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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1720(2008年4月20日号)

    [2008.4.18] -[門真民報]

    第二京阪道路(大阪府域)環境監視の在り方に関する検討会―環境監視の基本方針(案)示される

     第二京阪道路に関する「環境監視の基本方針(案)」について、事業者である浪速国道事務所、西日本高速道路(株)と大阪府並びに沿道5市のいわゆる8者協議において、環境監視施設の箇所数、環境監視の方法等について協議を行ってきましたが、このたび、『環境監視の在り方に関する検討会』において、環境監視の基本方針(案)が取りまとめられたとして、議会に報告説明がおこなわれました。
     なお、環境監視施設の設置場所については、門真市の場合、三ツ島ジャンクション周辺に1箇所、国道163号から沖町の間に1箇所設置することが決まっていますが、それ以上の位置については決められていません。これらを含め、基本方針の一つひとつの具体的な内容については、8者協で引き続き検討されることになっています。
     *第二京阪道路(大阪府域)環境監視の在り方に関する検討会…国土交通省、西日本高速道路株式会社、大阪府、門真市、寝屋川市、四条畷市、交野市、枚方市ので構成。
     *単路部…第二京阪道路が他の府道や市道等と交差していない、第二京阪道路のみの部分という意味。 

    環境監視の基本方針(案) 

    1.環境監視施設の設置及び設置費用は事業者負担とする。
    2.環境監視施設の維持管理は、各自治体とし、一定期間の環境監視費は、事業者が負担する。
    3.環境監視施設の設置場所は、「第二京阪道路からの影響が的確に把握できる箇
      所」とし、「単路部(ジャンクションを含む)」とする。
    4.環境監視施設の設置数は、枚方市、交野市、寝屋川市(四条畷市を含む)及び門真市に各2箇所(計8箇所)とする。
    5.測定項目は、「環境基準」、「測定方法」、「予測手段」の3点が確立されている項目とし、かつ、道路からの環境影響を把握する上で必要と判断されるものとする。
    6.評価は、環境基準の評価方法に基づき実施する。
    7.評価結果は公表する。
    8.得られた測定値について、定期的に「考察」を行う。

    中西みよ子さん(前門真市議会議員)逝く

    02中西.jpg 前門真市議会議員の中西みよ子さんが、4月13日、逝去されました。54歳でした。心からご冥福をお祈りいたします。
     中西みよ子さんは1953年鹿児島県で生まれ、女子栄養大学卒業後、門真南高校非常勤講師を経て1995年門真市議会議員選挙に立候補、当選し、河野登美子元市議会議員からバトンを引き継ぎ、3期12年間努めました。 市議会では、毎議会質問を行い、市民の切実な要求を取り上げ実現に全力を尽くされました。門真市駅前の「パチスロ店」出店の断念や門真南高校跡地への「市民プラザ」開設の大きな力となりました。介護保険制度導入以来くすのき広域連合議会議員として、保険料減免制度創設など、制度改善を強く求めてこられました。
     議員団では幹事長として中心的な役割を果たされました。日々の相談活動では、市民の悩みや願いなどに心を寄せ、その解決に全力を尽くされました。
     また、アレルギーで苦しむ子ども、お母さんの拠り所として「門真アレルギーを考える会」を結成し、17年間活動してこられました。
     50歳のときに乳がんの手術を行い、再発を繰り返す中でがんと闘ってこられました。
     党議員団は、中西みよ子さんの遺志を引き継ぎ、市民のくらし優先の門真市政の実現と、憲法9条改悪ゆるさない闘いに全力を挙げて取り組みます。

    公園に砂場囲い、安心して遊べます―吉松正憲議員

    城垣公園砂場囲い.jpg 市内公園の砂場は、ちいさな子どもたちにとって、楽しい遊び場ですが、近年、犬や猫の糞が砂場にも見受けられることが多くあります。衛生上はもちろん、楽しい砂場が台無しとなってしまいます。利用者からは、「何とか改善して欲しい」との声が寄せられ、日本共産党議員団として砂場囲い設置を要望していました。
     今回、城垣町公園で設置工事がおこなわれ、子供たちのにぎわいが戻ってきており、保護者のみなさんから、たいへん喜ばれています。担当の地域整備課は、「地域の要望等も踏まえ、対応していきたい」との考えを示しています。

    「アメリカ社会に近づく日本・・・ヨーロッパの医療制度を見習って!」―映画「シッコ」上映会に600人

    08[1].4.12シッコ上映会・講演.jpg 4月12日(土)門真市のルミエールホールで、アメリカの医療問題を取り上げたドキュメント-映画「シッコ」の上映と薬害肝炎訴訟大阪原告団代表の桑田智子(さとこ)さんの講演会を、映画「シッコ」守口・門真上映実行委員会が開催し、約600人の参加がありました。
     4月から実施された「後期高齢者医療制度」は、なお一層の負担増と医療差別の導入であり、その内容が余りにもひどいと「中止・撤回」の声が広がっています。
     そのような中、社会保障を学ぶ場と「後期高齢者医療制度・中止・撤回」の運動をなお一層地域に広げ命とくらしを守る運動を進めていく場として、実行委員会を立ち上げ、上映と講演会に取り組まれました。

    C型肝炎患者の全面救済を!

     当日、橋本忠雄実行委員長のあいさつで始まり、次の講演では、桑田智子さんが、訴訟の目的は、薬害だけではなく、肝炎治療の体制確立と薬害再発の防止が目的であると訴えました。
     また、第1子出産時に、フィブリノゲン製剤を投与されC型肝炎に罹患したこと。それから今までのとりくみをお話されました。

    民間保険会社の弊害が浮き彫りに

     「シッコ」の映画は、アメリカは保険制度がなく民間の保険会社が、保険の決定だけではなく、治療内容まで決定している事、お金がなければ十分な治療が受けれないことなどがインタビューを通じて明らかになっていました。 

    誰もが安心出来る医療制度にして

    また、イギリス・フランス・カナダの医療制度も取材されていました。
     参加された方からは「アメリカ社会に日本がだんだん近づいている。なんとかしなくては」「イギリスやフランスが出来ているのになんで日本できないのか」などの感想がありました。
     「後期高齢者医療制度中止・撤回」の運動を広げ、アメリカに追随するのではなく、誰もが平等に、安心して罹れる医療制度にしていきたいと思います。