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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2126(2016年7月17日号)

    [2016.7.15] -[門真民報]

    改選倍増6議席獲得14議席へ

    野党共闘11選挙区で勝利

     野党と市民が共闘し、安倍・自公政権と対決する歴史的な選挙戦となった参議院選挙は、10日投開票されました。
     「自公と補完勢力」対「4野党プラス市民」という対決構図が鮮明となった、戦後かつてない選挙となりました。
     日本共産党は改選3議席を倍増させ6議席を獲得し、非改選と合わせて14議席となりました。

    比例601万票、党史上2番目の得票

     比例代表選挙で日本共産党は601万票(得票率10・7%)を獲得し、市田忠義、田村智子両副委員長、大門実紀史、岩渕友、武田良介の各氏が当選しました。得票数は、前回2013年の約515万4000票(同9・6%)を超え、参院選としては、1998年(約819万5000票)に次ぐ党史上2番目となりました。

    共闘効果発揮、新たな連帯のきずな

     全国 32の1人区では、日本共産党など4野党が擁立した野党統一候補が11の選挙区で、自民党との接戦を制しました。非自民候補が2勝にとどまった前回 13年(1人区=31)を大きく上回りました。
     多くのところで、無党派層の6割、7割の得票を獲得し、「1+1」が「2」ではなく、それ以上となる「共闘効果」が発揮されました。このたたかいの中で、他の野党や市民のみなさんとの間で新しい連帯のきずなが生まれました。
     日本共産党は、改選数2以上の複数区の内、東京選挙区(改選数6)で山添拓氏が初当選し、前回 13年に続いて議席を獲得しました。
     前回議席を得た大阪では、わたなべ結氏が当選には及ばなかったものの前回並みの得票となりました。

    今後も、市民と野党が手を携えて

     自民党は、単独過半数57に届かなかったものの、自民・公明両党で70議席を得て、非改選と合わせ146議席となりました。その結果、おおさか維新の会なども含めた改憲勢力が改憲発議に必要な3分の2を占めました。一方で、福島、沖縄では現職2閣僚が落選し、沖縄では衆院小選挙区、参院選挙区のすべてで自民党は議席を失いました。

     

    今後証人尋問も検討、裁判はいよいよ核心部分に!

    「29億円問題」住民訴訟、第14回口頭弁論

     門真市が光亜興産らに支払った 29億円もの建物除却補償が問題だとして起こされている住民訴訟の第 14回目の口頭弁論が大阪地裁で開かれ、福田議員が傍聴しました。
     原告からは、問題の経過を時系列で説明し、文書送付嘱託等でこの間明らかとなった事実関係を踏まえた準備書面が提出されました。
     これを受け、裁判所からは、被告側も時系列で整理したもので、認否や反論についてまとめるよう求めました。
     双方の主張もほぼ出揃い、今後証人の尋問も検討していくことになりました。
     門真市は、公共用地が必要であったにもかかわらず、あえて光亜興産らに土地・建物を買わせて、何の価値もない除却予定だった建物に、29億円もの建物除却補償を支払ったことが不法行為かどうかかどうかが争点だとの認識が裁判所から示され、双方がその点について立証するということで今後の証人尋問も行っていくとの考えも併せて示されました。
     裁判では、いよいよ核心部分を明らかにしようとしています。
     今後も注視していきます。

     

    環境悪化が危惧される淀川左岸延伸部門真ジャンクション

    2016年度 第1回門真市都市計画審議会開かれる

     11日、2016年度第1回門真市都市計画審議会が開かれ、豊北ゆう子議員が出席しました。
     議案は東部大阪都市計画道路の変更について大阪府から門真市長に意見を求められているもので、本審議会はこの件を市長より諮問され答申するものです。
     変更の内容は、淀川左岸線延伸部大阪門真線580メートルを追加し(資料)、門真ジャンクションに係る幹線道路と自動車専用道路(大阪枚方京都線)のの位置変更です。
     説明では、1日の車の通行量は、3万~46200台の見込みといいますが、今でも6万を超えているので、もっと増えることが予測できます。門真ジャンクションは、地下トンネルから抜けてきた車が第2京阪など高速道路部(高さ 20メートル)に一気に駆け上がるため、エンジンを思いっきりふかすことになり、その際に出る排気ガスで環境の悪化が危惧されます。豊北議員は、このジャンクションがつくられることで、環境への影響についての認識を質しました。

    PM2.5の測量を評価項目に

      豊北議員はこの事業の環境影響準備書では、自動車の排気ガス等に含まれる物質でぜんそくや気管支炎、また肺がんのリスクの高上も考えられるPM2・5の測量がされるのかを質すと、現在PM2・5の予測手法等が確立されていないため予測評価はしないが、今後の開発等の動向を踏まえて必要な対応をおこなうことになっているとのことでしたが、現状ではしないということです。
     議案の採決では、豊北議員は環境悪化につながることから反対しましたが、賛成多数で「異議なし」と決議されました。
     その後、会長から環境に対して心配があることを地元自治体として審議会の付帯意見を出した方がいいと思うがと提案されましたが、議会選出委員から「今回は一委員の意見でいい」との発言等で、審議会としては出さず、一委員の意見となりました。
     報告案件では、防災街区整備地区計画の決定と門真市立地適正化計画骨子(案)について説明がありました。

     

    「農業のあるまちづくり」アンケート、府農業会議より農業委員会に依頼

    亀井あつし議員が出席

     5日、門真市農業委員会総会が開かれ亀井あつし議員が出席しました。
     大阪府農業会議より、農業委員会に対して「かけがえのない農地と担い手を守り、活かす大阪農業リフレッシュ運動(仮称)」に係るアンケート調査の依頼がありました。
     同アンケートは、6月 13日に閣議決定された都市農業振興基本法を踏まえたもので、「農業のあるまちづくり」について各農業委員の声を聞きとることを目的としたものです。
     具体的な農業振興について、①特に力を入れるべきこと、②誤解に満ちたメディアの報道が多い中、非農家の方に農業を理解してもらう方法について、③農業従事者の税制に対する要望など 14項目の設問と記述欄となっています。
     亀井議員は、「都市の農地・農業は、良好な住環境を備えたまちづくりに不可欠。農業予算の増額、施策の充実」「(運動の推進に当たっては)農業委員会で充分な議論の場を設けて欲しい」と記述欄で要望しました。

     

    原水爆禁止国民平和大行進が門真入り

     5日、原水爆禁止国民平和大行進が門真に入り、党議員団が参加しました。
     原水爆禁止国民平和大行進は「核兵器のない世界を」と核兵器廃絶を訴えて、文字通り全国を歩く行進です。

     

    守口市門真市消防組合議会臨時会

    豊北ゆう子議員が副議長に選出

     7日、守口市門真市消防組合議会臨時会が開催され、豊北ゆう子議員が出席しました。
     臨時会では、新しい議長に守口市の西田雅美議員、副議長に豊北ゆう子議員が選出され、また監査委員には守口市の池嶋一夫議員が選任されました。
     その他の案件では、①公平委員会委員の選任、②議案第8号「非常勤の職員の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例案」③議案第9号「消防職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案」の審議が行われ、いずれも全会一致で可決されました。