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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2164(2017年4月23日号)

    [2017.4.21] -[門真民報]

    門真市が民間マンション建設に対し根拠なく約 4億円の助成金支出!

    中町地区の旧ダイエー跡地で税金・補助金ムダ遣い

     中町地区の旧ダイエー(トポス)跡地をめぐり、「29億円」問題に続き、税金・補助金のムダ遣いが行われようとしています。
     中町地区の旧ダイエー跡地の一部に建設されたマンションに対し、門真市が4月末までに3億3798万2千円の「助成金」を支払おうというものです。

    建替えていないのに助成金支出決定は、過程も極めて不透明

     「助成金」の根拠としている「木造賃貸住宅等建替事業助成金交付要綱」では、「建替事業」とは、「土地所有者等が木造賃貸住宅等を建替える事業」だと定義されています。
     しかし、このマンション建設用地は、2014年 10月に現在のマンション建設会社らがUR(都市再生機構)から区画整理後の更地を入札で約 17億円で取得したもので、建替える建物は除却して存在しません。
     定義に反し、助成事業の対象とならないことは明らかで、国からも「建て替えを促進すべき建築物の除却を伴うことが要件とされているが、それを満たしているのか」との問合せもありましたが、その回答や補助金決定に至る経過は極めて不透明です。

    コンプライアンス重視なら、市長は助成金支出するな

     この問題は、旧ダイエー(トポス)跡地の経過(別掲)を確認することが重要です。
     旧ダイエー(トポス)跡地は、2010年3月に、約1万3千㎡を光亜興産らが 11億5500万円で取得、その直後、土地の一部約7千㎡を UR(都市再生機構)に 10億円を超える高額で譲渡。
     その4年半後の2014年 10月にURが区画整理で減歩後の6342㎡を入札により約 17億円でマンション建設会社らに譲渡しています。
     この入札の際にURは、門真市の建替事業助成金の対象となる土地であることを募集要領に明記、入札に応じた事業者は、通常の土地の価格に「助成金」を加味したうえで応札したと考えられます。
     また、URも助成金の対象という前提で土地を取得したとすれば、建替をしていない光亜興産らが、間接的に「助成金」を受け取ったという構図になります。
     既に設計費3420万円が支出されており、支払い総額は約4億円となります。
     「コンプライアンス」を重視する宮本一孝市長は、不透明な経過の助成金を絶対に支出すべきではありません。

    【マンション建設用地のこれまでの経過】

    2010年3月
      光亜興産らが、旧ダイエー用地(約1万3千㎡)を
     11億5500万円で取得。
      その直後、土地の一部(約7千㎡)をUR(都市再
     生機構)に10億円を超える高額で譲渡。

    2013年11月
      建物除却補償費29億円を受取った光亜興産らが、旧
     ダイエー建物を除却。

    2014年10月
      マンション建設会社らが、区画整理後の更地6342㎡
     を入札によりURから約17億円で取得。

     

    かどま「ふれ愛こども食堂」

    門真子どもを守る市民の会

     15日、「門真子どもを守る市民の会」のみなさんが主体になり、たくさんのボランティアの方が集まり、「ふれ愛こども食堂」が文化会館で開催されました。
     子ども食堂は、全国で300か所以上に広がっており、きちんと食事がとれていない子どもや孤食の児童への支援として始まり、子どもには無料か低額で食事や居場所の提供をし、誰でも利用できるようにしています。
     子どもを守る市民の会では、「門真でも子ども食堂を」との思いで一年前から既に取り組んでいる団体の話を聞くなど準備を進めてきました。
     関係者は、初めての取り組みでもあり、案内の仕方や提供する場所、それに係る費用、また、食材の確保が課題としています。次回は、6月 18日に門真団地近くの「ギャラリーカフェARAKI」で開催とのことです。

     

    農業委員会議事録の録音データー作成後すぐ消去から3年間保存に

    農業委員会総会 亀井あつし議員が出席

     12日、農業委員会総会が開かれ、亀井あつし議員が出席しました。
     今回、農業委員会会議の録音データーの保存期間を3年間とすることを全会一致で可決承認されました。

    事録作成後検証・確認が可能に

     亀井議員は、録音データーを保存することになった経緯について質問しました。
     農業委員会事務局は、「過去( H27年6月)の農業委員会総会での委員の発言が議事録に掲載されていないという指摘をきっかけに、録音データーを保存していないことから議事録の内容が検証、確認ができない、あるいは精査が出来ないというような問題が生じたため、この度、録音データーは議事録作成のために使用しており、作成後は消去していたが、議事録公表後も事後的に確認できるよう議事録公表から3年間は保存することになった」と答弁しました。

    農業委員会議事録ホームページ公表を

     また、議事録を門真市のホームページなどで公表することについて質問しました。
     同事務局は、「『農業委員会などについての法律では(議事録は)インターネットの利用その他の適切な方法により公表しなければならない』とあり、これまで農業委員会事務局の方での縦覧とする方法としてきた。インターネットの利用とは例えば門真市ホームページでの公表いうことになるが、その点については、事務局で今後検討したい」と答弁しました。

    公文書の取扱い透明で適切な管理を

     亀井議員は、以前から行政文書の取り扱いについて、透明性を高めた適切な管理を求めてきました。

     

    3月竣工、5月1日オープン
    市民に親しまれる体育館に

    門真市立総合体育館・完成現場説明会

     3月 27日に竣工し、5月1日オープンに向け準備が進められている「市立総合体育館」の完成現場説明会が行われました。
     体育館は、市役所の北側に位置し、延べ床面積約6千㎡、バレーボールコート3面が配置可能なメインアリーナ、サブアリーナ、剣道場、柔道場、トレーニングルーム、ランニングコース、幼児体育室、会議室などが配置されています。
     総工費は約 33億5千万円、管理運営は指定管理者に委ねます。
     4月 30日にオープニングイベント。
     市民に親しまれる運営が求められます。


    メインアプローチのある東側


    メインアリーナ(1647㎡)


    複合遊具を配置、幼児体育室


    1周 230mのランニングコース


    器具も備えたトレーニングルーム

     

    役に立つ情報満載!

    門真市暮らしの便利帳が発行

     暮らしに役立つ情報を一冊にまとめた情報誌「門真市暮らしの便利帳」の2017年保存版が発行され、各家庭に配布が始まっています。
     2015年発行の「市制施行 50周年記念号」に続き、新たに発行されたものです。
     「門真市ガイド」「行政ガイド」「生活ガイド」で、役所の窓口や手続きなどの行政情報をはじめ、観光や歴史などの地域情報、医療機関マップなど、門真市がよく分かり、暮らしに役立つ情報が満載された情報誌となっています。
     製作にかかる一切の費用は、事業所や団体などの皆さんからの広告掲載への協力で賄われています。
     また、電子書籍版の配信が開始されていて、パソコンやスマートフォンなどでも閲覧ができます。