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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2127(2016年7月31日号)

    [2016.7.29] -[門真民報]

    大阪府議会門真市補選で吉松正憲氏が健闘
     参院選比例票・前回の府会選挙票上回る

    24日、大阪府議会門真市補欠選挙(定数1)が開票され、日本共産党の吉松正憲氏は、健闘しましたが及びませんでした。
     吉松氏は、5,788票、得票率 14.4%を獲得しました。
     これは、先の参院比例票に比べて、1092票増、率で5.16ポイント上回りました。
     吉松氏は、くらしの願い実現の立場から、日本共産党の役割、政策、松井知事の退職金ゼロなど維新政治のウソとゴマカシの「身を切る改革」問題などについて、正面から訴えました。

    門真市長選の結果

     園部市長の死去に伴う門真市長選挙については、大阪維新の会新人で前府議の宮本一孝氏( 45)が、当選しました。
     日本共産党も参加する「住みよい門真をつくる会」は、維新政治を持ち込ませない立場から、今回は候補者を擁立せず、自主投票としました。(2面に声明を掲載)

    願い実現にこれからも頑張ります

    吉松 正憲

    「 維新府政の8年間、機構いじりばかりで、市民のいのちやくらしにかかわる切実な声が無視され続けて来たのではないか」と府政の流れを変え、35人学級、こども医療費無料化、国保料引き下げなどの市民要望実現と門真市の独自の課題の解決を訴えました。選挙戦を通じて、市民の中に同じ思いがあることを強く感じました。今後も、府政への要求運動を強め、市民の願い実現に力をつくします。結果として、維新市政が誕生しましたが、こどもの貧困対策、人口減少対策、市民のいのちとくらしをどう守るのか、29億円問題など維新市政にきびしい課題が突き付けられたともいえます。市政を厳しく見つめ続け、市民の願い実現に引き続き奮闘するものです。

    市長選の開票結果

      川本 まさひろ 16219
    当 宮本 一孝   24004

    府議補選の開票結果

      吉松 正憲   5788
      大西 康広 13710

    当 泰江 征樹 20739

     

    門真府会議員補欠選挙の結果について

    2016年7月 25日 日本共産党門真市委員会

     7月 24日投開票でおこなわれた市長・府会補欠選挙は、維新政治の持ち込みは許さないという目標を掲げてたたかいました。しかし残念ながら「おおさか維新」の市政、府会議席を食い止めることは出来ませんでした。
     日本共産党吉松正憲候補は、5788票( 14.4%)を獲得しました。得票数・率とも参院比例の4696票( 9.22%)、前回府会議員選挙の5420票( 13.7%)を上回る前進を勝ちとったことは重要です。しかし、門真市民の願いを実現させる確かな力・日本共産党の議席を獲得できなかったことは、悔しく残念です。
     日本共産党にご支持をお寄せいただいた有権者のみなさん、猛暑の中で奮闘された支持者、後援会員、党員のみなさんに心からのお礼を申し上げます。
     選挙戦では、大阪維新の会の松井代表を先頭に、「自共の野合」などと口汚い攻撃に対し、いつわりの「身を切る改革」で府民サービス切捨ての維新政治とたたかいました。吉松候補は、くらしの願い実現に奮闘する日本共産党の役割、政策、維新政治の門真市政への持ち込みを許さないと、正面からたたかいぬきました。この訴えが多くの市民に期待と共感を広げ、選挙での得票増につながりました。
     選挙の結果は、維新政治への「白紙委任」を与えたわけでは決してありません。私たちは、これからも市民のみなさん、支持者や党員のみなさんのご意見に耳を傾け、しっかりと教訓を引き出し、今後のたたかいに生かし、地方自治体の役割であるくらしをよくする府政、門真市政にするため全力をあげていく決意です。
     私たちは党の自力の問題を痛感しています。今回の貴重な結果は、立ち上がった党員と支持者のみなさんの猛奮闘によるものですが、選挙勝利のためにやるべきことをやりきれずに開票を迎えたことも事実です。
     市民の共闘をさらに発展させ、日本の政治を変えるうえで、日本共産党の果たすべき役割は、ますます大きくなってきます。私たちは、今日の情勢が求める強く大きな党をつくる仕事に、新たな意気込みでたちあがる決意です。

     

    広範な市民のみなさんと共同し
    市民が主人公の市政実現へ

    「住みよい門真をつくる会」が、市長選挙の結果について声明を発表

    門真市長選挙の結果について

    2016年7月25日
    住みよい門真をつくる会
    代表委員 前田 美子

     7月24日投開票の門真市長選挙は、大阪維新の会公認で前府議の宮本一孝氏が24,004票を獲得し、16,219票を獲得した無所属で前副市長の川本まさひろ氏を破り初当選しました。
     府議会議員補欠選挙も大阪維新の会公認の泰江まさき氏が初当選しました。
     今回の選挙は、園部一成市長の急逝に伴い実施されたもので、「住みよい門真をつくる会」は、6月21日に「①門真市へ維新政治を絶対に持ち込ませない。②「29億円問題」に見られる税金無駄遣いのまちづくりからの転換を目指すという立場で、国の悪政の防波堤となって市民の暮らしを守る市政、市民が主人公の市政実現のために、広範な市民のみなさんとともに市長選挙に取り組んでいく」ことを明らかにしました。
    また、7月4日には「みなさんから寄せられたご意見を踏まえ、何よりも『維新政治を門真に持ち込ませない』との立場を重視し、今回の市長選挙の候補者擁立を見送り『自主投票』とする」との立場を明らかにしました。
     選挙中の対話のなかでは、「なぜ独自候補を擁立しないのか」「無所属だが自民党の候補者をなぜ応援するのか」などの意見が寄せられる一方で、「維新政治を持ち込ませないことが第一で、よく決断した」との声も寄せられました。
     選挙戦は一騎打ちとなりましたが、「会」が候補者擁立を見送り自主投票としたことを維新陣営は、「反維新で共産党と自民党が野合・談合している」との攻撃を加え、維新政治の問題点が十分に争点とならず、偽りの「身を切る改革」の本質を浸透させることができませんでした。
     また、住民訴訟となっている旧ダイエー跡地をめぐる「29億円問題」についての考えを宮本氏は選挙中一度も語ることはなく、今後の対応が注目されます。
     維新政治が門真市に持ち込まれることで、市民サービスや公的責任の後退などが危惧されます。
     「会」として今後の市政運営を注視し、構成団体との連携を強めるとともに、広範な市民のみなさんと共同し、国の悪政の防波堤となって市民の暮らしを守る市政、市民が主人公の市政実現のために力をつくします。

     

    恣意的な区域設定でなく、住民合意の計画策定が求められる

    「門真市立地適正化計画(素案)の方向性」に関するパブリックコメント

    門真市が、今年度策定予定の「門真市立地適正化計画」について、「門真市立地適正化計画(素案)の方向性」に関するパブリックコメントが8月1日から31日まで実施されます。
     「立地適正化計画」とは、「近年の人口減少や高齢化を背景として、高齢者や子育て世代にとって、安心できる健康で快適な生活環境を実現することが大きな課題」として、「医療・福祉施設、商業施設といった都市機能や居住といった生活サービス機能を計画的に誘導」するための計画で、「都市機能誘導区域」と「居住誘導区域」を設定するとしています。

    検討過程が市民にオープンになるよう議会で求める

     党議員団は、議会で立地適正化計画策定について「野方図な大型店の出店などを規制する仕組みが弱く、住民生活への配慮も不十分、特定用途誘導地区における容積率の緩和は、高層ビルが乱立する無秩序な都市再開発、まち壊しを誘発すると国会でも問題点が指摘された都市再生特別措置法の一部改正に基づくもので、駅周辺の再開発によるまち壊しが危惧され、住民合意による計画策定が求められる」とし、「都市機能誘導区域」と「居住誘導区域」の設定にあたっては、「直接的な国の財政支援もあることから、指定の有無によって土地利用や土地価格に大きな影響を与え、特定の開発会社のための恣意的な区域指定とならないよう、住民監視・住民合意でのもとで進めなければなりません。区域の設定に当たっては、このような指定の検討過程が市民にオープンにされるのか、住民監視・住民合意なく区域設定をするべきでない」と指摘してきました。
     こうした経過の中で、市民意識調査結果を参考資料として添付し、「方向性」についてパブリックコメントを行うものです。
     今回の区域設定は、市街化調整区域や工業地域などを除く市域のほとんどを「居住誘導区域」に設定し、「都市機能誘導区域」については駅周辺及び南部拠点周辺を設定することとしています。
     引き続き党議員団として、恣意的な区域設定でない住民合意の計画策定を求めます。