[2017.12.8] -[門真民報]
総合計画やまちづくりに関する条例改正、補正予算など提出
第4回定例会(12月議会)に向け議会運営委員会
議会運営委員会が11月 29日開かれ、6日から開会の第4回定例会( 12月議会)に提出予定の議案の取扱い等について協議されました。
今議会に提出される案件は、条例案件5、承認案件2、予算案件4、人事案件3、その他案件4の計18件となっています。
総合計画策定について議会の関与や議決事項は慎重な審議を
条例案件では、
①総合計画の策定等に関し、審議会の設置や諮問、議会の議決事項等を定める「門真市総合計画条例の制定について」
②空家特措法に基づき、空家等対策協議会を設置する「門真市空家等等対策協議会条例の設置について」
③門真市の非常勤嘱託職員等の育児休業期間を最長2歳まで延長できるよう所要の改正を行う「門真市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」が主な内容となっています。
総合計画に策定については、地方自治法に規定がなくなったことから改めて規定するものですが、議決内容や議会の関わりなどについて審議が必要です。
待機児童対策の保育所整備の遅延
新たな待機児童対策を
補正予算では、
①マイナンバー制度に関するシステム改修
②民間保育所が行う施設整備の整備計画からの変更(遅延)に伴う歳出予算の減額
③こども医療費助成事業の歳出増に伴う予算の増額
④門真第9水路の親水空間整備事業の工期変更(遅延)に伴う歳出予算の減額
⑤学校施設営繕事業における修繕料の増額
⑥浜町保育園園舎耐震補強工事に伴う仮園舎の借上げ等に関する債務負担行為の追加などが主な内容となっています。
待機児童解消のための保育所整備計画の変更(遅延)で、待機児童解消が遅れることとなり、早期の整備の支援と同時に、新たな待機児童解消策が必要となっています。
他に、国民健康保険事業特別会計、後期高齢者医療事業特別会計、公共下水道事業会計についても補正予算が提出予定となっています。
人事案件の、公平委員会委員の選任2名、人権擁護委員候補の推薦1名については、6日の本会議において即決となりました。
改めて問われる入札における最低制限価格の「事後公表」
この他、補正予算の専決処分(議決する前に実施)の承認を求める案件では、旧第六中学校の撤去工事について、入札の不調により、工期が来年度にずれこむことに伴う債務負担行為の追加を行うもので、入札制度における最低制限価格の「事後公表」を試行実施していることにも関連し、改めてその妥当性が問われています。
12月議会の会期は 19日までの14日間です。
18、19日の本会議では、市政に対する一般質問が行われ、党議員団4人全員が一般質問に立ち、みなさんから寄せられたご意見や要望を取り上げ、市政の問題点をチェックしますにで、ぜひ傍聴にお越しください。
絶対に認められない!
開発会社への29億円のムダ遣い
住民訴訟 控訴審第2回口頭弁論
日時:12月14日(木)
午前10時30分~
場所:大阪高等裁判所(別館7階74号法廷)
原告の控訴理由書に対する市側の「答弁書」に対し、原告が反論書を提出します。
原告は、旧ダイエーの土地・建物を光亜興産らが取得する経過等について明らかにするため、光亜興産とURの関係者への証人尋問を求めており、裁判所の判断が注目されます。
地裁での不当な判断ではなく、公正な判断を高等裁判所に求めた控訴審、ぜひ傍聴にお越しください!
【議会日程】
12月6日(水)本会議
7日(木)総務建設常任委員会
8日(金)民生常任委員会
11日(月)文教こども常任委員会
18日(月)本会議
19日(火)本会議
*会議は午前10時から開会し、どなたでも傍聴することができます。
ぜひ、傍聴にお越しください。
来年1月末に完成予定(4月開園)
市立砂子みなみこども園を視察
1日、議員団は来年4月開園予定の「幼保連携型認定こども園 門真市立砂子みなみこども園」の建設現場を視察しました。
現場は門真市千石西町 10番8号、23号で、現在の南幼稚園の斜め前に位置します。
工事はおおむね予定通り進んでおり、予定では1月末ごろに完成とのことです。
保育園舎の総面積は2310・73㎡、建物の1階は1091・05㎡、2階は1219・68㎡、園庭は785㎡です。
実際に建物を見ると、今までにない大きさを感じました。
1階は、乳児(0歳児~2歳児)2階は幼児(3歳児~5歳児)となっています。
門真市で初めてのの公立認定こども園で定員 260名の大規模です。
市の説明では、南保育園と南幼稚園の老朽化に対する安全確保、並びに就学前の総合的な教育・保育の提供の場として魅力ある園づくりを目指し、両園を一つにした幼稚園と保育園の機能を併せ持つ「認定こども園」としています。
保育園児・幼稚園児の生活リズムを保障できるか
認定こども園は、保育園と幼稚園を一緒に運営することから、一見便利なようですが、毎日過ごす子どもたちにとっては、どうでしょうか。保育園児と幼稚園児は、お昼寝の有無等、生活リズムの違いや夏休みなどの長期休暇の有無による保育内容も今までのようにいきません。
260名という規模や隣が消防署(建設中)など問題を感じていますが、今後も子どもたち・保護者にとってより良いこども園となるよう求めて行きます。
経済制裁だけでは
北朝鮮を追い込み戦争の危険が・・
市政報告・学習会 亀井あつし議員
3日、党砂子・脇田支部が市政報告・学習会を南部市民センターで開催しました。
亀井あつし議員は、衆議院選挙結果と今後、12月定例市議会などについて報告しました。
また、日本コリア協会・大阪の飯田光徳理事長を招き、「トランプ政権と朝鮮半島情勢『北朝鮮はなぜミサイルを撃ち続けるのか?』歴史、マスコミ報道、そして北東アジアの平和の展望を丸ごと解説」と題した学習をしました。
トランプ大統領 発言の 7割ウソ!
飯田氏は、はじめに参加者に対して、「安倍政権の(北朝鮮に対する)『印象操作』の<RUBY CHAR=”呪縛”,”じゅばく”>に取りつかれていませんか」、「トランプ大統領の発言、本当の内容は何%?」と問いかけました。そして、トランプ大統領の発言の 7割がフェイクニュース(ウソの報道)であることを紹介しました。
ミサイルを撃ち続ける北朝鮮をアメリカのCIAは、「朝鮮半島での紛争を最も望んでいないのはキム・ジョンウン主席」「ミサイルは交渉の道具」と分析していると述べました。「対話の時期ではない」と言っているのは日本だけ。経済制裁が北朝鮮を戦争に追い込む危険性があると認識すべきと述べました。
最後に、憲法 9条を持つ日本は、北東アジアの平和友好の調整役になるべき。安倍政権が政権維持に利用している危険性を指摘しました。
自身の体験等から意見提案が盛りだくさん
第 35回「青少年の主張」発表会
第 35回「青少年の主張」発表会が5日ルミエールホール小ホールで開催され、福田英彦議員が出席しました。
市内小中学校2708人の応募の中から、小学3・4年生の部3人、小学5・6年生の部6人、中学生の部6人の 15人が3次の審査を経てこの発表の場に立ちました。
発表内容は、自身の体験等から意見や提案が盛りだくさんでした。