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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    (2002年12月1日付)

    [2002.12.1] -[門真民報]

    環境対策に万全をつくせ!

    門真市議会が第2京阪道路
    久御山ジャンクションの現地調査

     11月25日、門真市議会として、工事が進められている久御山ジャンクションの現地調査と、同工事を担当する国土交通省浪速国道事務所及び、日本道路公団との意見交換をおこない、参加した各議員から万全の環境対策を求める意見が続出しました。

     当日の午後、現地調査に参加した門真市議会の一行は、久御山工事事務所で浪速国道事務所の安藤副所長・日本道路公団の石田副所長らからジャンクション建設の状況説明を受けた後、門真市域の道路構造などについて、スライドや資料で説明を受け、意見交換に入りました。
     門真市議会側から冒頭、議長より「都市計画の変更手続から今日まで、道路事業者に対して様々な要望を求めてきたが、この中で環境対策を含め、全ての対応については、門真、寝屋川、枚方、交野、四條畷の関連する5市を平等に扱うとしながら、寝屋川市と枚方市域の一部において掘割り部での蓋かけ構造などが浮上していると聞くがどうゆうことなのか。」との発言がありました。
     これに対して安藤副所長から「寝屋川・枚方両市の第2京阪沿道には、門真市と違って丘陵部があり、道路勾配との関係で構造的には掘割り工法となる個所を地域分断対策として両市と地元関係住民から強い要望もあり、そうした蓋かけ構造も含めて検討している段階」と答えました。
     同答弁に対して「それは明らかに設計変更だ」「当初と構造形態が変化している」「門真市域の道路構造では地域分断の解消が不充分」など各議員から意見が出されました。

    門真市域、万全の環境対策は当然

     日本共産党からは「門真における同道路の影響は、市域の分断による地域利便性が阻害されること、さらに、高速専用部の起終点である三ツ島は、料金所やジャンクションもあり、排気ガス等による公害問題が深刻」「2国、国道163号、寝屋川大東線に囲まれる三角地帯の公害対策はどうなっているのか」など問題点を指摘し見解を求めました。
     これに対して「公害対策では脱硝装置等は現在試験的施工の段階、安全性、経済性などで課題がある。シェルター等の設置については、将来取付け可能なように構造設計に盛り込んでいる」などの回答があり、門真の実態とはかけ離れた見解が示されました。
     当日の現地調査には日本共産党から石橋章一、亀井あつし、中西みよ子、福田英彦の全議員が参加し、意見交換でも積極的に発言しました。

    資格証明書発行昨年の1・78倍
    資格証543通・短期保険証2824通

     11月1日門真市は、国民健康保険加入世帯に対し、新しい保険証を発送しました。
     内訳は、一般保険証2万4899件、短期保険証(有効期間3ヶ月)2824件、資格証明書(窓口で全額負担)543件となっており、資格証明証の発行が、昨年より1・78倍も増加しています。
     資格証明書発行対象は、1年以上保険料を滞納している世帯が対象で、市は七月、対象者に、「特別事情届け出書」を発送、特別の事情があれば市に対して届けるように連絡します。この後、「特別事情届け出書」が提出されたり、納付相談にこられた方を除き、再度「弁明書」を送付し、滞納の理由を聞く機会を与えます。最終的に「弁明書」も提出しない、納付相談にも来なかった543世帯に対して資格証明書の発行となったものです。
     市は、十分に本人の言い分を聞く機会を設けているといいますが、払えない世帯にとっては市役所の敷居は高く、また払えない事情もあり、放置する状態となります。市はそうした状態だからとして、市民からの連絡を待つだけでなく、きちんとした独自の調査を行い、正確に滞納の理由をつかむべきです。
     そもそも、所得の15%も20%も徴収する高い保険料こそ問題です。
    国からの補助金を元に戻し、高い保険料こそ引き下げるべきなのに、国民に制裁を加えるとはとんでもないことです。市も国いいなりになるのではなく、市民の命と健康を守る立場に立つべきです。