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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2184(2017年9月17日号)

    [2017.9.15] -[門真民報]

    宮本市政となって1年経過
    切実な願い実現、市政をチェック

    第3回定例会(9月議会)はじまる

     本会議が8日開かれ、22日までを会期とした第3回定例会が開会しました。
     本会議に提案された案件は、承認案件1件、条例案件4件、契約案件1件、補正予算2件、認定案件2件、人事案件2件、その他2件の14件です。
     人事案件については、本会議で即決され、固定資産評価審査委員会委員に北岡愼太郎氏、教員委員会委員に長澤信之氏の選任・任命について全会一致で同意しました。
     また、2016年度水道事業剰余金の処分、歳入歳出決算及び水道事業会計決算の認定については、設置された決算特別委員会に審査が付託されることとなりました。
     決算特別委員会委員には、党議員団からほりお晴真議員が選任されました。
     他の9件については、各常任委員会に審査が付託されました。
     今議会は、宮本市政となって一年を迎える議会です。
     大阪府の福祉医療助成制度改悪に伴う条例「改正」の審査をはじめ、府営住宅の市への移管問題や、これまでの開発会社いいなりのまちづくりへの対応など、宮本市政をチェックする立場で臨みます。

     

    29億円問題、またも市長はダンマリ
    開発会社まかせのまちづくり浮彫り!

    総務建設常任委員会で福田英彦議員が追及

     総務建設常任委員会が11日開かれ、福田英彦議員が出席しました。

    なぜ共産党は市長選挙に候補者を立てなかったのか?」と逆に市長が珍質問

     補正予算の審議で福田議員は、旧ダイエーの建物除却補償の無駄遣い「29億円問題」住民訴訟が結審したことに伴う弁護士委託料が追加計上されたことについて、この間の経過や判決内容について質したうえで、宮本市長に判決に対する受け止めについて質しました。
     答弁では、「市の主張が認められたものと受け止めております」としましたが、「前市政の主張と宮本市長の主張は一緒で、その立場で対応するのか」との再度の質問に「司法の判断を尊重」「判決について感想を論評する立場にはない」と、「29億円問題」についての自身の考えを示すことなく、今議会もダンマリを決め込みました。
     そして、福田議員に対し、「前市政のことを言うのなら、なぜ共産党は市長選挙で候補者を立てなかったのか」と逆に珍質問し開き直りました。
     昨年の市長選挙で、維新の松井知事は29億円問題に触れ、「こんな門真を変えましょう」と市民に訴えましたが、市民を欺く訴えであったことが、いよいよはっきりしました。

    は関与せず、建物所有者に、借家人の立ち退き交渉お任せ

     幸福町・中町地区のまちづくりにおいて、建物所有者と借家人のとの移転交渉が難航し、期日までの建物除却ができなかったため、契約の解除を余儀なくされ、補償費の返還と違約金(利息)を市に支払うとの歳入の補正等が計上されました。
     福田議員は、「なぜ、借家人に対し移転補償し、立退きの上で所有者に補償しなかったのか」と質しました。
     答弁では、「事業は、国の要綱で行っているので、市が強制的にできるものではない」「民民で結ばれた契約に立ち入るべきでない」と答弁、建物所有者に対し借家人の立ち退き交渉も補償金の支払いも任せ、市は何ら把握せず、把握しようともしていない実態が明らかとなりました。
     建物所有者等に対しては、事業組合事務局が深く関わっており、ここでも開発会社任せのまちづくりの姿勢が浮き彫りとなりました。
     事業の実施主体である門真市の責任放棄は許されません。

    の不透明な交付金配分で大幅負担増!

     門真市の道路や橋りょうの維持管理に対し「社会資本整備総合交付金」が交付されていますが、当初予算見込みより6300万円も削減され、基金繰入と将来負担合せて7400万円の負担が増大することが明らかとなりました。削減理由もはっきりせず、制度改善を国に求めるよう要望しました。
     補正予算については、質疑で明らかになった問題点を挙げ反対。
     工事契約変更と住居表示の案件については賛成しました。

    【所管事項質問】

     所管事項に関する質問で福田議員は、①幸福町・垣内町地区のまちづくり②モノレール延伸事業③水道企業団議会議員の定数に関する請願への対応④府営住宅の市への移管問題について質問しました。

    幸福町・垣内町地区は、建物除却後の問題点の解決を

     古川橋駅北側の幸福町・垣内町地区は、建物除却が進む一方で、特に商店街でフェンスの無い空き地や、食べ物を扱う店舗等に日光が当たるようになり、安全や営業に影響を及ぼしている実態を示し、対応を求めました。
     答弁では、「土地所有者と協議し、可能な限り要望に応える」としました。
     また、長屋建物の一部除却で、地震や台風等に対し危険な建物となっている実態を示し、補強費用の補償などについて検討するよう求めました。

    モノレール延伸は、早期に門真南駅までの延伸・開業を

     門真市駅から門真南駅を経て東大阪へ延伸する大阪モノレールの延伸事業について、昨年9月にほりお議員が質して以降の進捗状況について質しました。
     答弁では、「平成 30年度の都市計画決定に向けて駅位置、線形等の検討や関係機関との協議が進められている」とまだ詳細が決まっていない状況が明らかとなりました。
     今後の協議については、「31年度より工事着手、41年の開業予定であり、駅位置、線形等の決定が(門真南駅)周辺のまちづくりの検討に必要になることから、早期に示されるよう大阪府に要望する」としました。
     福田議員は、41年を待たず、早期に門真南駅までの延伸・開業するよう大阪府に要望するよう求めました。

    大阪広域水道企業団議会議員定数に関する請願に対し、誠実な対応を

     門真市が 100%水を購入している大阪広域水道企業団の議会の議員定数について、42市町村すべてに議席を配分することを求める請願が、8月 16日付で各自治体の首長宛に提出されたことから、これまでの議論の経過や市の対応について質したうえで、10月にも開催される企業団の首長会議において、請願の趣旨を踏まえ問題提起するよう市長にも求めました。

    府営住宅の市への移管は、結論ありきでなく、慎重に検討を

     府営住宅の市への移管について、大阪府からの資料の提供状況や、資料に基づく収支見込みについての各団地の傾向等、現在建替え事業が進められている門真及び門真千石西町住宅の府との協議内容について質しました。
     そして、大阪府から都合のいい資料だけではなく検討に必要な資料を求めること、市への移管結論ありきではなく、慎重に検討し、結論がどちらでも責任を果たせるよう求めました。

     

    出前講座、創作落語で学習
    多彩で旺盛な取り組み期待!

    門真社会保障推進協議会が定期総会

     門真社保協(門真社会保障推進協議会)の第 13回年次総会が9日開かれ、福田英彦議員が参加しました。

     総会では、まず「総会学習」で、門真消費生活センターの出前講座を受講しました。
     講座は、還付金詐欺やオレオレ詐欺に「だまされない宣言 !!」をテーマに、門真消費生活相談員の軸屋さんからお話がありました。
     門真での消費者相談件数の推移や特徴、特殊詐欺(振り込め詐欺)の被害状況、詐欺の手口、被害にあわないための心得など分かりやすい説明で、参加者は真剣に聞き入り、「同じような電話があったが断った」などの体験談、「ぜひ出前講座に来てほしい」との要望も寄せられました。

     また、笑って元気にと、渚家 六丸さんの福腹話術や「創作落語・鯛」の初お披露目で、会場が笑いに包まれました。
     門真社保協は、1998年に結成され、市民とともに社会保障制度を考え学習・運動を展開し、2010年には大阪社保協とともに、全国・府下から500人が参加した、「門真国保実態調査」に取り組み、国保加入者の厳しい実態を明らかにしてきました。
     これまでの活動の総括、今後の方針と役員が提案され、全会一致で決定しました。
     今後も多彩で旺盛な取組みが期待されます。

     

    憲法9条改悪阻止
    幣原喜重郎生誕日に集会

    かどま九条の会が街頭宣伝

     「かどま九条の会」と「戦争アカンかどま1000人委員会」が毎月9日に実施している街頭宣伝が古川橋駅で行われました。
     街頭宣伝では、憲法9条を提案した門真市出身の幣原喜重郎の生誕日である9月 13日に開催の市民集会の案内を行いました。
     また、安倍政権が2020年と期限を切って強行しようとしている憲法9条改悪を市民の共同で阻止していきましょうと訴えました。
     この街頭宣伝には、福田英彦議員も参加し、市民に訴えました。