[2005.5.29] -[門真民報]
17・18日、臨時議会が開催され、議長をはじめとした議会3役の選挙がおこなわれ、議長に中井悌治氏(緑風クラブ)、副議長に吉松正憲氏(日本共産党)選出され、監査委員に今田哲哉氏(緑風クラブ)氏が選任されました。また、各常任委員会・派遣議会委員や役員の選出も合せて行われました。
21日、ルミエールホールで「住みよい門真をつくる会」は、河原林まさき弁護士とともに「市民参加の新しいまちづくり大集合」を開催。320人が参加しました。オープニングではジャズ演奏をバックに、「門真発見の旅」のスライドが上映されました。
次に、福田英彦議員が門真市政の問題点について
(1)合併問題について反省も、責任もとらない市長の姿勢
(2)施設改善なしで利用料徴収の学童保育などについて5項目わたってスライドを使って指摘しました。
ひとこと言わせてコーナーでは、南野口・環境を守る会のNさんは「第二京阪道路公害調停の弁護団をしている河原林弁護士は、不正に対して敏感、信頼のおける人」「公害道路は困る。是非、市長になって欲しい」。
また学童保育運動にたずさわってきたTさんは、「放課後、子どもたちを預かってもらう「ふれあい学級」は、毎日来れる子が対象。
塾に週2日行っているという理由で入所拒否され、門真市に対し不服申し立てを起こした。
その時の弁護団長をしてくれたのが河原林さんでした。
直ぐに住民側にたってくれる市長さんを」。
弁護士仲間の豊島弁護士は「河原林さんは、柔軟さがあり押さえるところは押さえる。市長としてふさわしい。
『勝手に応援する会』結成に20人超える弁護士が集まった弁護士が20人集まるのは大変なことです」と河原林さんが信頼できる人である一端が紹介されました。
次に河原林まさきさんより、「まちづくりや市政のあり方について
(1)『だれもが安心して暮らせるまち』
(2)『潤いと活気のあるまち』を実現したい。 そして、その前提となる市政のあり方として
(3)『風通しのよい市民に開かれた市政』が求められ、子育て世代にとっても、お年寄りにとっても住みやすいまちをつくり上げたい」と決意をのべました。
河原林夫人のグロリアさんからは「主人は約束を守る人です」と紹介がありました。
河原林さんは、サックス演奏で「星に願いを」の曲を披露。「何でも出来る人なんやなあ」と参加者から驚きの声が聞こえました。
最後に「『住民投参加さんかのまちを』のステッカーを拡げましょう」とアピールがありました。
施設改善なしで利用料徴収の学童保育
プレハブで傷んだ学童保育施設(利用料月額3500円)
施設も充実の放課後児童クラブ(利用料月額4500円)
現在の学童保育施設はプレハブで傷み、トイレが使い難い所も。
空き教室使用の「ふれあい」と比べても不十分です。
今年度から開設の放課後児童クラブの施設は充実したもので、利用料は4500円。
しかし施設改善もなく学童保育も3500円を徴収。
無駄な土地購入、活用されない土地
いつもガラガラの教育委員会横駐車場
ほとんど使われず利用計画もない保健所跡地
一昨年、突然駐車場用地を現在ある駐車場を十分活用することなく1億8000万円もかけて購入。しかし、いつもガラガラです。
有効活用が望まれていた保健所が取り壊された跡地もほとんど活用されていません。
少ない公園、市民が憩えない公園
門真市の1人あたりの公園面積は0.92㎡と畳半分しかありません。また、トイレや手洗場の設置も守口市と比べても極めて遅れています。
これでは安心して子どもが遊べ、市民が憩える公園とは言えません。