[2005.5.15] -[門真民報]
「市民こそ主人公の住みよい門真市政をつくる会」(略称「つくる会」)は、現在「こんな門真がいいなアンケート」に取り組んでいます。
既に約四百人の方から郵送などで様々な声が寄せられています。
昨年の守口市との合併問題についての問いでは、白紙になって「よかった」が82%、「残念」が7%と10倍以上となっています。
門真でも住民投票で約9割が合併に反対の意思を示したことが出口調査で明らかになっていますが、現在でも白紙になって「よかった」が圧倒的多数となっています。
住民投票が開票されなかったことについては8割が「開票すべき」との結果となっており、現在投票用紙の開示を求める運動も取り組まれていますが、その正当性が浮彫りとなっています。
守口との合併問題が白紙になったことをどう思いますか
門真では住民投票が開票されなかったことをどう思いますか
「あなたは門真が好きですか」の問いには「大好き」「まあまあ好き」で72%、多くの市民が門真について愛着を感じています。
「住みつづけられる」まちづくりが、ますます求められています。
あなたは門真が好きですか
「門真市に力を入れて欲しい」ことのトップ3は医療、介護、国保の対策となっています。
社会保障制度が国の悪政によってどんどん切り捨てられていることの反映です。
地方自治体がきっちりとこのような現状について国にものを言い、悪政の防波堤として市民の暮らしを守る施策を推進することが強く求められています。
門真市に力を入れて欲しいことは何ですか
あなたは、どんな市長を望みますか
・ 若くて行動力のある人
・ 市民の声を聞いて門真の将来を一緒に考えて話し合いのできる人
・ 市民の暮らし、命を一番に考え何事も情報公開し又とにかく大企業や財界とはいっさい癒着していないクリーンな人。
オール与党の中からの市長はもうごめんです
・ 市民と密着した市民の心がわかる人。
今何が必要か不必要かが判断できて分かっている人。実行力のある人
・ 門真住民とともに考え、住民のために働いてくれるような市長を希望。市長になるまではいい事ばかりを言い、なったとたんに市長風を吹かせ、自分だけのために働く市長は要らない、今の市のように・・・。
住みよい門真、住民のために働く市長を希望
5月3日、門真憲法を考える会主催の「憲法記念の集い」―幣原喜重郎の功績をふりかえる―が、ルミエールレセプションホールで開かれ、70人が参加しました。
市内在住の音楽家・吉田実氏によるビオラ演奏がおこなわれたあと、脊戸隆市職労委員長が、「憲法制定に深くかかわった時の総理大臣・門真出身の幣原喜重郎の功績を改めてふりかえり、平和憲法を考えようと集いを開いた」と主催者あいさつをおこないました。
つづいて、若者たちによる、幣原喜重郎を主人公にした紙芝居が披露されました。
「戦前、共産党員などが弾圧を受ける中で、幣原が国会でたった1人大政翼賛会に入らなかった」ことや、憲法制定にかかわって9条を入れることでマッカーサーに食い下がったことが、1951年の米上院外交委員会の記録に残されていることなどが紹介され、大変興味深いものとなりました。
ひとことメッセージでは、原爆被害者の会、全教かどま教組、年金者組合門真支部、退職教職員の会、青年の代表がそれぞれ、憲法への熱い思いを語り合いました。
また、事務局の酒井氏より、「幣原の発言ややってきたことを知らせる。
本日上演された紙芝居をいろんなところで上演するなど、過半数を超える『憲法を守ろう』の声を集める壮大な運動をすすめていこう」とのよびかけがおこなわれました。
さいごに、日本共産党の吉松正憲議員が、「憲法改悪の動きがかってなく強まっており、この門真から、すべての国民に語りかけていく壮大な運動をはじめましょう」と閉会のあいさつをおこないました。