲案を国会に提出する強い意志を示しました。しかし、世論調査では、7割以上の方が「改憲反対」「改憲を急ぐことに反対」です。(グラフ)
「押し付け憲法」であることを改憲の口実にもしていますが、憲法9条は門真出身の第44代内閣総理大臣「幣原喜重郎」が、当時のマッカーサーに提案し盛り込まれたものであることは、歴史の事実です。
憲法前文では、「政府の行為によって、再び戦争の惨禍が起こることのないようにする。」と謳っています。
いまこそ私たち国民が平和憲法9条を変えさせないように、力を結集させ「3000万署名」を集めましょう。かどま9条の会では、5月3日までに集めようとすすめています。
門真市の実情を踏まえた
実効性ある計画の策定を
第1回門真市空家等対策協議会開かれる
第1回門真市空家等対策協議会が12日開かれ、福田英彦議員が傍聴しました。
この協議会は、「空家等対策の推進に関する特別措置法」の第7条に規定されている、「空家等対策計画の作成及び変更並びに実施に関する協議を行う」ことを目的としています。
協議会では、門真市における空家等の現状、昨年実施したアンケート結果の概要について説明がありました。
門真市の空家は、平成 25年住宅・土地統計調査で1万2200戸、空家率は 17・4%で、全国( 13・5%)および大阪府( 14・8%)を上回っています。
一昨年門真市が行った空家等実態調査では、1423件中長屋建物が 64・7%を占め、国道 163号以北の幸福町( 76件)、石原町( 74件)、本町( 58件)などが多くなっています。
また、昨年の建物等利用状況(実態)に関するアンケートでは、「住めるまたは利用できる」「修繕したら住めるまたは利用できる」の回答が8割を超え、今後の取り扱いでは、売却したい( 32・8%)、賃貸物件として貸し出したい( 22・4%)が多くなっています。
市に支援してほしい内容では、解体・除却に対する補助( 23・0%)、修繕や改修に関する補助( 20・8%)、有効活用に関する情報提供( 18・0%)が多くなっています。
地域の活性化に結びつく対策を
門真市の空家等の現状についての説明を踏まえ出された意見は、
○便利なところになぜ空き家が多いのか。
○相続人が不明で売却等が進まないなど流通に関する課題がある。
○空き家が発生した時点での相談窓口が必要。
○地域の活性化に結びつく対策、「マイナスをゼロ」にするのではなくオンしていく計画に。
○利活用がポイントで、居住に限らず活用。
などが特徴的な意見でした。
今後のスケジュールでは、協議会での意見を踏まえ、5月か6月に開催予定の第2回の協議会で空家等対策計画の骨子案等の協議、第3回目で計画素案等の協議を経て、第4回目でパブコメでの意見と計画案の最終確認を行うこととしています。
空家対策は、自治体の現状によって様々であり、門真市の実情を踏まえた実効性のある計画策定が求められ、党議員団も引き続き協議会の議論を注視していきます。
未来に夢や希望をもつ
若者を応援する政治に
門真市成人祭(ルミエール)
8日、門真市成人祭がルミエール大ホールで開かれ、新成人のみなさんが参加しました。
はじめに、小学校や中学校の恩師からのメッセージやビデオレターが舞台に設置された画面に映し出されると、会場から恩師を懐かしむ声が上がっていました。
門真市の新成人は、1336人(男性688人、女性648人)。全国では123万人で昨年と変わらず、8年連続で全人口の1%を割り込むとのことです。
日本共産党門真市会議員団は、式が始まる会場前で成人されたみなさんにお祝いのエールを送りました。
今、働く労働者の4割が非正規雇用、月100時間の残業を認める働き方改革では、命も暮らしも守れません。また、多くの学生が、学費を払うために、奨学金という借金を背負わざるをえず、返済の不安を抱えています。 日本共産党は、8時間働けば普通に暮らせる社会をめざし、新成人のみなさんが、将来に夢や希望を持ち、就職や仕事・学業などを応援する政治に切り替えていくために、がんばります。
中小商工業を応援する施策をすすめること
新年互礼会」守口門真商工会議所
10日、守口門真商工会議所の新年互礼会が開かれ、福田英彦議員、豊北ゆう子議員、ほりお晴真議員が出席しました。
柳本副会頭は、「どういう世界、どういう商工会をつくっていくか1人ひとりが考えるとき。5年10年先を見越したまちづくりを」
土井会頭は、「中小企業の活力を見出すため、会議所から地域へ『広げる・つながる・役立つ会議所』として、誠実に進めて参りたい」と述べました。
市長を代表し、宮本市長が挨拶しましたが、「万博誘致」を強調するばかりで、市の商工施策などについては全く触れませんでした。
中小企業・自営業者の多い門真市では、住宅リフォーム助成制度をはじめ、中小商工業を応援する施策をさらに進めることが求められ、待ったなしの課題です。
憲法9条改憲ストップ「公直無私」の姿勢で
門真市職労「新春旗びらき」
10日、門真市職員労働組合の「2018年新春旗びらき」が行われ、福田英彦議員、豊北ゆう子議員、ほりお晴真議員が参加しました。
西本委員長が、挨拶で、「住民の幸せなくして自治体労働者の幸せはない」とスローガンを述べ、今年は憲法9条改憲させないための3000万人署名、憲法9条を提案した門真で生まれた幣原喜重郎の生誕150周年に向けても協力していきたいと述べ、市長室の幣原喜重郎が寄贈した額「公直無私」の言葉も披露しました。
宮本一孝市長、村上史好衆議員も出席・挨拶しました。出席した市会議員全員も1分間挨拶。その他、和太鼓、ダンス、南京玉すだれ、福引など賑やに行われました。
来年の統一地方選・参議院選勝利
3千万人署名を達成しよう
日本共産党門真東部後援会「新春のつどい」
14日、日本共産党門真東部後援会が、「総会と新春のつどい」を開き、吉松正憲市委員長、豊北ゆう子議員が参加しました。
石原恒夫後援会会長は、活動報告や今後の方針について報告し、大阪では、維新の会の大阪都構想のための住民投票をさせないこと。そして、安倍政権の改憲発議をさせないため、後援会としても3000万人署名に力を尽くそうと発言。
吉松市委員長は、昨年の総選挙で共産党が果たした役割と来年行われる統一地方選挙勝利、参議院選挙で安倍政権を倒すため野党共闘が重要と訴えました。
豊北議員は、議会報告と宮本市長の下で門真市がどうなっているのかについて報告、介護や国保など社会保障の改悪は安倍政権・大阪維新府政によるもの。改悪を許さない運動を進めていきたい。29億円問題裁判についても触れ、次回(2月9日)裁判の傍聴も呼びかけました。参加者全員が発言し、今年の抱負や要望も出され活気あふれる集いとなりました
議会報告する豊北ゆう子議員