[2003.11.23] -[門真民報]
来年1月15日告示、2月1日投票の府知事選挙に立候補を表明している、「明るい民主大阪府政をつくる会」の梅田章二(弁護士)さんの事務所びらきが12日、大阪市北区の事務所前で行われました。梅田さんは府民の暮らしと大阪経済が落ち込んでいるなかで、知事選は、大規模プロジェクトに税金をつぎ込み、その借金のツケを府民に回す府民犠牲の府政から府民本位の府政へと帰る大きなチャンスだと強調。平和の問題でイラクへの自衛隊派兵反対の声などを大阪から発信していきたいとのべ、「愉快で楽しい、まともな大阪へ、その先頭に立って奮闘したい」と決意表明しました。
府政を変えたい!門真でも切実
門真では市内に3校あった高校が、生徒の願いに背を向け、今年3月に1校が廃校。保健所についても門真保健所から「支所」にされた上に、9月議会においてその支所も来年度廃止される議案が強行されました。さらに老人医療費助成制度(65歳から69歳までの住民税非課税世帯が対象)の大枠廃止など、福祉医療を後退させる「健康福祉アクションプログラム」を打ち出しています。太田府政の継続は門真市民の暮らしといのちをますます脅かすものとなります。「府政を変えたい!」門真でも切実な声となっています。
梅田さんの略歴
1950年10月20日、大阪市生まれ。69年、大阪府立北野高校、78年、京都大学法学部卒業。82年、大阪弁護士会に登録。大阪中央法律事務所所属。
現在、大阪憲法会議副幹事長、非核の政府を求める大阪の会常任世話人、民主法律協会幹事、日本労働弁護団常任幹事。
趣味は読書、柔道、スキー、ゴルフ、ハイキングなど。
門真市都市計画審議会ひらく
今回の案件は、大阪府が市町村単位を基本にしたこれまでの府下42都市計画区域を4区域に変更しようとするもので、門真市長に意見照会があったため、市都計審に諮問されたものです。吉松委員は、区域の再編がもちあがってきた理由、なぜ4区分なのか、昨年3月大阪府の都市計画区域再編に関する懇談会を設置し、慎重に議論したとしているが、どれほどのメンバーで検討したのか。などについて事務局に説明を求めました。さらに、区域が大幅に変更されて、都市計画決定の手続きがどう変わるのか、変わらないのか。都市計画決定している門真市の整備、開発、保全の方針はどう扱われるのか。地方分権一括法に基づくものとして、権限が移譲され門真市にどんメリットがあるのかなどをただしました。これに対して、これまでの都市計画決定の手続きが変わることはほとんどないと認識している。今後、新たに門真市を含む東部大阪地域のまちづくりマスタープランがつくられることになる。などの説明がおこなわれました。吉松委員は、府の懇談会の議論の中でも都市計画は、大阪府がリーダーシップを発揮してすすめるやり方と市町村など下から積み上げて全体を調整していくやり方があるとしているが、都市計画は、どんなまちづくりをすすめるかということであるから、これまで通り市町村を基本にしたものがふさわしいし、上からくくっていくべきではないと区域の再編に反対の意見を述べ、反対しました。
10825人の子どもたちの安全のために
門真市PTA協議会が研究発表大会を開催
「10825人の子どもたちの安全のために」~安心して生活できる地域ぐるみの子育てを実践しよう~を研究主題として、第8回門真市PTA研究発表大会(門真市PTA協議会主催)が15日、門真市立第1中学校で開催され、党議員団から井上まり子、福田英彦議員が参加しました。全体会では「おやじ隊」の結成でPTAの交流を深めている中央小PTA、子どもたちに良い思い出を残そうと「夏のサマーカーニバル」に取り組む北小PTA、生徒へのアンケート、フィールドワークなどで犯罪危険地図の作成を行っている六中PTA、子どもたちの安全のための情報を共有し、安全のための活動の協働をすすめるための危険情報の瞬時一斉同時配信システム(セーフティネットワークシステム:携帯電話等にメールで危険情報を一斉に配信)の発足など、六つの発表が行われ、その後分科会で各発表について詳細な報告が行われました。門真市においても変質者や痴漢の出没など、子どもたちの安全と健全育成が脅かされている状況は深刻で、このような発表大会の開催を期に地域と学校が一体となった取り組みが一層求められています。