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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1565(2005年2月27日号)

    [2005.2.27] -[門真民報]

    他市の事例からも納得できない、住民説明会開き計画策定を!-行財政改革推進特別委員会開かれる

     18日、第2回「行財政改革推進特別委員会」が開かれ、党議員団から福田英彦議員が出席しました。
     特別委員会では、新たな行革計画策定以前にも実施していく「行財政改革随時実施項目」と「門真市行財政改革推進計画・改革項目(案)」について説明、質疑を行いました。
     行財政改革随時実施項目について福田議員は経常経費の節減で、教育現場では備品費等の削減でザラ紙代など、保護者の負担となっている例などを示し、一律に削減するのではなく、必要なところは確保するよう求めました。
     勤務時間の見直しについては市側の提案により現状の勤務時間となっていることから、組合との交渉については誠意を持って行うことを求めました。
     生活保護費の抑制については、就労支援、自立支援を推進するにあたって人的な確保を行うよう強く求めました。
     続いて門真市行財政改革推進計画の計画策定について、総務水道常任委員会が行った行政調査で熊本市が計画策定にあたって7回の住民説明会を開催し、計画策定に反映している事例について紹介し、門真においても住民説明会を開催し、計画策定に反映させる事を求めました。これに対し、計画策定までの時間的な制約を理由に住民説明会を開催しないことを前回の特別委員会に続き答弁しましたが、策定時期ありきで、住民説明会の有無を決めるのはあべこべで、住民の意見を計画策定に反映させるということから計画策定の時期についても考えるべきだとし、住民説明会の開催を強く求めました。
     住民説明会なしの計画策定は、他市の事例からも納得できるものではありません。

    「小中学校の卒業式・入学式、『日の丸』『君が代』強制せず、自主性の尊重を」と教育長に申入れ

     日本共産党門真市会議員団は、21日、下浦克明門真市教育長に対し、小中学校の卒業式・入学式について、「『日の丸』『君が代』を強制せず、学校の自主性を尊重するよう申入れをおこないました。
     申入れには、吉松・中西・福田・井上各議員が参加しました。
     申入れでは、東京都教育委員会が卒業式での「君が代」斉唱で起立しなかったことなどの理由で、教職員196名に不当な処分を強行するという強引な例をあげ、命令・強制で教育現場に押し付けることは、理解と納得を基本とする教育に背くことであり、教育基本法第10条がきびしく禁じている行政による教育への介入であると指摘。何よりも、1999年「国旗・国歌法」が制定された時、当時の政府が国会で「国民に強制するものではない」と明確に答弁していることを指摘し、具体的には以下の4項目を申入れました。

    申入れの項目・内容

    1、教育委員会として、「内心の自由」「教育基本法」「子どもの権利条約」を遵守し、学校に「日の丸」の掲揚、「君が代」の斉唱を強制しないこと。
    2、式次第にあたっては、学校の自主政を尊重すること。
    3、児童・保護者に「起立することも、歌うことも自由」であることの説明を各学校長に指導すること。
    4、人権侵害にあたる「日の丸」「君が代」の調査は、いっさいやめること。

    住み続けたいまち門真へ-国民健康保険制度

     依然として高い国民健康保険料、市民の命と健康を守る保険証取り上げ許せません。
     かつてない長引く不況のもとでのリストラ・倒産で国保加入者が96年以降急激に増加しています。
     しかも、加入者の多くが高齢者や低所得者です。
     所得に比べて高い保険料が滞納の大きな要因の一つとなり、国保会計の財政赤字が累積で約33億6千万円にも及んでいます。
     こうしたことから、門真市は1年間国保料を滞納し、収納指導に応じられない世帯を悪質滞納者とし、短期保険証(3ヶ月通用)や資格証明書(窓口で全額支払い、後日7割分返還)を多数発行。
     病気になっても病院に行けない事態が生まれています。
    日本共産党は、市民の命と健康を守る立場から05年度予算要望で、
    (1)国に対して国庫補助金の復元を求めること、
    (2)保険料軽減のために一般会計から繰り入れる、
    (3)市独自の減免制度の拡充、
    (4)保険料滞納世帯への保険証取り上げはしない、
    (5)医療費の一部負担免除を実施することなどを強く求めています。
    そして、国に国庫補助金の復元を求める取り組みとともに、市民の理解も得て、全庁あげての国保制度存続・改善の取り組みが求められています。

    市政報告・懇談会開催-南部・門真団地後援会

    20日、南部・門真団地後援会は、南部市民センターで市政報告・懇談会を開催しました。
    亀井あつし議員より、
    (1)合併断念後の与党会派内のギクシャクした状況、
    (2)相変わらずの行財政改革特別委員会における市民不在の姿、
    (3)行財政運営の改善についての日本共産党の提案と市民犠牲の他党会派の行革案の説明、
    (4)3月定例市議会、
    (5)6月に予定されている門真市長選挙、
    (6)災害発生時の対応について報告がおこなわれました。
    懇談で参加者から、「門真市の『議会だより』では、議会の状況がわからない」「災害が発生した時の市の対応をもっと充実して欲しい」、「FMハナコが聞こえにくい」、「市内の液状化危険区域や水害の被害マップなどを教えて欲しい」、「繁華街や市場の公衆電話がなくなり困っている」、「南小学校の跡地、門真団地の建替え、府立門真南高校跡地等がどんな関係になっているか詳しく教えて欲しい」などさまざまな意見と要望がだされました。
    最後に、新井実後援会会長の閉会挨拶で終わりました。