[2005.6.5] -[門真民報]
「市民こそ主人公の住みよい門真市政をつくる会」は5月29日、事務所びらきを行い、市民や労組の代表など200人が参加しました。
太鼓集団「鬼河原」による勇壮な太鼓でのオープニングの後「つくる会」を代表し、けいはん医療生協理事長の石橋章一さんは「今回の市長選挙は市民の関心が高く様々な市民の皆さんの要求に応えられるものにしたい」と挨拶を行いました。
続いて日本共産党前参議院議員の宮本たけし氏が挨拶、「弱いものの権利を守る弁護士。
住民投票の先頭に立った河原林さんでこそ住民参加のまちづくりすすめられる」と訴えました。
次に「大阪市民ネットワーク」代表の藤永の延代さんから「大阪府のゼネコンの談合問題で、情報公開にすばらしい活動された河原林さんといっしょに市民のための市政を」と訴えがありました。
また、大阪自治労連の町田豊治委員長は「地方自治体を民主的にしなければ暮らし守れない。
自治体労働者として頑張りたい」と激励の挨拶を行いました。
つづいて挨拶に立った河原林まさきさんは「中小商工業者を含む全ての市民のための市政を実現できるのは私しかいない。
今回の市長選挙は、市民不在の市政から市民に開かれた市政に変える大きなチャンス。
昨年の住民投票では市民の熱意が示された。
誰がなってもいっしょというあきらめの意識を払拭したい。
地方自治の発展と門真のすばらしい未来の実現のために頑張りたい」と決意を述べ、会場は大きな拍手につつまれました。
この後、「オサケーニョス」によるフォルクローレの演奏、門真民主商工会、新婦人門真支部から贈り物が手渡されました。
最後に「つくる会」事務局次長の酒井則行さんから「広い事務所が狭くなるような支援を」とお礼の挨拶と訴えを行いました。
決意を述べる河原林まさき弁護士
多くの市民が駆けつけた「つくる会」事務所びらき
あなたは、どんな市長を望みますか
〇記憶は確かかわかりませんが、私が小学校の頃から同じ市長のような気がします。良くなったのか悪くなったのか実感しないと言う事は悲しい事です。
私は、新しい若い力を望みます。そして、目安箱とは言いませんが、市民の生の声を聞いて欲しいです。
町の中にはたくさんの声があふれています。
私一人くらいが叫んだっていやって思っている一人ひとりの声に耳をかたむけてくれる市長を希望します。(20代女性)
〇用紙を見ないで市民の声に返答できる自分の意見をもつ市長を望みます。(20代女性)
〇真の意味で、市民側にたって身を削って市政を行う(役人、議員も)そうすればよい方向に進むと思いますが。何期も市長をしない。(30代男性)
〇市民に何でも耳をかたむけて、市民の意見や相談を1つ1つ解決していって欲しいです。
やはり「子育て支援」に一番力を入れて子どもが”安心できる門真にして欲しいです”(30代女性)
〇金のムダをなくす政治。一部の人が利益を得るのでなく、公平な人。(30代女性)
事業者(国土交通省浪速国道事務所)は、第二京阪道路事業予定地内の土壌から検出されたダイオキシン類濃度の詳細調査結果と対策について5月26日、発表しました。
対象範囲を10m×10mの単位区画の中心で試料を採取し行った詳細調査の数値については、下島頭地先の改良工事現場の焼却残渣は、ダイオキシン濃度は最高19ナノグラムで、「廃棄物の処理および清掃に関する法律」(廃棄物処理法)で定められている処理基準3ナノグラムの6倍で、基準値を超えた地点は50地点(全体87地点)となっています。
また、旧表層土については、土壌中のダイオキシン濃度については、15ピコグラム~140ピコグラムで「ダイオキシン類対策特別措置法」で定められている環境基準値を1ナノグラム(1000ピコグラム)を上回った個所がないことから「ダイオキシンは旧表層部までは影響してないことが確認された」としています。
このような結果から、浪速国道事務所内に「第二京阪道路廃棄物対策検討会」(仮称)(学識経験者等で構成)を設置し、周辺環境や作業環境保全について、安全かつ適正な処理方法を検討し、決めていくとしています。そのため、建屋(小型テント・幅10m、長さ20m、高さ6m)で無害化が適性に実施できるかについて事前実証検査を行うとし、その流れは
1.焼却残渣の掘削
2.水密性の梱包袋への詰込
3.運搬車両の搬入
4.運搬車両への積込
5.運搬車両の洗浄
6.運搬車両の搬出となっています。この事前実証実験は6月始めから約1ヶ月の予定で行われます。
05年度国民健康保険料率が決まりました。
医療保険分の所得割、均等割、平等割は昨年度と同じです。
介護保険分の均等割は昨年と同じですが、所得割は昨年の一・九%から一・九五%へとアップしています。(別表参照)
均等・平等割の2割軽減の申請を受付
04年中の世帯全員の所得の合計が「33万円+35万円×被保険者数」以下の世帯では均等割と平等割額の2割の軽減を申請によって受けることが出来ます。
希望者は12回納付で対応
また、新年度より納付期間が6月から翌年3月までの10ヶ月間となり、1ヶ月当りの納付額が高くなります。
この問題点については昨年の12月議会で対応について質し「希望者については4、5月の出納整理期間を利用し、12回の納付書を作成することで協力いただく」との答弁があり、従前どおり12回の納付も可能です。
医療保険分 | 所得割 | 04年中の基準総所得金額×11.5% |
均等割 | 被保険者1人につき 35,000円 | |
平等割 | 1世帯につき 30,000円 | |
介護保険分 | 所得割 | 04年中の基準総所得金額×1.95% |
均等割 | 被保険者1人につき 11,300円 |