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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2129(2016年8月14日号)

    [2016.8.12] -[門真民報]

    野党と市民の共闘さらに

    日本共産党創立 94周年記念講演会

     

     

     日本共産党は5日、党創立94周年記念講演会を開きました。志位和夫委員長が「野党と市民の共闘と、日本の政治の展望」と題して講演を行いました。
     参院選の結果について、野党共闘の勝利と日本共産党の躍進という二つの大目標にてらして、全体として大いに健闘したといえる成果を収めることができましたと述べました。
     全国規模で初めて現実のものとなった統一戦線が「まだ始まったばかりで、さまざまな未熟さを抱えていますが、大いなる未来を持っている」と指摘。「野党と市民の共闘をさらに前進させるために、あらゆる知恵と力を注ぎましょう」と呼びかけました。

    野党共闘攻撃、共産党攻撃とのたたかい

     参院選での野党共闘攻撃、日本共産党攻撃の全体を振り返り、「重要なことは、私たちが攻撃に対して正面から断固として反撃することによって、相手の思い通りの結果にはさせなかったことにある」と指摘。「今回の前進は、かつてない激しい野党共闘攻撃、共産党攻撃と正面からたたかって勝ち取ったものであるところにとりわけ大きな意義があります」と強調しました。

    安倍暴走政治を止め、政治の転換を

     安倍政権が憲法改定に野党を巻き込むため「改憲先にありき」の策略をとっていることを指摘し、「野党がこうした危険な土俵に引きずり込まれないことが大切です」と強調。「日本国憲法の全条項を守り、平和的民主的諸条項の完全実施をめざす党綱領の立場こそが抜本的対案です」と訴えました。
     「『だまし討ち』の政治は決して長続きしないし、長続きさせてはなりません。憲法、経済、TPP、沖縄、原発、あらゆる分野で安倍政権の暴走を止め、政治の転換をめざすたたかいに新たな決意でのぞもうではありませんか。各分野のたたかいを発展させ、大合流させ、安倍政権を打ち倒そうではありませんか」と呼びかけました。

    野党共闘の課題と展望

     志位氏は、今度の参院選ほど日本共産党の綱領そのものが熱い焦点になった選挙はないと強調。「日本共産党綱領が現実政治の熱い焦点になっているいま、ここにあらためて光をあて、綱領を語り、日本の未来を語り合う運動に大いに取り組もうではありませんか<CODE NUM=00A3>と呼びかけました。
     最後に志位氏は「私たちはいま、その一日一日が新しい歴史をつくる、未踏の領域に足を踏み入れつつあります<CODE NUM=00A3>と強調。「『戦後かつてない』歴史的な大激動の時代を、歴史をつくる主人公として、ともに歩もうではありませんか」と参加者に入党を呼びかけると、会場から割れんばかりの拍手がおこりました。

     

    食の安心・安全を考える

    門真社保協第12回年次総会

     6日、門真社保協第12回年次総会が開かれ、ほりお晴真議員が参加しました。
     第一部では、門真社保協はこの間、50名の個人会員目標を達成し、早期に100名の個人会員目標達成を目指していることや今後「こどもの貧困問題」の具体化、国保の「広域化」の問題などに取り組んでいくことなど活動方針の提案、新役員体制の提案が行われ、全員異議なく確認されました。
     第二部では、「食の安心・安全を考える」をテーマに大阪食糧・農業問題研究所常任幹事の佐保庚生(つぐお)氏の講演が行われました。

     佐保氏は、遺伝子組み換え作物・食品や添加物・輸入食品の安全について「安く大量に生産されるものは自然とは環境が全く違うから注意が必要」とし、「ノルウェーでは遺伝子組み換え鮭について注意喚起を行っている。日本でもしっかりと国民へ周知しなければならない」と強調しました。
     また、お米について「5㎏で2300円くらいのお米を買って食べないと生産者は割に合わない。消費者との関係や作り手が減らないようにしていくためには、国がお米を高く買って安く売るという仕組みが必要。政治は誰のためのものか問われる」としました。

    の安全を心配する世の中はおかしい

     最後に、「食の安全と価格との関係でいえば、賃下げがこれだけやられてきており、働いたら普通に暮らせる社会をつくっていくことや賃上げが必要」とし、「いつから食の安全を心配しながらモノを買うようになったか。そんな世の中はおかしい」と憤りました。

     

    中越沖地震の教訓を活かした柏崎市の防災公園を視察

    亀井あつし議員

     4日、亀井あつし議員は、 3年間に 2度の地震に見舞われた教訓を生かした防災公園整備事業に取組む、新潟県柏崎市の視察をしました。
     現地視察をした、(柏崎)駅前公園は、震災を教訓に災害時の一次避難場所や広域避難場所を有する防災拠点として位置付け 12年 7月からリニューアルオープンしました。
     具体的機能として、かまどテーブル・ベンチ6基、災害用トイレ20基(健常者用トイレテント 16セット、障害者用テント4セット)、防災機能付きあずまやなどとなっています。
     震災の教訓から、屋外や車中泊をする避難者を想定し、テントが267張、1025人の収容可能な芝生の多目的広場。513台収容できる駐車場が設置されました。


    テーブル部分を取り外すと、かまどに早変わりします。(写真中央)


    幕を張ると避難テントになる「あずまや」。5箇所設置が可能です

    マンホール上に置かれた台座とトイレ用テント(写真中央の楕円形)

    住民と話し合い造成、えんま通り「なないろ公園」

     名前の由来は、中越沖地震が発生した7月 16日を「なないろ」と読み替え、地震を忘れることなく、復興と更なる飛躍を目指すという意味を込めて名づけ、 13年3月に一般開放しました。
     同公園は、廃屋となっていたスーパー跡地の有効利用をしています。
     えんま通り復興協議会が、まちづくりに活用できる、防災機能を有した施設整備という方針をたて、行政と共同して取り組みました。
     園内には、防火水槽、手押し井戸、かまどベンチ、あずまや、防災倉庫などが設けらています。

     

    公民館審議会委員に「家庭教育の向上に資する活動を行う者」がいなくて大丈夫?

    教育委員会定例会(7/29)・「点検・評価検討委員会」(8/2)

     7月 29日、門真市教育委員会第7回定例会が開催されました。
     定例会の議案は、次期(2016年8月1日~18年7月31日までの2年間)社会教育委員と公民館運営審議会委員の委嘱について、小中学校の17年度使用教科用図書の採択・拡大図書(視覚障がいのある児童・生徒使用)の採択についてでした。
     16年6月30日で委員の任期が満了となるため新期委員の委嘱がおこなわれた公民館運営審議会委員には、条例の組織である「家庭教育の向上に資する活動を行う者」が、前期は3名いたのが新期では1人も配置されておらず、不都合がおきないのか心配です。
     今年度から、公民館・文化会館も指定管理に委託され、委託会社に丸投げとならないよう、社会教育委員や公民館運営審議会委員の役割は重要です。本市の文化が後退することの無いよう注視していきます。
     小中学校の教科書採択については、採択後5年間使用することが政令の中で決められており、17年度も小学校は 15年~、中学校は 16年~の同一の教科書を使用することが確認・決定されました。

    少人数学級のさらなる改善が必要

     また8月2日には、第2回門真市教育委員会点検・評価検討委員会が開催されました。 点検・評価の目的は、教育に関する事務の管理や執行状況を点検・評価することによって重点化を図るべき分野の明確化、市民が求める質の高い教育の提供、教育行政に対する市民の信頼性の向上を図るためとなっています。
     今回は、前回の委員会で各項目について議論し委員から出された意見等を反映させ修正したものを確認・調整するというものでした。
     意見・要望では、今回も少人数学級の評価がなされ、さらに改善するという視点で実行するよう、また、図書館司書の配置については、配置校の増加に取り組んでほしいとなっています。
     全学年での少人数学級と全小中学校での図書館司書の配置が待たれます。各委員会の傍聴は議員団から豊北ゆう子議員が行いました。