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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1501(2003年11月16日付)

    [2003.11.16] -[門真民報]

    第43回衆議院選挙結果について

    日本共産党は今回の総選挙を21世紀の日本に進路を決める歴史的な選挙戦と位置づけ、全力をあげてたたかいぬきました。比例近畿ブロックで3議席、全国で9議席にとどまり、議席を大きく減らす残念な結果となりました。大阪六区では比例区で、23,338票(得票率11.31%)。小選挙区で28,789票を獲得しました。
     ご支持いただいた皆さん、力をつくして奮闘いただいた党員、後援会員、支持者のみなさんに心から感謝申し上げます。
     この選挙結果は財界、大企業が自分たちの思いどおりの政治ができるようにと「二大政党制」を目指して、「政権選択」を仕掛け「政党地図」が大きく変わる中でのたたかいでした。そして、消費税増税と憲法改定という二つの悪政で自民党と民主党が同じ立場になった選挙戦となりました。
     この状況の中で、日本共産党は「国民が主人公」の政治への転換、消費税増税、憲法改悪反対を正面からかかげて訴えました。
     しかし、政党地図の変化は解散直前に起こった変化であり、真相を明らかにし、党の立場を明らかにして理解をしてもらうまでには至りませんでした。今回の二大政党の悪政に立ち向かう日本共産党の訴えは、今後に必ず生きていくと確信しています。国民の苦難を解決するために生まれた日本共産党として、新しい政党地図の打破に向け、何よりも二大悪政と対決し、国民生活を破壊する、いかなるたくらみをも許さない戦いに、今後さらに全力をあげ勇躍して立ち向かっていく決意です。
    2003年11月10日 日本共産党大阪六区選対本部

    門真の結果

     比例代表選挙
      日本共産党  5,979票
      民主党   16,236票
      社会民主党  1,437票
      自由民主党 13,312票
      公明党   17,558票

     小選挙区
      太田いつみ  7,436票
      村上史好  17,486票
    当 福島 豊  29,457票

    サービス切り捨て負担増の提案ばかり、重要な協議の項目は先送り

    第7回守口市・門真市合併協議会が4日、門真市保健福祉センターで開かれ、党議員団から福田英彦議員が出席しました。
     今回の協議会ではまず「新市まちづくり計画策定のためのアンケート」結果の中間報告が行われ、つづいて「国民健康保険料の取扱い」「使用料、手数料の取扱い」「公共的団体の取扱い」「補助金等の取扱い」「小・中学校の取扱い」について協議が行われました。

    周知不足などでアンケート回収37.3%
     新市まちづくり計画に反映するとして行われたアンケート(9月実施)の中間報告では発送5000に対して1,837件が回答。回答率37.3%と当初予測の50%を大きく下回り、アンケートについての事務局の周知不足などが浮き彫りに。また、回答率は年齢が下がるとともに低くなっています。

    保険料は高く?前納報奨金は廃止
     市民にとって大きな関心事の「国民健康保険料の取扱い」について協議が行われました。賦課方式では守口の2方式(所得割、均等割)とし、仮算定の廃止、前納報奨金の廃止などの調整内容となりました。福田議員は門真で2方式となった場合の均等割りが守口市より安いことから、合併すると保険料が高くなるのではないかと質しましたが、「現状ではお答えできない」としました。
     また福田議員は、調整内容で葬祭費が門真に調整されるものの、前納報奨金廃止となっていることから反対の立場を表明しました。

    使用料・手数料の調整は「丸投げ」
     つづいて市民の関心が高く、市民生活に直結する「使用料・手数料の取扱い」について協議され、まず「原則として低いほうに合わせる」ことを盛り込むことを求めましたが、否決されました。
     また、様々な使用料・手数料をすべて「両市において調整する」としていることについて福田議員は、保育料など審議会や懇談会で協議され、決定されてきたものについても事務方で調整することとなっていることから、「丸投げになって、市民の意見が反映されない」と指摘し、反対しました。
     このあと「公共的団体の取扱い」「補助金等の取扱い」「小・中学校の取扱い」について協議され、それぞれ不十分な内容が含まれていることから反対しました。特に「小・中学校の取扱い」については「統廃合の推進及び通学区域の再編を図る」との調整方向が示されていることから福田議員は「両市の学校規模の考え方にも違いがあり、30人学級が大きな流れとなっていることから、統廃合結論ありきは認められない」と主張しました。
     今回の協議でも市民の関心事については十分な協議が保障されず、採決で強行するという運営が浮き彫りとなりました。
     次回の協議会は12月2日、午後1時30分から門真市保健福祉センターで開かれます。