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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1524(2004年5月2日付)

    [2004.5.2] -[門真民報]

    安心して子育てできる門真のまちに=実効ある「次世代育成支援行動計画」を


    国は、03年7月に「次世代育成支援推進対策法」を制定しました。同法の「行動計画」策定にあたって、門真市は1月、市民の子育てに関する生活実態や意見などを把握する市民意向調査(アンケート)を実施し、今回、報告書をまとめました。(調査対象0才~中・3まで3750人、回収率約54%)

    子育て中の親(就学前・小中学生)が、一番望んでいることは、子育てや教育費用の軽減です
    アンケートでは行政に対して次のことを求めています。
    (1) 医療負担の軽減のため、各種助成の充実
    (2)保育所、幼稚園の保育料の軽減
    (3)出産費用や児童手当等の経済的な支援となっています。

    共働きにとって安心して働けるように、望まれる子育て支援を
    (1)望まれる保育所増設
    保育所を利用していない理由の中に保育所の定員に空きがない方が90人もいます。そして子供を預けたい理由別では、「現在就労している」「就労予定がある又は求職中である」人などが多数を占めています。

    (2)切実に求められる病児保育
    保育所、幼稚園、認可外保育施設を利用している人で、1年間に81.4%もの多くの人が、子供が病気で保育施設を休んだことが「あった」と回答しています。またアンケートでは子どもが病気した時に、仕方なく子連れで仕事をした・子どもだけでで留守番をさせたなどという回答もあり早急に病児対策が望まれます。

    (3)公立保育所での延長保育が求められる。
    公立保育所では現在6時半までですが、利用したい時間帯で19時台が9.6%となっており時間延長の必要があります。

    (4)求められる学童保育・ふれあいの「土曜日の開設」「時間延長」
    ふれあい活動・留守家庭児童会への要望の項目では、「学年延長」66.7%、「時間延長」51.9%となっています。

    (5)仕事と子育てが両立できる職場環境の要望が強く、各事業所での実効ある行動計画が求められています。
    仕事と子育てを両立するために職場環境に求めることは、就学前、小学校ともに、「子どもが病気の際に、看護のための休暇措置の実施」が第1位となっています。次いで「育児休業が取得しやすい、職場復帰しやすい環境の整備」「妊娠中、出産後における配慮」となっています。

    子育て不安の解消・子どもがのびのび育つ社会環境が求められている
    (1)救急・夜間医療の充実が求められる。
    子供が急病で、医療機関が見つからず困った経験がある人が38.9%で、時間帯は、休日の夜間が79.5%、次いで平日の夜間57.3%と夜間に困ったとの回答が多くなっています。小学児童調査でもほぼ同じ傾向になっています。
    (2)求められる安心して行ける子供の遊び場
    子どもの遊び場について感じている第1位では雨の日に遊べる場所がない。遊ぶのに十分な広さがないとなっています。中学生でも休日の過ごし方として友達とゲームセンターや店にいるが約26%もおり、児童館や広い公園等が求められています。
    (3)一時保育の必要性が求められる。
    1年間に緊急用(冠婚葬祭、保護者、家族の病気など)で、昼間子育てで困ったが、50.8%と半数以上もあり、「(同居を含む)親族、知人に預けた」が68.7%で最も多く、次いで「父親又は母親が面倒をみた」が、44.5%となっています。
    (4)求められる良好な住宅環境
    子どもを、持ちたくても家が狭いので産めない状況の解消が求められています。
    これらが、市民アンケートの大まかな特徴です。市は、これらをもとに、策定懇話会を年4回程度開催し「次世代育成支援行動計画」を04年度中に策定することになっています。策定懇話会は、学識経験者や関係機関の代表者で構成され、その中に市民公募の方も2名入ることになっています。日本共産党は、このアンケートで出された市民の声が「行動計画」にきちんと反映され、この門真の街が安心して子育てできる街になるよう全力をつくします。

    滑って転びやすい危険な道路鋲除去される

    井上まり子議員・議会で取り上げたことが実現
    昨年9月議会で井上まり子議員は、市民の要望があった大和田茨田線の、つまずきやすい道路鋲の除去、歩道上の電柱の移設、段差解消を求めました。(危険な箇所、道路鋲、段差箇所は現地調査をし可能な限り解消。電柱移設は、関係機関に働きかけていきたいと答弁がありました)この道路には、62個の危険な道路鋲がありましたが、今回、すべて取り除かれ蛍光の白線がひかれました。自転車でよくこの道路を通る打越のAさんは、「この道路鋲につまづいてこけたこともあり、雨の日など滑りやすく危険だった。取れでよかった。」と喜んでおられます。

    ハローワーク門真就職支援センター開設

    大阪労働局は、4月19日からハローワーク門真に就職支援センターを開設しました。雇用保険失業給付を受けているみなさんを対象に設置されたものです。再就職をしっかりサポートするために、完全予約制とマンツーマン制で最高3ヶ月間、週1回1時間程度の相談活動をしています。
    具体的には、
    (1)求職活動に当たっての不安解消、
    (2)自己分析、キャリアの棚卸、
    (3)履歴書、職務経歴書の作成指導、
    (4)面接シミュレーションによる個別指導、
    (5)面接後のフォローアップなどをおこなっています。昨年3月に開設された難波に加え府下に門真を含む4ヶ所が新設されました。取材した門真の就職支援センターには、20~30代の方だけでなく50代の方も登録をしています。4月19日から4月26日までの期間に42人の方が登録しすでに数人の再就職が決まったと説明を受けました。詳しくは、ハローワーク門真へお問い合わせください。

    「野菜がたっぷり・いろいろ工夫しているね」=学校給食をよくする会が給食試食会開く

    24日、南部市民センターにおいて「学校給食をよくする会」が、給食試食会を開き中西議員が参加ました。
    まず、学校給食をよくする会より、「門真の学校給食は、食材は極力低農薬・無農薬・無添加のものを使っていること、カレーなどは粉から炒める・だしは昆布とかつおぶしとるなど手作り給食を行っていること。残念ながら中学校が7校中6校までが民間の給食会社に委託されていること」などが報告され、その後、給食を試食しながらなごやかに懇談しました。当日は、新1年生の家族がほとんどでしたが「いろいろ考えていることにびっくり。どれを食べてもおいしかった」「家でつくってないもを学校給食でやってくれている」「今日の試食では、野菜をたっぷり使っている。家ではなかなか食べてくれないので、助かる」「ぜひ自校直営を守ってほしい」などの感想が出されました。